なんか出てくる人物が多い件について
5ページとか長い
ーーーー僕こと、斎藤 鈴は、ただの平凡かつ、ただの美術部 部長で、ただの″女子″、中等部3年だ。
あ、因みに学校は、私立暁学園に行ってます!私立ですよ!!し!り!つ!
凄いでしょう?!
んでさー僕って結構、言葉使いが悪くてねー?この前母さんに怒られたんだーアハハ
ん?何故″僕″という一人称かって?
そりゃあ勿論!!
紳士的なイケメソ(中身が)になりたいからさ!!!
そう、あの大好きな…ミーシャちゃんのために……!!!
あ、ミーシャちゃんとは、人気なパズルゲームのキャラクターで、ダークな雰囲気を纏う大人しい感じの女の子だ。でもねぇ、意外や意外!!活発的なんだーそこがいいんだよー
そして!!とっても可愛いんだよ!!!とっても可愛いんだ!!
大事なことだから二回いいました!!
んで、自己紹介(?)をやった理由はというと…………
「斎藤 鈴さん!!オレと付き合ってください!!!!」
という感じに、今現在告白されてまっすん……意味がわからないよねー?
「ねねねね!僕のどこが良くて告白したのー?」
不思議に思ったので聴いてみた!!
す!る!と!!!
「そりゃあ勿論!その容姿である、金のような黄色のような、光の角度でオレンジ色に変わって、赤いリボンで結んだ所以外は短く、結んだ先は長い髪!!
その血のような真っ赤な瞳!!
聖母のような優しさ!!そして笑顔!!
剣道段持ちというその強さ!!
そして!!!″僕″という一人称!!!
どこもかしこも好きです!!」
「………なんか色々描写有難うー
でもねー?僕は、あんまし君のこと知らないんだー?だからご免ねー?」
「……うわーん!!」
と、男子は逃げ帰ってしまった
「あららー。チキンだなぁー」
ま、ガラスのハートな僕が言えたことじゃないよねー?アハハ
「さーてと、教室に戻ろー」
そう、そうなのだ。ここ、屋上。定番すーぎーるぅーアハハ
「あ!鈴!!どこ行ってた?!」
と、何故か僕の心配をしているのは、錦 透という幼馴染である!家が隣で昔から一緒に遊んだりしてるんだよねーしかも、アレだ。
透はイケメンなんだよ!!爽やかで如何にもスポーツでっきまーす☆みたいな!
勿論、透とは同級生だよ!!
あ、因みに容姿は、身長が高く、黒に少し青みがかった爽やか~な短い髪に、キラキラとしている黒の瞳。爽やか系イケメンだ!!!
………なのに、僕は金か黄色みたいな髪に赤い瞳……同じ日本人としてナイワ……
「……どうしたの、鈴?怪我、でもした?それとも、病気?…保健室行こうか?」
「え?!いや?!僕は大丈夫だよ!」
僕がそういうと、透は目を更にキラキラさせて、犬の尻尾と耳がでた。
か、可愛いィィイイイイ
あ、僕は猫より犬派なんです!!主人に忠実なとこ!!いいよね?!ね?!
「………そお?なら、教室行こう!!」
「お、おぅ?」
透はさも当然!みたいな感じに、僕と手を繋ぎ、走り出した。
お、おい?!全然当然じゃないよ?!
「と、透?!ちょ、はや!」
「えっあっ、ご、ごめん!!
さっき(・・・)鈴が告白されてたのに………嫉妬したから(モジモジ)」
「いやいや?!可愛げにモジモジして、言ってるけど?!今の言葉!!何!?見てたの?!」
「え、勿論?だってさぁ、俺の鈴なのに、あいつ………何、告白を……消すか……」
何?!何消すかって?!
「いや待て!!僕は君のになった覚えはないよ?!いつから?!いつからなの?!」
いやいや、そんな暗~い瞳で病んでる発言やめてー!超やめてー!
僕は生でヤンデレを見れて、嬉しいっちゃ、嬉しいけど!!寒いよ!!寒すぎる!!
あ、僕はヤンデレ好きな女子なんです!!あんなにスキスキな感じ!!病んでる感じ!!いいよ!!ちょーいいよ!!
「……なんで?俺はこんなにも鈴のこと、好きなのに…………」
「いやーヤンデレ生で見れるのはいいんだけどさぁ、どちらかというと、僕を愛さないでほしいんだよねぇー。なんせMじゃないし?監禁は嫌だし?傍観者の位置が一番だし?」
「……………」
「さあさあー行こう」
「…………」
「………はぁー置いてこー」
僕は面倒くさくなってしまい、透を置いて、先に教室に戻った。
そう、戻ってしまったのだ。透の病んでる発言を聴けずに。
「……鈴。鈴は、俺のこ、と見捨て、るん、だ………ならば……××が××な××を×る………よ……」
と、呟いていたことを。
鈴ちゃん逃げてー!危ないよー!逃げてー!!!!!
