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砂漠の三角関係

更新遅れてすみませんでした。これから少しずつ投稿していきます。

シロとアーサーはセトの神殿で食後の休憩をしていた。そこに、少し気分が落ち込んでいる?セトがアーサー達にここ最近の出来事を話し始めた。。。



~~~~~~



ゴミ砂漠には主要な神が九体存在し、それぞれの神には力の象徴、そして序列が存在する。


序列九位ネフティス、末っ子で夜を司る神。


序列八位セト、ネフティスの兄で嵐を司る神。


序列七位イシス、セトとネフティスの姉で水を司る神。


序列六位オシリス、セト達四人兄弟の長男で生産を司る神。


序列五位ヌト、テフヌトの妹でありシューを兄とする天空を司る神。


序列四位ゲブ、セトやネフティス、イシス、オシリスの生みの親であり大地を司る神。


序列三位テフヌト、シューを兄とする湿気の神。


序列二位シュー、アテムによって生み出された大気の神。


序列一位にして最強の神アテム、ゴミ砂漠を想像した太陽を司る神である。



そして、今、問題視されているのがシューとヌトとの婚約問題についてだ。噂によると、シュー以外にもヌトに婚約を申し込んだ神がいる。それがゲブだ。そのせいで中々にややこしいことになっているようだ。


まず、ゲブはシューの婚約者であるヌトと逢引し、ヌトに無理やり交際を持ちかけたところをシューに目撃され、ひと悶着あったようだが、ゲブは序列二位のシューに手も足も出ず敗北し、今は謹慎中でゲブ自身の領地から出ることができない状況にあった。

そんな状況の中で、シューはヌトを自分の領地に連れ込んでいるという話も噂として出回っている。


噂の真相を確認しようにも序列高位の権力は強く、特にシューは序列の格差を重視しているため下位の序列の神に対してかなり高圧的であるだけでなく、基本的に、自分の領地に他の神を立ち入らせない神としても有名であった。唯一、アテムにだけは逆らうことはしないと言われている。


対して、今回の件に関して他の神からかなりの批判を受けているゲブだが、セトはゲブが本来、温厚な性格で寛容な性格の持ち主だと知っていたため、今回の出来事には半信半疑であった。だが、神が他の神の領地に立ち入るにはその神に了解を得らなければならないという暗黙の了解が存在していたことに加え、ゲブが謹慎中であり立ち入ることはもちろん、立ち入る交渉をすることもできない。


ゲブの謹慎期間ももう少しで解けるが、その前にシューとヌトの婚約が成立してしまうという話が噂されており、それが実現される可能性があるため、セトは何とかして今回の件の真相を知るために、試行錯誤していたセトはアーサー達の手を借りることにしたのだ。



~~~~~



こうしてセトからゴミ砂漠の神たちの説明と問題となっている出来事の概要を教えられたアーサー達、特にシロはつまらなそうに聞いており、それとは反対にアーサーはセトの話を真剣に聞いていた。アーサーが話を聞くのに真剣になるのはシロの影響もあるだろうが...


少し長くなったが、説明していたセトは二人の正反対の視聴様子に複雑な気持ちを抱えながらも、知る限りの知識を教え終えた。


セトとアーサー達は立ち上がり、セトの神殿から出た。外はもう日が落ちており暗かった。そして気温は、昼間の肌に刺すような日差しは無いが、気温差が大きいため外はかなり肌寒く感じた。


セトと相談した結果、まずはシューのもとにアーサー達を送り込み、できることならば、ヌトに本当のことを話してもらおうという作戦を立てた。しかし、もし万が一、アーサー達がシューから攻撃され、瀕死に陥った時はセトが全力でアーサー達を連れて撤退するという根端であった。


こうして、三人は意を決して、魔法で発生させたセトの嵐に乗ってシューの領地へとアーサー達は向かっていったのだった。

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