ジャンヌ孤児院 1 亡者たちによる遊び
100話まで続けれるように目指してます!!
よろしくお願いいたします!!
外道な男ジンバイと奴隷商人が手を組み子供たちから未来を奪ってきた孤児院。
今では子供たちの苦痛や恨みの記憶から生み出された巨大亡者らが、大人たちを使った遊びを楽しんでいた。
「「は~い、みんな!! ごはんですよ~~」」
おままごとで亡者たちの前に座らされている大人たち。人間やエルフ、ドワーフすべての種族の者が恐怖に震えていた。
「「きょうは、おかあさん。すごいのつくったの!!」」
母役の亡者少女が鋼鉄の鍋を出した。中には強烈な臭いを出し怪しい音をした紫色の液体があった。
「ぐぇぇ…」
「な…なんだ、あれは…」
わずかに臭うだけでも目と鼻が刺激され吐き気を催した。
「「シチューだよ!! いっぱい、おたべ!! 」」
紫色の怪しいシチューがおもちゃの皿に盛り付けられ一人一人の前に置かれる。
顔を覆い泣き出す人間の大人。シチューを見て生理的に受け入れず皿を投げるエルフとハーピィ。そして、汚れた液体を見せられ怒りを露わにするウンディーネとドワーフ。
「ふざけんじゃないわよ!! こんな汚い物を出してぇ!!」
「クソがきどもぉ、ブチ殺してやるぅ!!」
ウンディーネの水の魔法が亡者少女に当たり、ドワーフが武器を持って少女の爪をはがそうとする。
「「いやぁぁ~~ご、ごめんなさい!! わたし、こんなのしかつくれないから~~
おとうさん、たすけて~~」」
泣きマネをする亡者少女を見てエルフやハーピィ達は「この巨大な子供は大したことないのでは?」と思いはじめ、紫シチューの皿を投げ捨てた。
「こ、こんな!! まずそうなの食えるわけないだろうがぁ!! 大人をなめるなぁ!!」
シチューを見て泣いていた人間の大人が威張り始め叫び始めた。
その隙に飛んで逃げるエルフとハーピィ。
「「うぁぁぁぁ!! 大人がいじめるぅぅぅ!!」」
「はぁ!! うるせんだよクソがきぃ!! 大人を馬鹿にしたら、どう、いう、ことになるか…」
人間の大人の言葉が濁る。少女の声を聴いて他の子供亡者たちが集まってきた。しかも、全員手に武器を持っている。
「「おかあさんをいじめるやつはゆるさない~~」」
「「たべものをそまつにするおとなは、おしおきだぁ~~」
亡者たちが武器を振り上げ、反抗した大人たちは皆殺しにされた。
逃げていたハーピィとエルフに対して、亡者たちはダーツを取り出し投げる。
「うぁぁぁ、は、はねがぁぁ!! いだぃ、いだぃ!!」
「ぐげぇ、げぼぉ…」
巨大ダーツはハーピィの羽やエルフの胴体を貫き壁に刺さる。
壁には他にもエルフやハーピィ。魔法で浮くことができるウンディーネと人間達が逃げようとしてダーツに串刺しになり壁に飾られ放置されていた。
「「さぁ、おかあさんのシチューをおたべ」」
「「すこし、あついから。きをつけてね」」
殺された大人達は生き返ると磔にされた。
「いやだぁ!!」「そんなの食べたくない」と泣き叫ぶが、激臭の紫シチューを無理やり食べさせられる。
「ぐぇぇぇ!! げぼぉ!! ごほぉ!!」
「がはぁ、げぇぇぇ!!」
紫シチューは強力な強酸だった。顔を溶かしそのまま体や磔も全て溶かしてしまった。
「「おかわりはたくさんあるからね~~」」
「「まさか、かあさんのシチューがくえないわけがないよな?」」
おままごとは続き、大人たちは蘇る。鋼鉄の鍋にはいっぱいの強酸シチューが残っておりそんな毒物食べられるはずがないと大人たちは逃げる。
「「だめぇ!!」」
「「おのこし、はいけません!!」」
すぐに子供亡者たちに捕獲され、逃げた大人たちは強酸シチューの入った鍋の中に入れられ溶けていく。
「ぎゃぁぁ!! は、はなせぇぇぇ!!」
「うぎゃぁぁぁ!!!! くそがきだおもぉぉぉ!!」
「やめぇ、ごごがらだぢでぇぇぇ!!」
鍋に入れられた彼らは骨もの残らず溶けて死んだ。
次に別の大人達がおもちゃ箱から連れ出される。
「あ、あぁぁ…」
あるエルフの男が強酸シチューの激臭に涙して、恐怖で股間を濡らしおびえていた。
この男はエルフ至上主義で差別意識が強くこれまで他種族の子供を見かけては魔法で攻撃するなど子供を傷つけた罪で地獄に堕ちた。
エルフの男は突然お腹を押さえ倒れる。
「え、いや~~そのぉ…そ、そうだぁ。今、お腹が痛いんですぅ!! いたた…」
強酸シチューから逃れるため仮病を使い始めた。
「「まぁ!! たいへん!! いそいで、おいしゃさんにみてもらわないと」」
