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第序ノ一話「学園一人気者の女の子」

私の名前は、鳴海葵(なるみやあおい)といいます。

私は、鳴海コーポレーションの社長、鳴海一輝(なるみやかずき)と副社長、鳴海朱美(なるみやあけみ)の娘です。

社長と副社長の娘と聞くと皆さんは多分、お金持ちの

いるような学校に通っているかと思われますが、私は

皆さんが行くような公立の、「南浜学園(みなみはまがくえん)」に通っています。

私が、この学園に入学したのには理由があるのです。

それは…ある人がこの学園に在籍してるからなのです。


「葵さん!ボール行ったよ!」


「はい!」


「やっぱり葵ちゃんって凄いよなぁ…」


「あぁ…運動神経抜群で、テストでも学年一位。」


「おまけに、色んな男子に告られる…だが全員フラれてる…」


「まさにオールパーフェクトな人だよな…」


って男子のボヤキが聞こえてきました。

すると、


「おい!男子!女子ばっか見てないでこっちに集中したまえ!」


っと学級委員長が言った。


「げっ、委員長だ…めんどいなー」


「めんどいとはなんです!めんどいとは!」


「それがめんどいんだよ!」


とボケとツッコミみたいな声が聞こえてきて、

女子も笑いが飛び交いました。


「ピーッ!」


すると先生のホイッスルの音が聞こえた。


「はーい!みんな集合!」


「次は、男子と女子混合で試合形式のサッカーをしまーす!」


体育の先生の秋長先生は、いつも男子と女子を混ぜて

スポーツをさせる。多分、くっつかせたいんだと思う…


「また始まったよ、秋ちゃんの男女混合。」


「いいじゃないのよー、皆が付き合うの見たいんだもん」


っと意地悪な感じに…


「まぁ、とりあえず始めましょっか!」


そして、男女混合サッカーが始まった。

試合開始5分して、


「葵!パス!」


「はい!」


男子からのボールを受け取ろうとした瞬間、


「させるか!」


相手の男子がスライディングでボールを取ろうとして、私の足に引っかかり…


「うわぁ!」


「ひゃん!」


二人ともコケた。


「二人とも!大丈夫!?」


「はい。俺は大丈夫です。」


「葵ちゃんは…って葵ちゃん!?どうしたの!?」


私は足が引っかかった弾みで足に怪我をした。


「大変…誰か!葵ちゃんを保健室に!」


「ぼ、僕連れてきます!僕が怪我させたから…」


「じゃあ、よろしくね…先生も後から行くから。」


っと言われたが…


「だ、大丈夫です!一人で行けますから…」


と言い一人で保健室に向かった。

保健室に着いてからノックをして、


「失礼します。体育で、足を怪我したので、手当をお願いしたいのですが…」


そこには、先生の姿はなく、一人の男子生徒がいた。


「ん?先生なら、さっき校長に呼ばれて職員室に行ったけど…」


「あ、そうなんですね…じゃあ保健室で待たせてもらいます。」


「あれだったら…僕が手当しようか?」


その男性は、何だか…ダサい感じの見た目で、

服も縫った後がいっぱい…だけど、変な縫い方…


「じゃあ、お願いします…」


すると男性は、包帯を持って私の足に巻いてくれた。


「あ…」


「ん?どうかした?」


そう、この男性の包帯の巻き方…あの時の…


「い、いえ!なんだか、包帯の巻き方が、昔近くに住んでたお兄さんと一緒で…」


すると、男性の手が止まった。


「え…もしかして…葵ちゃん?」


「はい?そうですが…」


「なら…こたちゃんって分かるかな?」


そのあだ名を聞いた時、私はドキッとした。


「え?何故、あなたがそのあだ名を…」


そう問いかけると、男性は…


「その、こたちゃんって…俺なんだけど、覚えてるかな?」


「え…えー!」


そう、この男性こそ、私の探していたこたちゃん。

本名は、清川小拓(きよかわこたく)だったのです!

これから私は、こたちゃんと、どうなるのか!?



皆様、こんにちは!奏です!

今回は恋愛に手を出してみました!

自分も葵ちゃんみたいに恋愛経験無しですが、

根性入れて行きますので、よろしくお願いします!


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