その頃僕は、というと、途中ですっころび、更に何故か野球のボールが飛んできた。んでお腹にクリーンヒットした。いたーい
「サーセェン!!ボール投げてくださぁーい!!!」
僕はその言葉にイ″ラ″ッ☆ときたので
ビュン!!!
凄い速さで投げかえしてやった。
スッキリスッキリ♪
「イッテェ!」
なーんか聴こえたようなー
気のせいかなーアハハ
「お腹痛いし、転んだし保健室行こーと」
ガタッガタタッガタガタッ
保健室のドアたてつけ悪っっ!!!
ガラッ!
「……やっと開いたー。たてつけ悪すぎー
杉本てぃーちゃー直そーよー?」
「あ″?」
「いやいやー睨まれても怖くないよー?
イケメンなんだからニコニコしてればー」
この、杉本てぃーちゃーというのは保健室の先生。これまたイケメン。
有り得ないよねー?だってさー黒服で目つきの悪ーいおっさんが保健室にいるんだよー?
勘弁してくださいよー校長ー
で、容姿なんだけど、さあ……
黒服でしょ?身長高いでしょ?短めの赤茶髪(染めてる)でしょ?釣り目の茶色の瞳でしょ?顔はイケメンだけど怖いでしょ?
Q.この人はなんの職業でしょう
A.そっち系危ない人です
正解です!!
そう!!この杉本 駿はそっち系の危ない人なんです!!んで、杉本組の組長らしいです!どうでもいいけど!!!
僕は怖くないけどね!!乙女だけど!!
「チッ……
で?どうした?腹抑えて。
運動神経のいい、斎藤が転ぶはずが……」
「(察しろ杉本)」
「お、おう……とりあえず、膝には消毒&絆創膏、腹には湿布貼るからなー」
と、いうことで杉本てぃーちゃーに絆創膏貼ってもらいましたー
「……おい、次、湿布……(モジモジ)」
「いやいやモジモジしてても可愛くないよ?杉本てぃーちゃーがやると!
湿布は、僕が!自分で!貼るからこっち見ないでねー」
と僕はいい、杉本てぃーちゃーに見えないように、ベットの所まで行って、カーテンをシャーって閉めて自分で湿布を貼った。
おぉ!このヒンヤリプルプル感触いいねー
「終わったよー有難うねー杉本てぃーちゃー。じゃあ、僕は教室に戻るからーまたねー」
「お、おう」
「あ、ドア直しといてねー」
ガラガラー
ガシャン
駿は、鈴が保健室を出た後
こう、呟いた
「……鈴の体見たかったなぁ…」
と……
ゾクゾク!!!ヒエー!!もしや変態が近くに?!逃げろー!!!
ーーードンッ!
「うわわっと!!ご免ねー大丈夫ー?」
「………」
どうやら僕は、変態から逃れるのに夢中で誰かとぶつかってしまったらしい。相手には悪いことをした、と思いながら、男子生徒に手を差し伸べる
「……あ、れ?斎藤さん?」
「え~?あ、海原くんー?」
どうやらぶつかってしまったのは、僕の友達の中の1人である、海原 玲だった。
容姿は、一見、銀っぽく、前髪がクッソ長い黒髪に、漆黒の瞳。雰囲気がかなり怖くて(ユーレイ的な意味で)誰も近寄らない空気を醸し出してる。そして隠れイケメン。前髪切ったらイケメンでしたっ☆みたいな!いや、実際そんな感じなんだけどねー
んで、僕に何故か懐いてくれてる!!
ミーシャちゃんに、似てるからさー!
凄い嬉しいんだー
「どうしたの、斎藤さん。そんなに急いで。急用?それとも美術部の連絡をしに?」
「いやーさぁーなんか僕の変態レーダーに誰か察知したみたいでさー全力で逃げてたんだよー」
あ、言い忘れてたけど、海原くん、実は部活の後輩なのです。斎藤さん呼び&タメは僕が許可しました!!
「えっ……そうなの(僕が鈴ちゃんに会いたいな、という下心ではないことを祈る!!)」
「そうなんだよー
あ、もーすぐ昼休みも終わっちゃうね~
また、部活でねー海原くんー」
「部活で、斎藤さん」
僕は海原くんに別れを告げ、教室にダッシュした。何度か躓いて、転びそうだったけど、なんとかギリギリセーフで間に合った。え、間に合った、んだよね…?
視線が痛いよー!
だけど、海原くんは自分の教室に戻らなくって、1階にいて、こう言った
「鈴ちゃん………いつか鈴ちゃんの前でこう呼ぶことが出来ることを期待してます」
と………
ギリセーフだと思ってたのにアウトだったらしい。
チェー。
おかげで放課後職員室に呼び出された。
チェー。
はー。しょーがないなぁ…
寝よう。
と、いう感じに寝ちゃって放課後。
コンコン
「失礼しまーす。
3-1の斎藤でーす。桜井先生いますかー」
あ、桜井先生とは、担任のことですーん
名前は、桜井 槙。これまたイケメン。一見優しそうで、執事みたいな人に見えるけど、割と腹黒。アレだ、猫被ってんだ、きっと。
長いから緩く縛ってる、オレンジに近い茶色の髪に、緑のカラコン(何故か)をつけた(黒色の)瞳。細いけど、力のありそうな感じのイケメン。
うちの学校イケメン率多くない?