「え? ちょ、や、やめ…」
仮病を使ったエルフが亡者に捕まえられベッドに大の字で拘束された。
男の周りにはメスやピンセットなど男を解体するための道具がおかれていく。
「や、やめろぉ!! い、いたくなくなったから!! なおったから、た、たすけでぇぇぇ!!」
男はこれから行われる地獄に気づいて鼻水と涙を出し暴れるが、亡者たちは男の腹部に向けメスを向けた。
「うぁぁぁぁぁぁ!!!!! やだぁ、たすけでぇ、やめでぇぇぇ!!」
「「まずはおなかをひらこうか!!」」
麻酔なしで腹部を切開され男の悲痛な叫びが上がる。
以前、少女を健康診断と称してセクハラをしていた偽医者と同様に解体されていく。
「うぁぁぁ!! や、やめろぉぉぉ!! お、おれは、どこもわるくないぃ!! いだぃ!! いだぃ!! だずげでぇ!! だずげでぇぇぇ!!」
「「「あれぇ? いのなか、からっぽだぁ」」
「「もしかしたら、ほかのところもみてみよう!!」」
亡者はもしかしたら他に原因があるかもと手足を切断し、胸骨をピンセットで抜き取り破壊していく。
「ぐべぇぇ、ご、ごろじでぇぇ…ごろじで、くださぃ…」
叫びが助けてから殺して変わってもエルフの男の解体は終わらない。
「「う~ん、もしかしたらあたまかな?」」
「「じゃあ、あたまをかいぼうだぁ~」」
男の頭にメスが入り、中あった物を引きずりだされ男はようやく死ぬことができた。
だが、死んでも天国へは行けず孤児院のおもちゃ箱の中で蘇る。そして、次の遊戯で殺されるだけだった。
この孤児院では生前子供に危害を加えた罪人が集められていた。
強酸シチューで溶けて死んだ大人達も何らかの形で生前に子供に危害を加えたため、この地獄の孤児院に堕とされた。
この孤児院にいる者はジンバイや奴隷商のように子供に危害を加えた者が集められた地獄の監獄でもあった。
「「おままごとあきた~~」」
「「みんな、ぜんぜんたべてくれない~~」」
「「じゃ、つぎは…すごろくしよ~~」」
亡者たちは次に「双六」で遊ぼうと用意し始めた。
もちろん、ただの双六ではなく大人をコマにした恐ろしい遊びが開始される。
マスと線が書かれたマットの上にコマとして人間、エルフ、ドワーフ、ハーピィ、ウンディーネの全ての種族の大人達が乗せられていく。
「なんなの…今度は何をするの?」
「やめでくれ…もう、死にたくない…いたいのはいやだぁ…」
これまで受けた子供たちからの玩具地獄に心をおられスタートに置かれた大人達は泣いていた。
「「すごろくであそぶ~~」」
「「いちばんさきに、ごーるしたら」」
「「そとにでれるよ~~」」
スタートにいた者達は皆、開かれている扉を見た。普段は閉まって決して開くことのない孤児院の扉が開かれ、今すぐにでも駆けようとしたが彼らの前に巨大なサイコロが降ってきた。
「「6だ!! エルフのコマは6ます、すすむ!!」」
エルフの大人の女性が呼ばれ震えた。亡者が指さしているコマを見るが、彼女は扉の方へ走ってしまった。
「いやだぁぁ!! 私は自由になるんだぁ!! もう、こんなところにいてたまるかぁぁ!!」
魔法を使い必死に扉に向かって飛ぶ。だが、次の瞬間には背後から飛んできた大量のダーツに串刺しにされ死んだ。
「「あぁ、エルフのコマ。こわしちゃった」」
「「じゃぁ。べつのこまだす?」
「「でも、またにげられるのいやだ~~」」
「「まだ、コマは4つあるからいいかぁ~~」」
ダーツで串刺しにされたエルフを放置して、残された4種族たちを使った双六が再開され巨大なサイコロが音を立て転がり出た目は6。
「「じゃ、にんげんのコマは6すすんでぇ~~」」
「ひぃ!? あ、あぁぁ…」
人間の女性は串刺しにされたエルフとマスを見て震えながらマスを進んだ。
彼女も整然、生まれた子供の子育てが面倒だからとゴミ捨て場に遺棄した罪があった。
「「え~と、そのマスは…いっかいやすみ」」
マスには何も書かれていないが、亡者たちが「一回休み」と言った。
一回休みなら何もされない。と人間の女性が安堵していると、
「「え~~いっかいやすみかぁ~~じゃ、えぃ」」
人間の女性がプチッと亡者の手で潰された。
虫をつぶすかのように殺された女性を見て他の3種族は呆然とした。
「「いっかいやすみは、いっかいしぼう~~」」
「「ごーるできなかったコマは」」
「「ふみつぶしちゃうぞ~~」」
亡者たちの言葉を聞き、まだスタート地点にいるコマたちは絶望に染まるのであった。




