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罠に勝るものは無い! 〜はろーはんと+オンライン〜  作者: 正夢
一章 『なん……だと?』
7/7

ウハウハですわ。

少し短くなります。




【朝だぜ。】


おはよう、狩りの時間だ!

『はろはん』のキャッチコピーを心中でつぶやいて、朝を迎えた。

そして……!



「いやぁぁぁ、ババはいやぁぁぁぁ」

「うっ、スペードがッ、スペードがぁッ!」

「やッ、やめろぉ。錆を、錆をシチューに入れるんじゃ無いぃぃー」



うめき声を上げる昨日のメンバー諸君が悪夢半分に眠っていた……

結局、昨日は亭主もトランプに参加して、朝までどんちゃん騒ぎした。


つか、亭主……錆をシチューに入れるとかどんな発想だよ……!?

コレから本当に狩りをしようかと思っているのに、こいつら潰れてるから使えそうにない。


「はぁ……」


短い溜め息をついて、その場を後に……


「ふぇ?どこに行くんです?」


席を立とうとした所で、メアが起きて俺に声をかけてきた。

うんうん。

本当にこの子はタイミングがいいねぇ。

俺はニヒルに笑って、メアの肩を叩いた。




「おはよう、狩りの時間だッ!」














【森だぜ】



ジャノメ君の〜三分間ハンティングゥゥゥ〜イエェェッ!

まず最初に、こちら。『毒針罠』を地面に仕掛けます。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


『毒針罠』

レア度:★×5

効果: 罠上の生物に毒を盛る。

素材: ポイズンアントの毒、鉄針、鉄板。

設置方法:『罠設置』


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



次にカモフラージュを施して餌を置きます。

しばらく待って、罠にはまった馬鹿がこちらになります。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ブラックハウンドの爪×4

ダッシュバードの羽×6

アースドラゴンの角×2


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



三分かかりませんでしたが、ここでジャノメ君の三分間ハンティングは終了でぇ〜す。ではまた来週〜。

みたいな感じで、素材ゲット完了。今日の狩りもこれで終了。


「うぅぅ。私何してるんだろう……」


メアは、ざt…俺の手伝いとして索敵にまわってもらっている。ぶっちゃけそれ以外にやってもらうことが無い。

いや、マジで。

けど、俺的には戦場には花があってほしいのですよ(笑)


罠をせっせと張って行く、全部崖の下に。

この世界では、崖の下ってモンスターが集まりやすいんだよねぇ。

ドラゴンとか、ゴブリンとか、オークとか、オオカミとか……

そのとき、偶然カサッと音が聞こえた。


「ジャノメさん! フォレストウルフです!」

メアが叫んだ。

罠の設置を放り出し、瞬時に振り向く。

フォレストウルフが3匹。この分だと4匹程度隠れているな。




ドゴンッ!




俺は『朽ちた聖剣』を抜き放って、フォレストを纏めて薙ぎ払った。


さて、ここで問題だ。

この『はろはん』では、称号《異世界人》のおかげで、モンスターの攻撃でHPが減らず、モンスターのHPを攻撃で減らすこともできない。

では、間接的ならどうか? 例えば、罠なら《異世界人》の効果に関係しないか。攻撃の反作用、落下などによってモンスターにダメージはあたえられるか。


答えはイエスである。



「え? あの……え?」

断崖絶壁にぶち当たったフォレスウルフのHPは瞬時にして全損し、ポリゴンとなって消え去った。

これが結構な大ダメージ叩き出せるのだ。




罠を使った方が総ダメージ量は多いいのだが、罠と金の節約のため、最近はこればかり使っている。





因に、費用削減で最近はウハウハですわー。


【ハンティングだぜええええええええええええええええええええええええええええええええええ】

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