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第二十話 洋館 イン スリーピング(古都編 第三部)

 目が覚めた。

 暗い部屋に夕日が差し、横たわる私の顔を紅く染める。

 もう夕方か…。

 そういえば、私が呼んだ客人達はまだ来ないのだろうか。

 駅にはあいつが迎えに行っているはずだから、私を起こす者はいない。

 昨日は何時に寝たんだっけ?

 鈍く動く頭に鞭打って、日頃動かさない頭を酷使する。

 部屋には大量に時計があり、その全ての目覚まし機能が停止している。

 毎日それを夜に作動させているので、どうやら私は鳴る時計を片っ端から止めて布団に潜り、二度寝を敢行したらしい。

 まあ、それは毎度の事だけど。

 …思い出した。昨日は九時に寝たんだっけ。

 布団を抜け出してゆっくりと着替えをする部屋へと向かう。

 大鏡のある着替え部屋は私のお気に入りの場所の一つだ。

 服を脱ぎ、大鏡に今日着る服の候補を幾つか重ねてみる。

 洋服と和服、どちらを今日は着ようか?

 今日の内に客人は来る。なら、ここはビックリするような服を着たい所だ。

 下着姿のまま悩む事二十分。不意に昨年着た衣装の事を思い出す。

 そうだ。あの服ならきっと皆ビックリするに違いない。

 私は着替えの入った棚へと向かい、その奥から一着の服を取り出す。


 …赤と白のトレードマーク、サンタクロースの衣装を…。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 洋館の中の一室。

 キングサイズのベッドで疲れを癒している内に、外の景色は青い色を帯び始めている。

 この洋館に着いたのが午後四時の夕方。

 京都市街からここまでそんなに離れているようには感じないが…まあ、今気にしていてもしょうがない。

 どうやら少し眠ってしまったらしく、頭の働きは鈍く、視界がほぼ真っ暗だ。

 どうやら、コンとコルも眠ってしまっているらしい。

 この分では全員、各々の部屋で仮眠をとっているかもしれない。

 やはりほぼノンストップで京都は、体力が保たないのが普通だろう。

 まあ、お陰で明日一日はゆっくりと観光出来るとは思うが。

 やたら大きいベッドを端から端までゴロゴロしている内に、ふと何やら柔らかい物が当たっている事に気付く。

 はて?このベッドにこんな柔らかい物があっただろうか?

 まあ、あるならあるで使わせてもらう事にしよう。何せ、こちらは眠りに貪欲な男子高校生なのだ。

 そんな結論を出して僕は、ベッドの中にある正体不明の抱き枕に思いっきり抱きついてみる。

「むきゅ〜。」

 へ?今、どこから声が?

 いや、考えられるのは一箇所しかない。しかし、この部屋はオートロックのはずだ。鍵は僕の持っている一つと九条さんが持っているだけだと聞く。

 では、これは一体?

 愉しい微睡みタイムを放棄した僕は掛け布団を引っぺがし、中にいる人間の正体を掴む。

 朧げな目に最初に飛び込んできたのは赤と白の独特な衣装。

 その衣装を着た、コンとコルと同じくらいの年齢の女の子が丸くなって眠っている。

 女の子だと思ったのは、彼女の髪が長かったからだ。男で髪が長いのは…考えたくないな。

 色の識別は出来るが、全体的な服の輪郭とかは分からない。

 やはり、コンとコルに起きてもらって視力を回復させた方が良いかな?

 目の前の少女を視ながら少しばかり思案する。

 やはり起こそう。そう思ってベッドから降りようとした時、ドアが唐突に開く音がして誰かが入って来るのを感じた。

「お嬢様!ここにいらっしゃいますか⁉」

 その声は、久城さんか?

