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プロローグ ──それは、すべての扉が開かれる前の話

 

 世界が、まだ“ことわり”に守られていた頃。

 この現実は、見えない扉に守られていた。


 その扉が開かれるとき──三つの世界が交差する。

 この世界と、異なる法則を持つ世界。そして、すべてを喰らう“崩壊の未来”。


 その扉の鍵は、たった一人の少年の中に宿っていた。


 ──結城楓真。


 どこにでもいる普通の高校二年生。

 授業中に寝て、パンばかり食って、悪友とバカ話をして。

 そんな日常は、ある春の日、銀髪の転校生が現れたことで終わりを告げた。


 「あなたには、“力”がある。……まだ目覚めていないけど」


 そう語る彼女の名は、魔束彩菜まづか あやな

 彼女は言う。世界の未来が、彼の“選択”にかかっていると。


 だが楓真はまだ知らない。

 自分が“扉を開く者”であり、同時に“扉を閉じる者” でもあるということを──


 運命の歯車は、もう回り始めている。


 これは、“鍵”を継ぐ少年と、“理”を守る魔法使いたちが織りなす、現実×異世界ファンタジーの始まり。

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