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第24話・敗れた結果…

天文16年(1547)7月20日


■信濃国 佐久郡 碓氷峠


上野国と信濃国にまたがる峠、碓氷峠。

そこを歩く一団がいた。

見た目はどの者も着ているものはボロボロな状態になっており疲労も溜まっていた。


彼らは7日程前に武田軍によって敗れた関東管領 上杉軍の一団であり、5000もいた軍勢は僅か300まで減っていた。



「くっ!おのれ!武田め……この恨み絶対に晴らしてくれようぞ!」



関東管領である上杉憲政は見た目は関東管領を名乗るほど恥ずかしい程みすぼらしい格好をしていたが、その目にはまだまだ諦めていなかった。


しかし…



「申し上げます!1里先に敵勢が待ち構えています!」


物見に放っていた家臣からそう告げられる。


まさか!武田か?いや、武田もそこまでは深追いはしないはずだ?


とすると何処の軍勢だ?




「長野業正殿ほか上野の諸将の軍勢1万!その中には武田の旗も翻っています!」




「バカな!そんなわけなかろう!上野は私の領地だ!それに業正は牢獄にいるはず!」



憲政は馬上から降りてその家臣に掴みかかる


「それは何かの間違えではないか⁉︎そうに決まっている!」



「い…いえ、上野にある各城は陥落既に武田方に…このままでは捕縛、もしくは最悪殺されまする!」



憲政はそう聞くとその場で崩れ落ちた…


なんということなのだ……。

たった数日で上野が落ちるとは…。

このままでは撃たれる…、しかし帰る城がない。頼るのは長尾…、いやあそこは此処からでは遠い…。村上を頼るか……



「皆の者、残念だが帰る城がない!村上がいる葛尾城までたどり着く!」


憲政は葛尾城の方角へ転身していくのだった。

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