 かなり慌てているようで、久城さんは壁に激突する音を響かせながら近づいてくる。

「あの、久城さん。この少女は一体?」

「もも、申し訳ありません!いつの間にか部屋からいなくなってると思ったらこんな所にいたようで。あの…何か、他にご迷惑をお掛けしませんでしたか?」

「いえいえ、少し驚いたくらいですよ。」

 いや、本当に驚いた。

 どうやらこの騒ぎでコンとコルも起きたらしく、久城さんが壁に激突していた辺りから視力は回復している。

 回復した視力は少女の姿を鮮明に映し出した。…季節外れの可愛いサンタクロースの姿を。

 起きぬけのきつけにしては、ちょいと激し過ぎる物である。

 危うく自分が間違いを犯したのかと本気で心配したほどだ。

「と、取り敢えずお嬢様は部屋へと戻しますので、赤原さんはもう少しお休み下さい。あと二時間程で夕食ですので。」

「あ、はい。お言葉に甘えてそうさせてもらいます。」

 サンタクロースを担いだ久城さんは、深々と礼をして退出していく。

 …そういえば、あの人に自己紹介ってした事あったっけ?

 小さな疑問を抱きながら僕の瞼は落ちていく。

 部屋に付属していた時計の針は、九月七日の午後六時を指していた。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 あれからきっかり二時間後、僕はコンとコルに布団にダイブされて目を覚ました。

 最近の朝はこんな感じで目を覚ます事が多い。

 青田さんから借りた本に書いてあったらしいのだが、聞いている内に段々怖くなってくる起こし方を検討している事が判明した。

 起こし方が関節技やプロレス技って、一体肉体にどれだけの負荷をかけるか。

 肉体面の丈夫さはセレに話すのが一番と思って聞いてみたが。

『それで耐えられるのは吸血鬼か人魚姫くらいじゃと思うぞ?人魚である我じゃが、結局の所は下っ端じゃ。やはり王には勝てんという事じゃよ。』…との事。

 他にも信仰を多く集める妖怪もそこそこの丈夫さを持つそうだが、まあ気にするだけ無駄だろう。

 ない物ねだりは性に合わない。

 セレとの擬似憑依のお陰で回復力は上がっているが、やはり痛いものは痛い。

 今度からもう少し優しく起こしてくれるように二人に頼んだ後、僕達は洋館の中央にある食堂へと向かった。

 重厚な扉を開くと、そこには既に座っている青田さんと黒部さん、更にはカゲメとセレがいた。

「お待たせしました。何か疲れが溜まっていたみたいで。」

「良いんじゃねえか?たまにはゆっくり休んでも、誰も責めたりしねえよ。」

「最近は大変な事続きでしたし、赤原さんはもう少し体を労わった方が良いです。」

 優しい言葉を掛けてくれる黒部さんと青田さんに感謝しながら、僕達は空いている席に適当に座る。

 上座の位置には一つの席だけが空き、あとは招待者が姿を現すのみとなった。

「依頼者ってどんな人なんですかね?」

「さあな。あいつに聞いても答えねえし、待ってりゃ嫌でも分かるだろ。」

「スピーカーから聞こえた声は男性の物でしたから、初老の人ではないでしょうか?」

 三者三様、それぞれが勝手な推測を述べて談笑する。

 カゲメやセレ、コンとコルのような妖怪は何故か黙り込んでいる。…何かあったのだろうか?

