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魔法について知る

大幅に変更しました。

 冒険者ギルドに隣接する謎教会につれていかれることになった。協会兼酒場とかじゃないかなあ、ないな。


 「では、私が案内します。ギルド職員兼神官のテレーズよ。」


 テレーズさんという人が来た。神官のローブっぽいものを着てるけどどう見てもその下が冒険者ギルド職員の制服だった。それでいいのか聖職者。いいのか、なにも言われてないし…


 彼女は赤ががった金髪を肩まで伸ばしていて、特に結ばずにロングヘアーにしていたた。目つきと口調はけっこう鋭くて、神官ってより火の魔法使いみたいなイメージだ。


 「よろしくおねがいします。綾といいます」


 「アヤね、よろしく。みたところ魔法使いのアピールの為に魔導書持ってるのよね、どこの学園出身?」


 「はて…学園…いえ…田舎からでてきたので…」


 「はあ、そうよね。学院出身の子は在籍中に登録しちゃう子がほとんどだもの。だから突然来て登録する魔法使いは驚かれるのよ。」


 「あ、はい、えーっと田舎でおじいちゃんに魔法を習いました。それで魔法使いです。」


 ウンウン、なるほどわかってきた、この世界では魔法使いは学校で養成するものなのか、そこから冒険者やお雇いの魔法使いになるのかな、フムフム。


 「テレーズさん、ところでなんで冒険者ギルドに教会なんですか?」

 

 「アヤ…アナタ本当に何も知らないのね、レベルやステータスの確認はね、人間にはとても無理。だから神様の力を借りるの。個人の深層に入るし結構大変なのよ。」


 「なるほど…そうなんですね。」


 この口調だとレベルやスキルもある…のかな…?


 「あとね、貴女は初めてかしら?そうしたら魔法の適性もわかるわよ。」


 ま、魔法…!現代にはない圧倒的触れ合いたい要素の1つ…!神様補正で全属性の適性もらってますよねこれは。うふふ。


 「まあ適性がなくても使えないわけじゃないから安心しなさい。ただ習得するには、すっっごく大変な努力が必要だけどね。」


 「習得できちゃうんですか?適性がないのに?」


 どういうことだろうか、スキルとかの類があるわけじゃない?


 「まあなんていうのかしら、魔法の適性は才能やセンスを見えるようにしたものだとか色々言われているけれど要するに"体質"みたいなね。無理なものは無理なのよ。」


 「な、なるほど…ちょっとわかった気がします。」


 「あ、あと一番大事なのが魔力の量ね。これが無いとお話にならないわ。というか実戦級の魔法使いが少ないのはこれが原因ね。まともに魔法つかえるほど魔力がある人なんてめったに居ないのよ。まあ貴女は故郷でお祖父様と魔法を使っていたっていうから魔力量は大丈夫でしょうけどね。」


 なるほど…早く測定がしたい!こう、身長が伸びた実感があるときの身体測定を待つときのようなワクワクがある。まってろ全属性使いの魔法使い!

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