表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

なんか出てくる人物が多い件について

5ページとか長い





ーーーー僕こと、斎藤(さいとう) (りん)は、ただの平凡かつ、ただの美術部 部長で、ただの″女子″、中等部3年だ。

あ、因みに学校は、私立暁学園に行ってます!私立ですよ!!し!り!つ!

凄いでしょう?!

んでさー僕って結構、言葉使いが悪くてねー?この前母さんに怒られたんだーアハハ



ん?何故″僕″という一人称かって?



そりゃあ勿論!!

紳士的なイケメソ(中身が)になりたいからさ!!!

そう、あの大好きな…ミーシャちゃんのために……!!!


あ、ミーシャちゃんとは、人気なパズルゲームのキャラクターで、ダークな雰囲気を纏う大人しい感じの女の子だ。でもねぇ、意外や意外!!活発的なんだーそこがいいんだよー

そして!!とっても可愛いんだよ!!!とっても可愛いんだ!!


大事なことだから二回いいました!!


んで、自己紹介(?)をやった理由はというと…………



「斎藤 鈴さん!!オレと付き合ってください!!!!」


という感じに、今現在告白されてまっすん……意味がわからないよねー?


「ねねねね!僕のどこが良くて告白したのー?」


不思議に思ったので聴いてみた!!

す!る!と!!!


「そりゃあ勿論!その容姿である、金のような黄色のような、光の角度でオレンジ色に変わって、赤いリボンで結んだ所以外は短く、結んだ先は長い髪!!

その血のような真っ赤な瞳!!

聖母のような優しさ!!そして笑顔!!

剣道段持ちというその強さ!!


そして!!!″僕″という一人称!!!

どこもかしこも好きです!!」


「………なんか色々描写有難うー

でもねー?僕は、あんまし君のこと知らないんだー?だからご免ねー?」


「……うわーん!!」


と、男子は逃げ帰ってしまった


「あららー。チキンだなぁー」


ま、ガラスのハートな僕が言えたことじゃないよねー?アハハ


「さーてと、教室に戻ろー」


そう、そうなのだ。ここ、屋上。定番すーぎーるぅーアハハ




「あ!鈴!!どこ行ってた?!」


と、何故か僕の心配をしているのは、(にしき) (とおる)という幼馴染である!家が隣で昔から一緒に遊んだりしてるんだよねーしかも、アレだ。

透はイケメンなんだよ!!爽やかで如何にもスポーツでっきまーす☆みたいな!

勿論、透とは同級生だよ!!


あ、因みに容姿は、身長が高く、黒に少し青みがかった爽やか~な短い髪に、キラキラとしている黒の瞳。爽やか系イケメンだ!!!


………なのに、僕は金か黄色みたいな髪に赤い瞳……同じ日本人としてナイワ……


「……どうしたの、鈴?怪我、でもした?それとも、病気?…保健室行こうか?」


「え?!いや?!僕は大丈夫だよ!」


僕がそういうと、透は目を更にキラキラさせて、犬の尻尾と耳がでた。


か、可愛いィィイイイイ


あ、僕は猫より犬派なんです!!主人に忠実なとこ!!いいよね?!ね?!


「………そお?なら、教室行こう!!」


「お、おぅ?」


透はさも当然!みたいな感じに、僕と手を繋ぎ、走り出した。


お、おい?!全然当然じゃないよ?!


「と、透?!ちょ、はや!」


「えっあっ、ご、ごめん!!

さっき(・・・)鈴が告白されてたのに………嫉妬したから(モジモジ)」


「いやいや?!可愛げにモジモジして、言ってるけど?!今の言葉!!何!?見てたの?!」


「え、勿論?だってさぁ、俺の鈴なのに、あいつ………何、告白を……消すか……」


何?!何消すかって?!


「いや待て!!僕は君のになった覚えはないよ?!いつから?!いつからなの?!」


いやいや、そんな暗~い瞳で病んでる発言やめてー!超やめてー!

僕は生でヤンデレを見れて、嬉しいっちゃ、嬉しいけど!!寒いよ!!寒すぎる!!


あ、僕はヤンデレ好きな女子なんです!!あんなにスキスキな感じ!!病んでる感じ!!いいよ!!ちょーいいよ!!


「……なんで?俺はこんなにも鈴のこと、好きなのに…………」


「いやーヤンデレ生で見れるのはいいんだけどさぁ、どちらかというと、僕を愛さないでほしいんだよねぇー。なんせMじゃないし?監禁は嫌だし?傍観者の位置が一番だし?」


「……………」


「さあさあー行こう」


「…………」


「………はぁー置いてこー」


僕は面倒くさくなってしまい、透を置いて、先に教室に戻った。







そう、戻ってしまったのだ。透の病んでる発言を聴けずに。


「……鈴。鈴は、俺のこ、と見捨て、るん、だ………ならば……××が××な××を×る………よ……」


と、呟いていたことを。



鈴ちゃん逃げてー!危ないよー!逃げてー!!!!!