「どうしたんだ?コン、コル。珍しく大人しいけど。」

「ふん、坊主、気付かぬか?この屋敷に来てからというもの、言いようのない嫌な感覚があるのを。」

「ご主人様、絶対に警戒レベルを下げてはいけません。ここは謂わば断頭台。気を抜けば、あっという間に断ち切られます。」

「私でも警戒は解けないですわね、これは。お気楽そうに笑っていられるのは今の内だけですよ、たぶん。」

「ご主人様、絶対に私達から離れないで下さい。もしお一人になったら、安全は保証出来ません。」

 妖怪の圧力とも言うべき妖力が溢れている。

 それほどまでにこの場を危険視しているという事だ。

 カゲメの影は止まる事なく動き続け、コンとコルの耳と尻尾は逆立ち、セレの目は鼬地さん以来の鋭い目をしている。

 どうやら彼女達は、僕達よりもこの洋館の圧力に過敏に反応しているようだ。

 全員が一斉に黙り込み、場には重苦しい空気が占めている。

 黒部さんも青田さんも、四人のただならぬ気配に警戒レベルをマックスにしている。

 一部の隙もない、完璧な警戒網。

 その中に不意に響く、重い扉が静かに開く音。

 全員が視線を扉に向けて、その奥から来る者に全神経を集中する。

 館の主の登場。

 待ちわびたはずのそれは、洋館の雰囲気だけで明確な殺意を感じるようになる。

 しかし、その殺意は扉が開くと煙のように消えてしまった。

 残っているのは、無駄に重い場の空気と、扉を開けて入ってきた久城さんと、サンタクロース姿で僕のベッドに入っていた少女。

「あ、あれ?」

 予想外の人物の登場に、僕の警戒レベルが底辺にまで下がる。

 それをコンとコルに肘で注意されたが、しかし黒部さん達も警戒を解いている。

 もう暫くは警戒しなくていいだろう。

 もしこの少女が僕達を殺すつもりなら、とうに僕は殺されているはずなのだから。

「お待たせしました。こちらが、皆様をここへお呼びになられました、我が館の当主である朱雀 月緋お嬢様で御座います。」

 久城さんが恭しい態度で少女の手を引いていく。

 少女は凛とした表情で上座へと向かっていき、そして……派手に転んだ。

「へぶっ!」

 しかも女の子として少しどうかと思う声で。

 どうやら着ていたドレスの裾を踏んで転んでしまったらしい。何はともあれ、顔面からいってるからアレは痛い。

「だ、大丈夫?」

 思わず近くに寄って起きるのを手伝ってあげる。

 少女は半泣きになりながらも、しっかりと目を開けて耐えていた。

「お、お嬢様。大丈夫ですか?どこか怪我などは…していなそうですね。」

 久城さんも不測の事態に戸惑っている様子で、少女のドレスに付いた埃を払う。

 少女はその後はちゃんと上座まで辿り着き、その小さな体を椅子へと沈み込ませて呟いた。

「やっぱりサンタクロースの方が面白かった。」

 確信犯か〜。

 脳裏に先ほどのサンタクロースの姿がよぎり、その事を知っている関係者として、視線を下へと向ける。

 事情を知らない他のメンバーは微妙な顔をしたり、小首を傾げたりと様々だ。

 久城さんも冷や汗をかきながら目で『御内密に!』と訴えている。

 ここは、彼の言葉を素直に受け止めるとしよう。

「み、皆様、本日はようこそいらっしゃいました。大変恐縮で御座いますが、ここで月緋お嬢様からご挨拶をいただこうと思います。」

 久城さんの紹介を経て、少女は慣れた仕草で椅子を引き立ち上がる。

 先ほどのような事故が無ければ、彼女は洗練された人形の様だ。

 製作者に魂を吹き込まれ、忠実に、しかし力強さを帯びて動き続ける人形。

 床まで届くかと思われる髪は背景のような役割を成し、儚げな様子は見る者の意識を掌握する。

「皆様、この度は私の招待を受けていただき、誠にありがとうございます。このような若輩の言葉、聞くに堪えないのは承知の上です。ですが、今しばしの猶予を。」

 舌足らずな幼い声が食堂を駆け巡る。

 仕草一つ一つの動きも慣れており、何度もこのような場に臨んだ事を伺わせる。

「皆様をお呼びしたのは他でもありません。有能である皆様に一つ、私どもの願いを叶えて欲しいのです。これは、一種の依頼だと思ってもらっても構いません。むしろ、そちらの方が気が楽になられると思います。」

