少女闘技場 6 地獄火山と檻の殺し合い
「うぁぁぁ!! 落ちるっ!! いやだぁ!! 死にたくなぃ!!」
「くそぉ、おとなしくしねぇ!!」
「うぁぁぁ!! あつぃ!! 檻が、檻が落ちるぅ!!」
地獄の火山にて何十もの檻が宙吊りになり、中にはドレスや下着に近い衣装を着た少女達がいた。
彼女達の正体は地下闘技場にて観客やマネの部下だった者達で、この地獄にて少女の姿に変えさせられた。
鎖で支えられていた檻がどんどん溶岩の方へ降りていき、少女達が生き残るにはそれぞれの檻の中で最後の一人になるまで殺し合う事だった。
既にいくつもの檻の中で決着がついて上の方に上昇した檻があれば、中々決着がつかずそのまま溶岩の中に沈んでしまった檻もあった。
「うぁぁぁぁ!! たすけぇ、たすけぇ!! あづぃ、あづいぃ!!」
「あぁぁぁぁぁ!!」
鋼鉄製で魔法でも傷つかなかった檻が溶岩に溶かされ、中にいた少女達は骨のかけらもなく燃やされた。
(なんなのよ、なんなのよぉここはぁ!!)
短銃を手に次々と檻の中の少女達を撃ち殺した美少女姿のマネは恐怖で震えていた。
気が付いたらこの火山と檻の中にいて、どこかで聞いたことのある声から最後の一人になるまで殺し合えと言われて、目の前にいる少女の姿をした部下たちを殺した。
「このぉ…この悪魔めぇ…」
「ひぃ!!」
死んだと思っていた部下の一人が恨み言を吐き脳天に風穴を開けられた。
「は、ははっ…わ、私は生き残るのよ…どんな手を使っても…あの方がいれば、私は大丈夫なんだから…」
孤児であったマネはヘルの手駒として拾われ、生涯ヘルの恐怖におびえながら忠実な犬として過ごしていた。他にもいた手駒たちはヘマをしたり、互いを陥れヘルの反感を買い見せしめに殺された。
「ひぃ!?」
檻の中でマネだけが生き残り檻が上昇した。
「な、なんなのここは…なんで森が…?」
檻が上昇した先は森の中だった。茫然としていると檻の扉が開く。
「なんで、他のやつら殺したのに、助けてよぉ…ひぃ!?」
檻の外に足を出すと頭の中に声が響いた。砦の地下にある闘技場まで来い、と。
ジャングルの中心にマネがこれまで何度も出入りしていた砦があり、その地下には仕事場である闘技場がある。
「なんなのよぉ!! こんな事してタダで済むと思うなぁ!! ヘル様がいれば、こんなところ..ぐげぇ!!」
怒りに叫んでいると背後から殴られ倒れるマネ。頭から血を流し、背後にいた鈍器を持った少女に向け短銃を向け引き金を引く。
「ぐげぇ、あ、がぁ…」
「くそぉ、くそぉ!! 」
火山での殺し合いの次はジャングルでのサバイバルだった。
どこからか襲ってくる他の少女達から身を守りながら砦を目指し、既にジャングルのあちこちでは悲鳴や戦う音が起きていた。