「お、斎藤さん。待ってましたよ」
「えー怖いですからやめてくださいよー」
「……本当はそんなこと思ってないでしょう?ほら、遅刻の反省文書いてください」
「えー?サボっていいですかー?」
「だ め で す」
「はいはーい。でもーちょっと少なくしてくださいー。5枚とかナイですー」
「……しょうがないですね、3枚で許してあげます」
「やったーありがとー桜井先生ー
じゃあ、部活なんで行きますねー。
あ、この反省文、明日のHR終了後に渡しますねー。ではまた明日ー」
「はい、また明日。」
僕が職員室からでて、美術室に向かってる頃、桜井先生は呟いた。
「また、遅らせましょうかねぇ…鈴さん」
と……………
僕は、美術室につき
「こーんにちわー」
「「「こんにちわー」」」
あ、やった返事返してくれるー
部長になったかいがあったね!!
え?なんで剣道段持ちなのに剣道部入ってないかって?
いやーさ、なんか飽きてしまってねー
辞めたんだーアハハ
「齋藤さん、どうしたの?いつもよりか遅かったよね?」
「あーうんー桜井先生に呼ばれてねー」
「……チッ…桜井め……僕と鈴ちゃんの時間を減らしやがって………」
「ん?どしたんー?海原く」
「部長!!今日は何するんですか!」
「あぁ、今日はね、美穂ちゃん。イラスト描くだけだよー
この人数だけだけどねー」
そう、そうなのだ。美術部は人数が少ない。3年生は、僕1人で、2年生が14人、1年生が5人、計20人なのだー。
で、何故か僕が入ったとたん、少しだけ増えた。主に男子が。不思議だ。不思議でならない。
「鈴部長!!」
「おぉ?織ちゃんだーやっほー今日も可愛いねー」
織ちゃん、とは。
中等部2年で、海原くんと一緒に入ってきた、山城 織。
その容姿は、天使を思わせる美少女だ。メイクを全くしなくても可愛いんである。羨ましい限りだ。薄ピンクの癖っ毛の長い髪に、優しそうなグレーの瞳。
だけど、ねえ…瞳に光が…………
「どうしたんですか、鈴部長?
あ、もしや、この部長というお言葉がお気に障り……申し訳ありません!!(ガバッ)
これからは、鈴先輩と呼びます!!」
「………(苦笑)」
「あ、れ…鈴先輩………?私のこと、嫌いになりましたか……?
………………なら、死なないと」
織ちゃんはそう言うなり、自身の筆箱からカッターを取り出し、手首にソレを持っていき、手前に引こうと………
「ちょっとちょっとー
やめてー?僕の友達減るからやめてー?」
「………はい!!!分かりました!!」
ふぅーよかったよかったー
パンパン!!
「これからーイラストコンテストやりますのでー参加者は、僕の所に集まるようにー」
ドドドドドドドド!!
「「「部長!!参加します!紙をください!!!!」」」
僕が声をかけた途端に、部員が決して広くはない美術室で走り、僕の所まできた。
こ、怖っ!!
「ハイハーイ。急がなくても大丈夫だよー並んでねー」
て、ことでやりましたーん、コンテスト!僕も描いたよ!!ミーシャちゃんを!!上手くはないけど!!アハハ!!
「じゃあ、出品して、僕は帰るねー
ジャンケンで自分が欲しい絵を貰うようにねー。また明日~~」
「「「また明日!!部長!!」」」
その後、僕がミーシャちゃんを描いた絵が、争奪戦になるとは知るよしもない。
んで、帰ってるなう。
歩いてるなう。
不良っぽい奴に絡まれたなう。←今ココ
「ヨォ、じょーちゃん」
「え~怖いよ~お兄さんたちー」
「ア″ァ″?!何言ってんだよ?!」
「えーだってさぁー」
「ア″ァ″ン″?!」
「だからぁー怖くないのー
僕の舎弟になってくれるんなら許してあげるよー?」
「ア?テメー名前は?」
「えー名乗るのー?しょうがないなぁ
ーーー斎藤 鈴だよー」
「?!」
柄の悪ーいお兄さんたちは、僕の名前を聴いて固まった。
えー?なになにー?
「すみませんっしたーっ!
俺たち、鈴様の舎弟に今日からなりやす!!それで許してください!!」
「いーよー。じゃー、誰にもたからないでねー?バイバーイ」
「「「ウィッスッッ!!」」」
今日はなんだか、人とのエンカウント率高いなー
疲れたなー
長いのは…はい。
頑張ったとおもふ…
頭がおかしい仲間たちと共に
これからよろしくお願いします。