 少女は身振り手振りを加えて力説する。

 報酬の云々、場所がどこか、加えて自分も参加するという意思表明まで。…しかし、彼女は一向に肝心の依頼内容を言ってこない。

 後で言うつもりか、それとも…。

「なあ、お嬢ちゃん。報酬やらなんやらは後で良い。依頼だと言うなら、早く依頼内容を開示するのが普通じゃねえか?」

 辛抱できず、黒部さんはやや厳しい表情を少女に向けて問いかける。

 この刺すような雰囲気。黒部さんは既に仕事モードに入っているようだ。

「依頼内容を言うのはやぶさかではありません。しかし、危険な事になるのは目に見えていますので、皆様の意思を確認してからの方が良いかと思いまして。」

「危険な物ならなおさら依頼内容を先に言うのが常識だ!それじゃあお前等、ほとんど詐欺師と変わらねえぞ!」

 久城さんの返答に、黒部さんが本気で怒りだす。

 だが、それは当然だ。

 依頼を受けるか受けないか。その自由はあくまで僕達に委ねられているはずなのだから。

「勿論分かっております。ですが、我々も必死である事には変わりません。皆様が依頼を受ければ吉、受けなければ凶。ならば、両方とも吉へと変えるのは当然でございましょう?」

「てめえ、何が言いたい?」

「残念ですが、皆様は既に依頼を受けなければ帰れない状況にあります。今は理解出来ないでしょうが、明日になれば分かるでしょう。」

 久城さんはそう言うと、指を鳴らして料理を運ばせてくる。

 話は最後まで終わっていないが、彼はこれ以上語る気が無いのは明白だ。

 彼の顔は感情を持たない使用人の顔となり、少女も申し訳なさそうな顔で俯いている。

 これでは黒部さんも、怒りの矛先を戻すしかなくなる。

 運ばれてきた料理は本来もっと美味しいはずの物だろうに、僕達はほとんど味わう事なく、重苦しい空気で食事を済ませて部屋へと戻っていった。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 黒部さんの部屋にて、作戦会議中

「さて、どうするよ、坊主?」

「と言われましても、今から帰るなんて出来ませんよ?全員分のお金はありませんし、何よりもここは山です。足が無ければどれだけ時間がかかるか。」

「しかし、危険な依頼をあまり受けたくないのも事実です。つい最近にあんな事があったばかりなのに…これ以上、赤原さんに負担は掛けられません。」

 そんな所を心配してもらっても…正直嬉しいが。

「まあ、何にしてもだ。わざわざ危険と分かっている事に首突っ込むのは賢くねえ。奴らは帰れねえなんて言ったが、最悪憑依して逃げるのも可能だ。」

 憑依…するのか。こんな事で。

 何か憑依が軽い物になりつつあるなぁ。

 でも、それしか無いなら頼るしかない。

「そういえば黒部さん。鴉はもう到着しているんですか?」

「おう。俺が寝てる間に到着してやがった。今は俺の中で休養中だ。」

 自身の胸を叩いて述べてくる黒部さん。

 ふむ、では憑依自体は可能のようだ。

「では、明日の朝、ここから出る…と言う事で良いですか?」

 青田さん、黒部さんはゆっくりと頷く。

 妖怪組は妖怪組で、話す事があると言う事なのでこの場にはいないが…まあ、後で話せば問題無いだろう。

「それじゃあ、今夜の所はこれで解散!明日の朝、あいつらが依頼内容を言わない、又は依頼が危険だと判断した時点で、脱出するぞ。」

「「はい!」」

 そう締めくくり、僕達は部屋へと戻る。

 仮眠したとはいえ、やはり本格的な睡眠には遠く及ばない。

 僕の視力がまだあるという事は、まだコンとコルは話し合いだろう。

 悪いが、僕の体力は限界だ。先に休ませてもらうとしよう。

 部屋の扉を開き、しっかり閉じるまで見守る。

 よし、大丈夫だ。

 そう思い、ベッドの方へと視線を向ける。…デシャブが起こった。

 具体的には、一人の少女がベッドを占領している、という所が。

「すぴー…。」

 可愛らしい寝顔を晒しながら眠る少女は、本当に幸せそうな顔をしている。

 えっ、何?どうやって彼女はこの部屋に?カゲメと同じで影の中を移動出来るとか?