その頃僕は、というと、途中ですっころび、更に何故か野球のボールが飛んできた。んでお腹にクリーンヒットした。いたーい


「サーセェン!!ボール投げてくださぁーい!!!」


僕はその言葉にイ″ラ″ッ☆ときたので


ビュン!!!


凄い速さで投げかえしてやった。

スッキリスッキリ♪


「イッテェ!」


なーんか聴こえたようなー

気のせいかなーアハハ


「お腹痛いし、転んだし保健室行こーと」






ガタッガタタッガタガタッ


保健室のドアたてつけ悪っっ!!!


ガラッ!


「……やっと開いたー。たてつけ悪すぎー

杉本てぃーちゃー直そーよー?」


「あ″?」


「いやいやー睨まれても怖くないよー?

イケメンなんだからニコニコしてればー」


この、杉本てぃーちゃーというのは保健室の先生。これまたイケメン。

有り得ないよねー?だってさー黒服で目つきの悪ーいおっさんが保健室にいるんだよー?


勘弁してくださいよー校長ー


で、容姿なんだけど、さあ……

黒服でしょ?身長高いでしょ?短めの赤茶髪(染めてる)でしょ?釣り目の茶色の瞳でしょ?顔はイケメンだけど怖いでしょ?


Q.この人はなんの職業でしょう

A.そっち系危ない人です


正解です!!

そう!!この杉本(すぎもと) 駿(たかし)はそっち系の危ない人なんです!!んで、杉本組の組長らしいです!どうでもいいけど!!!

僕は怖くないけどね!!乙女だけど!!


「チッ……

で?どうした?腹抑えて。

運動神経のいい、斎藤が転ぶはずが……」


「(察しろ杉本)」


「お、おう……とりあえず、膝には消毒&絆創膏、腹には湿布貼るからなー」



と、いうことで杉本てぃーちゃーに絆創膏貼ってもらいましたー


「……おい、次、湿布……(モジモジ)」


「いやいやモジモジしてても可愛くないよ?杉本てぃーちゃーがやると!

湿布は、僕が!自分で!貼るからこっち見ないでねー」


と僕はいい、杉本てぃーちゃーに見えないように、ベットの所まで行って、カーテンをシャーって閉めて自分で湿布を貼った。


おぉ!このヒンヤリプルプル感触いいねー


「終わったよー有難うねー杉本てぃーちゃー。じゃあ、僕は教室に戻るからーまたねー」


「お、おう」



「あ、ドア直しといてねー」


ガラガラー

ガシャン








駿は、鈴が保健室を出た後

こう、呟いた


「……鈴の体見たかったなぁ…」


と……








ゾクゾク!!!ヒエー!!もしや変態が近くに?!逃げろー!!!




ーーードンッ!



「うわわっと!!ご免ねー大丈夫ー?」


「………」


どうやら僕は、変態から逃れるのに夢中で誰かとぶつかってしまったらしい。相手には悪いことをした、と思いながら、男子生徒に手を差し伸べる


「……あ、れ?斎藤さん?」


「え~?あ、海原くんー?」


どうやらぶつかってしまったのは、僕の友達の中の1人である、海原(うなばら) (れい)だった。


容姿は、一見、銀っぽく、前髪がクッソ長い黒髪に、漆黒の瞳。雰囲気がかなり怖くて(ユーレイ的な意味で)誰も近寄らない空気を醸し出してる。そして隠れイケメン。前髪切ったらイケメンでしたっ☆みたいな!いや、実際そんな感じなんだけどねー


んで、僕に何故か懐いてくれてる!!

ミーシャちゃんに、似てるからさー!

凄い嬉しいんだー


「どうしたの、斎藤さん。そんなに急いで。急用?それとも美術部の連絡をしに?」


「いやーさぁーなんか僕の変態レーダーに誰か察知したみたいでさー全力で逃げてたんだよー」


あ、言い忘れてたけど、海原くん、実は部活の後輩なのです。斎藤さん呼び&タメは僕が許可しました!!


「えっ……そうなの(僕が鈴ちゃんに会いたいな、という下心ではないことを祈る!!)」


「そうなんだよー

あ、もーすぐ昼休みも終わっちゃうね~

また、部活でねー海原くんー」


「部活で、斎藤さん」


僕は海原くんに別れを告げ、教室にダッシュした。何度か躓いて、転びそうだったけど、なんとかギリギリセーフで間に合った。え、間に合った、んだよね…?

視線が痛いよー!










だけど、海原くんは自分の教室に戻らなくって、1階にいて、こう言った


「鈴ちゃん………いつか鈴ちゃんの前でこう呼ぶことが出来ることを期待してます」


と………










ギリセーフだと思ってたのにアウトだったらしい。


チェー。


おかげで放課後職員室に呼び出された。


チェー。


はー。しょーがないなぁ…

寝よう。





と、いう感じに寝ちゃって放課後。



コンコン


「失礼しまーす。

3-1の斎藤でーす。桜井先生いますかー」



あ、桜井先生とは、担任のことですーん


名前は、桜井(さくらい) (まき)。これまたイケメン。一見優しそうで、執事みたいな人に見えるけど、割と腹黒。アレだ、猫被ってんだ、きっと。


長いから緩く縛ってる、オレンジに近い茶色の髪に、緑のカラコン(何故か)をつけた(黒色の)瞳。細いけど、力のありそうな感じのイケメン。


うちの学校イケメン率多くない?



