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少女闘技場 7 ジャングルの生き残り戦と復讐

「マネ!! この悪魔がぁ、死ねぇぇ!!」


「あの女だけは絶対に殺すぞ!!」


 ジャングルの奥地にて。マネは一人、かつて部下だった少女姿の男達に追われていた。

 斧や鈍器など武器を持ち、自分達をコキ使っていた女上司に復讐すべく20人以上もいた。


「くそぉ、くそぉ…あいつら…」


 生前何か不機嫌なことがあれば短銃で部下を殺してきたマネ。

 単発式で使い捨ての短銃を手にひたすらジャングルの奥へ逃げていく。


「銃はそんなに持っていないはずだぁ!!」


「距離を取って追い詰めろぉ!!」


「あの女を生け捕りにして、女の子たちへの供養するんだぁ!!」


 追っての中にはマネの命令とはいえ少女達にひどい事をした罪悪感があり、マネを殺せば罪が償われると勘違いした者もいた。


 木々に覆われた深い闇が支配するジャングルの中、マネは何とか木々に上り身を隠す。

 

 追っての元男の少女達は木々に邪魔され、ひらひらドレスがひっかかり動きが止まる。


「くそぉ、この服邪魔だぁ…ん? うぁぁぁぁ!!」


 枝に引っかかったドレスを力づくで破いていると、枝が伸び始め捕獲された。

 他にも大木が少女に向かってわざと倒れ押しつぶし、中には伸びた枝が口や鼻に入り呼吸できず窒息させられた者もいた。


「う、うぁぁぁ!! 木が動いてるぅ!! 」


「うぁ、やめ…ぎやぁぁぁぁ!!」


 武器で枝を掃うが、上下左右から迫る枝に衣類を引き裂かれ裸体をさらす。中身は男の彼女達はその後も植物になぶり殺しにされた。


「あ、あぁぁぁ…」


 木の上から部下たちの死にざまを見てマネは震えた。植物はどうやら地上にいる者だけを襲うようになっており、自分が攻撃されないことに安心していると。


「うぅ、た、たすけ、てぇ…」


「ひぃ!? く、くるなぁ!!」


 何とか植物たちから逃れた一人が木に登りマネに助けを求めるが銃声の後力なく地面に落ちる。

 

「あ、あぁぁぁ…」


 マネが地面を見下ろすと既に植物らに捕獲され殺された少女達の死体を見てしまい、死のジャングルに少女達の助けや死の絶世の声が夜明けまで続くのであった。


 「はぁ、はぁ…や、やっと、ついた…」


 どのくらい時間がかかったのか、元部下の少女達が植物に殺された後、マネは木々の上を移動して休む暇もなく砦までたどりつき、疲労と恐怖で目の下に隅ができていた。


 (ヘル様…ヘル様さえいれば、私はたすかる…)

 

 絶対的な主であるヘルが闘技場にいると信じこみ、砦の地下にある闘技場につく。

 すると、闘技場の中心にフードを被った人物が見え「ヘル様!!」と駆け寄る。


「ヘル様、私ですぅ!! マネですぅ!! 助けてくださぃ!!」


「あなたには助けはない。」


「ひぃ!? 」


マントを脱いで姿を現したのはネロだった。手にはジャンヌより渡された禍々しい地獄の剣が握られマネに殺意を向けている。


「な、なんでお前が…? 死んだはずなのに!?」


 アルに殺されたはずのネロが目の前にいて短銃を向けた。すると「あなたを倒すためです」と背後からアルが姿を現しマネは双子に挟まれた。


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