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少女闘技場 8 双子姉妹の復讐

「ひぃ!? 」


 背後から現れたアルに向け短銃を向け悲鳴を上げた。生前は狂化薬でアルは精神が壊れていたが死した後は正気を保っていた。


「あ、え…へ、ヘル様はどこよぉ!! 答えなさい!!」


 アルに向け銃口を向け脅すが、双子はじわじわとマネと距離を詰める。


「あなたは私達だけじゃなく、他の少女達の命も未来を弄んだ」


「だから、私があなた達の命を弄ぶ」


 双子が禍々しい地獄の地獄を構える。


「ふっふふ、あっははは!! 小娘がぁ!! 剣で銃に勝てる分けないでしょうがぁ!!」


引き金が引かれアルに向け銃弾が飛ぶ。


「ふぅ!!」


アルは銃声に臆せずその場にしゃがみ弾丸を回避すると、手にしていた地獄の剣を投げた。


(はぁ!! そんなもの当たるわけないでしょ!!)


 アルから投擲された地獄の剣を軽くかわし、背後にいたネロが剣をキャッチして二刀流でマネに襲いかかる。


「あっはは、馬鹿ねぇ!!」


 剣を投げれば勝てると浅い知恵に嗤い短銃をネロ向けた。両手の剣を振り上げ無防備なネロに向け引き金を引こうとして、背後から飛んできた細剣がマネの足を貫いた。


「う、うぎゃぁぁぁ!! あ、あしがぁ!!」


 足を貫かれた痛みで狙いが定まらず銃弾はあさっての方向へ飛ぶ。そして、ネロの持つ2本の地獄の剣が短銃と右腕を切断した。


「ぎゃぁぁぁぁ!! うでぇ、私のうでぇぇぇ!!」


「まだよ、私とアル…皆の苦しみはこんなものじゃない」


「ふざけるなぁ、よくも私の右腕をぉぉぉ!! 殺す、絶対に殺すぅぅぅ!!!!!」


 アルの冷たい目を受けマネは怒り左手に新たな短銃が握られていた。


「ふ、ふざけるなぁ!! お、おまえたち小娘はただの道具だぁ!! …ぐぉぉぉぇぇぇ!! 」


「絶対にゆるさない…」


 ネロから地獄の剣を受け取っていたアルがマネの左腕を切断した。


「う、うでぇ、私の腕ぇぇぇ!!!!! ひぃぃぃぃぃ!!!!!!」


 両腕を断たれたマネが痛みに叫び、復讐者の双子は頷き地獄の剣を振るった。


「ふぅ!!」


「はぁ!!」


 二つの地獄の剣がマネの両足を切断し、足は消滅してしまった。


「ぐがぁぁぁぁ!! 」


地面に這いつくばることしかできなくなったマネは自ら武器を持ち戦うことも、走って逃げることもできない。

生前、ヘルの機嫌取りのために消費していた少女達より最悪の状況に堕ちた。


「うぎゃぁぁぁ!! だづげでぇ、いだぃよぉ!! お、おねがぃ、たすけてぇ、殺さないでぇ!!」


「アルの受けた…そして、この薬のせいで苦しんだ子たちの地獄を味わいなさい」


泣き叫び命乞いをするマネを見下ろすネロ。

ネロの手には狂化薬がありマネは「いや、やめて」と両手足を失いながらも這いずって逃げるが無意味に終わる。


「やめてぇ、やめてぇぇぇ!! それだけはぁ!! お、お金ならあげるから!! ほ、ほら、あんたたちの両親にも会えるように、わ、私がするかぁ!!」


 既に両親は天国にいることはジャンヌにより聞かされている。

 ネロは紫色のこれまで少女達を壊し殺してきた薬をマネの口に強引に飲ませた。


「ぐぇ、げぇぇぇ!! ごぶぅ!! がぁ…いっひひ、ヘルさま~~たすけて、へるさ…」


 狂化薬の効果が出て肉体が強化されるが失った手足は戻らない。

 あるのは薬の副作用のみで、ひたすら神経が刃物で傷つけられる痛みや体の臓器がボロボロになるだけだった。


「た、たすけぇ…」


「うるさい」


「もう二度と会いたくない」


 ネロとアルが地獄の剣でなく、細剣でそれぞれマネの頭と喉を刺して止めを刺した。


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