「お、斎藤さん。待ってましたよ」


「えー怖いですからやめてくださいよー」


「……本当はそんなこと思ってないでしょう?ほら、遅刻の反省文書いてください」


「えー?サボっていいですかー?」


「だ め で す」


「はいはーい。でもーちょっと少なくしてくださいー。5枚とかナイですー」


「……しょうがないですね、3枚で許してあげます」


「やったーありがとー桜井先生ー

じゃあ、部活なんで行きますねー。

あ、この反省文、明日のHR終了後に渡しますねー。ではまた明日ー」


「はい、また明日。」









僕が職員室からでて、美術室に向かってる頃、桜井先生は呟いた。


「また、遅らせましょうかねぇ…鈴さん」


と……………










僕は、美術室につき


「こーんにちわー」


「「「こんにちわー」」」


あ、やった返事返してくれるー

部長になったかいがあったね!!



え?なんで剣道段持ちなのに剣道部入ってないかって?



いやーさ、なんか飽きてしまってねー

辞めたんだーアハハ


「齋藤さん、どうしたの?いつもよりか遅かったよね?」


「あーうんー桜井先生に呼ばれてねー」








「……チッ…桜井め……僕と鈴ちゃんの時間を減らしやがって………」


「ん?どしたんー?海原く」


「部長!!今日は何するんですか!」


「あぁ、今日はね、美穂ちゃん。イラスト描くだけだよー

この人数だけだけどねー」


そう、そうなのだ。美術部は人数が少ない。3年生は、僕1人で、2年生が14人、1年生が5人、計20人なのだー。


で、何故か僕が入ったとたん、少しだけ増えた。主に男子が。不思議だ。不思議でならない。










「鈴部長!!」


「おぉ?織ちゃんだーやっほー今日も可愛いねー」


織ちゃん、とは。

中等部2年で、海原くんと一緒に入ってきた、山城(やまじょう) (しき)


その容姿は、天使を思わせる美少女だ。メイクを全くしなくても可愛いんである。羨ましい限りだ。薄ピンクの癖っ毛の長い髪に、優しそうなグレーの瞳。

だけど、ねえ…瞳に光が…………



「どうしたんですか、鈴部長?

あ、もしや、この部長というお言葉がお気に障り……申し訳ありません!!(ガバッ)


これからは、鈴先輩と呼びます!!」


「………(苦笑)」


「あ、れ…鈴先輩………?私のこと、嫌いになりましたか……?

………………なら、死なないと」


織ちゃんはそう言うなり、自身の筆箱からカッターを取り出し、手首にソレを持っていき、手前に引こうと………


「ちょっとちょっとー

やめてー?僕の友達減るからやめてー?」


「………はい!!!分かりました!!」


ふぅーよかったよかったー






パンパン!!


「これからーイラストコンテストやりますのでー参加者は、僕の所に集まるようにー」


ドドドドドドドド!!


「「「部長!!参加します!紙をください!!!!」」」


僕が声をかけた途端に、部員が決して広くはない美術室で走り、僕の所まできた。



こ、怖っ!!


「ハイハーイ。急がなくても大丈夫だよー並んでねー」



て、ことでやりましたーん、コンテスト!僕も描いたよ!!ミーシャちゃんを!!上手くはないけど!!アハハ!!


「じゃあ、出品して、僕は帰るねー

ジャンケンで自分が欲しい絵を貰うようにねー。また明日~~」


「「「また明日!!部長!!」」」


その後、僕がミーシャちゃんを描いた絵が、争奪戦になるとは知るよしもない。








んで、帰ってるなう。

歩いてるなう。

不良っぽい奴に絡まれたなう。←今ココ


「ヨォ、じょーちゃん」


「え~怖いよ~お兄さんたちー」


「ア″ァ″?!何言ってんだよ?!」


「えーだってさぁー」


「ア″ァ″ン″?!」


「だからぁー怖くないのー

僕の舎弟になってくれるんなら許してあげるよー?」


「ア?テメー名前は?」


「えー名乗るのー?しょうがないなぁ

ーーー斎藤 鈴だよー」


「?!」

柄の悪ーいお兄さんたちは、僕の名前を聴いて固まった。

えー?なになにー?


「すみませんっしたーっ!

俺たち、鈴様の舎弟に今日からなりやす!!それで許してください!!」


「いーよー。じゃー、誰にもたからないでねー?バイバーイ」


「「「ウィッスッッ!!」」」





今日はなんだか、人とのエンカウント率高いなー

疲れたなー

長いのは…はい。

頑張ったとおもふ…

頭がおかしい仲間たちと共に

これからよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