名も無き少女の罪と罰 4 虐殺の鬼ごっこ
施設の外で何度も打ち上げられた少女は亡者に捕獲されたまま施設の中に入る。
「いやぁ、もうひどいことしないでぇ…お願い、わたしを自由にしてぇ…」
少女の涙の声は亡者の耳には届いているが無視される。
「「じゆうになりたい?」」
「「みんなからにげられたら」」
「「じゆうにしていいよ」」
少女の言葉に意地悪な笑みを浮かべ亡者達は答えた。
そして、亡者が答えた「みんな」とはすぐに理解した。
「あ。あ…た、助けてくださぃ!! 私、この化け物たちに捕まったんです!!」
おもちゃ箱が横にされ、すべての種族の大人達がいた。
だが、大人達は少女を助けようとせずむしろ武器を持ち殺気だっていた。
「「おとなは、おねいねちゃんをおいかけて」」
「「おねいちゃんは、おとなからにげる」」
「「つかまったら、にげないように。てあし、きりおとして」」
「「バラバラにして~~」」
亡者達の言葉を聞き少女の顔が絶望に染まる。少女一人とこの場にいる大勢の大人達の鬼ごっこ。
つかまれば手足を切り落とされるのを知り少女はおびえながらも大人達に助けの声をあげるが、誰も少女を助けようとしない。
少女は知らないが、もし少女を助けたり逃げられた時は「爆破ごっこ」をすると脅されており、大人達は必死だった。
「「おそとにでたら、ダメだよぉ」」
「「それじゃ、かぞえるね~~30~29~」」
「ひ、ひぃ!!」
地獄のカウントダウンが始まり少女は逃げだす。
巨大な施設の走ると、背後から大人達が追いかけてくる音が聞こえた。
「どこだぁ!! あの女!!」
「クソ聖女みたいに青い髪しやがって!!」
少女のことを誰かと思いながら「殺す」「手足を切り落としただけじゃ気が済まない」と吐き捨てる。何度も施設の中で遊具とされてきた大人達は施設の把握しており、少女は追い詰められていく。
(だ、だめ…もう逃げ場がない…)
そばに開いていた部屋に入り絶望に泣き出す。このまま見つかれば手足を切り落とされるだけでなく、なぶり殺される。絶望の淵に立たされた少女はふと、壁が動いているのに気付いた。
壁を動かすと、そこは隠し通路だった。
孤児院の院長のジンバイが作った隠し通路で、何もしらない少女は通路に入り走った。
「はぁ、はぁ…で、出口だぁ!!」
通路の先に見えた光を見て希望の笑みを浮かべる。
ここを出たら、自分を探しているかもしれない親兄弟に会えるかもしれない。
淡い希望を胸に出口にたどりつき外に足を出したその時。
バシッッン
「んぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
少女は巨大なネズミ捕りにつかまってしまった。強力なバネではじかれた鉄が少女を捕らえ、骨をいくつか砕いてしまった。
「あぁぁぁぁ!! いだぃ、いだぃ!! たすげでぇぇぇ!! いだぃよぉぉぉ!! うぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ネズミ捕りの上で暴れ泣き叫ぶ。そして、少女は亡者達に囲まれてしまった。
「「み~つけた」」
「「だめだよぉ」」
「「おそとにでたら」」
亡者達は怒りながら少女を捕まえているネズミ捕りを取り施設の中に戻る。
「いやぁぁぁ!! 戻りたくない!! はなしてぇ!! お願い、なんでもするから!! 殺さないでぇぇ!!」
このまま大人達に元へ連行されると思い必死に叫ぶ。だが、亡者達は大人達の所にはいかず、拷問部屋に連れていく。
「「おそとにでたおしおき~~」」
「「バラバラのけいぃ~~」」
拘束された少女は磔にされてメスでバラバラにされる。
「ぎゃぁぁぁ!! あ、やめ、うぎぃぃぃぃ!!」
手足を切り落としただけでなく内臓も骨も全てゆっくり時間をかけて切り落としていく。
麻酔なしの解体地獄はある意味大人達になぶり殺された方がマシだった。
「「いのなか、からっぽだね~~」」
「「いろいろいれてみよ~~」」
紫色の劇薬シチューがスポイトを使い、開かれた胃袋の中に注入されていく。
「あがぁ、ぐげぇぇぇぇ!!」
鉄をも溶かす紫シチューは胃袋や内臓も溶かし少女は大量の吐血をした。
大量の血を失い心臓の鼓動が小さくなっていく。このまま放置すれば死んで楽になれるのだが亡者達はピンセットで心臓をつまみマッサージし始めた。
「「まだしんじゃだめだよ~~こきゅ、こきゅ」」
「ぐぇ!! ぐごぉ!!」
心臓が潰れかけながらマッサージをされ少女は息を吹き返す。そして、また激痛に襲われて断末魔上げる。
「「もうにげないように~~」」
「「おしおき、おしおき~~」」
その後も少女は逃げたお仕置きとして解体と蘇生を繰り返し、亡者達に体も心も弄ばれるのであった。