 頭に浮かぶ?マークは数を増やし、僕は質問の究明をあえて放棄する。

 世の中には、知らなくて良い事があるのです。

 僕は部屋をゆっくりと出て、未だ会議中であろうコンとコルの部屋を通り過ぎ、黒部さんの部屋をノックする。

 中からの応答は無い。…まさか、もう寝たのか⁉

 仕方なく、僕は青田さんの部屋へと向かい、先ほどと同じようにノックする。

 軽く恐怖を抱いていたが、青田さんはすんなりと出て僕を部屋へと入れてくれた。

「どうしたんですか?まだ解散して五分程しか経っていませんよ?いきなり来られると、私も困惑するのですが…。」

 そう言いながらもキチンとお茶の用意をしてくれる青田さん。ヤバイかなり良い娘だ…。

「いや、それが、ちょっと部屋に帰れない状況になりまして…。」

「部屋の鍵でも中に入れっぱなしで出てきてしまったんですか?なら、久城さんに合鍵を貰えば…」

「いや、鍵は持ってるんだ。そうじゃなくて、その、朱雀さんが寝てるんだ…。」

 あっ、今何か疑ったな?

 人の感情とは、長く付き合っているとある程度読めると言うが、まさかここまで読めるとは。…それとも、青田さんが分かりやすいだけかな?

「えっと、赤原さんにそんな趣味があるとは気付きませんでしたけど、大丈夫でしょうか?少しコンさんとコルさんが心配です。」

「失礼な!その勘違いは是非とも正したい!」

 これから約一時間、僕は青田さんと討論したのだが…それは割愛させていただく。僕の尊厳に関わるので。

「はあ、分かりました。では、私の部屋を使いますか?」

「えっ、良いの?」

 青田さんは少し頬を赤らめながら提案してくれたが、大丈夫だろうか?

 仮にも男女が一緒の部屋は…青少年的に、ね?

「だ、大丈夫です。私は赤原さんを信じています。同じ家で暮らしているんですから、大丈夫です!」

 青田さんは握りこぶしを作って何やら言い訳じみた事を言っている。

 いや、しかし、大丈夫かな?青田さん。何か凄く顔が赤いんだけど。

「青田さん、大丈夫?熱出ているんじゃない?」

 少し心配になった僕が、無意識に青田さんの額に手を伸ばす。

「 ‼ 」

「へっ?」

 僕のまぬけな声を最後に、僕の意識はそこで途切れる。

 覚えているのは、意識を失う寸前に見た、青田さんの真っ赤な顔と白い拳の勇ましい姿だった。

学校が始まったぜ野郎共ー‼

オー‼

もうすぐ文化祭だぞ野郎共ー‼

オー‼

楽しむ準備は出来てるかー‼

オー…。

……………。

はい、茶番に付き合って頂き、誠にありがとうございました。

どうも、学校が始まって複雑な気持ちの片府です。

さあ、私の学校では文化祭が近づいてきました。

今月に文化祭って急ぎすぎ感満載ですが、楽しめるなら何でも良いです。

人生は、愉しんでこその結果だ。

私は一応文芸部に所属しているのですが、独学なので一向に文章が上手くなる事がありません。

ですが良いのです。たとえ文章が下手でも、楽しんで下さる読者様がいるのなら。

もしどこかの文化祭で、私を見つける方がいたら、ある意味その方は凄い力を使っているようにしか思えませんね。

まあ、そんな事は夢のまた夢ですが。

さて、古都編がようやく進む気配を見せ始めました。

長らくお待たせして、誠に申し訳ありません。

皆様にはいつもお待たせしてしまい、私もまだまだだと思います。

ですが、いつになるかは分かりませんが、面白い計画を立てている最中です。

計画を書く事は出来ませんが、早く実現出来るようにまいてお送りしたいと思っています。

完成度を落とさず、尚且つ早く終わらせる。

全ては私の努力次第ですね。頑張ります‼

では皆様、名残惜しいですが、今日はこの辺に致しましょう。

『狐の事情の裏事情』随時アンケートも募集しております。

何かご要望がありましたら、感想と一緒に送ってくださると嬉しいです。

では、皆様、次のお話でお会いしましょう。

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