リアル木下慶子のあんずジャムその2
Three persons and a dog第13話の挿絵の中央のまおについての話です。
犬のまおという子が出てきます。
まおのモデルは、実際に友達の犬で本当にかわいらしトイプードルです。
小説の構想ができる頃に、飼い始めました。最初は掌に乗るサイズで可愛くて仕方なかった。丸いものが好きで、私のお団子にした髪にあま噛みしてきてました。
そして、お腹を見せてくれる。もう、これは可愛くて可愛くて仕方ない。
出会ったとき以来、その子の中で私のニックネームは「お団子」って決まっていたのかも知れません。
名前は「ケン」
「犬」だから「ケン」ということで・・・
それならば、私の小説に出てくる犬には「ネコ」とつけてやれと、思ったわけです。
「猫」を別の読み方では「ビョウ」と読みますがそれではチョット情けない。なので、中国語で「猫」は「マオ」と読むのでその名前になったわけでございます。
小説にしてみるとなかなかしっくりいくようで。本当に実在する動物のように動き出してしまいました。2月のイラストは、まおが春をめがけて走り出している・・・そんな感じです。
なかなかエッセイは難しいですね。
私は、自分の内面にあるものを直接的に表現するのが苦手で。なので、心のなかの役者さんを使って表現していくわけですが・・・
こちらにも手を出してしまいました。
次は、もっと引き付けられるものをと考えます。