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パフスリーブ  作者: 遠藤 敦子
第2章 そよ
8/20

8

 ジャッキーが寿司を食べるニコラスの写真をInstagramのストーリーズに載せ、そよは昼休み開始のチャイムが鳴った後にデスクでそれを見る。2人に会いたくていてもたってもいられなくなり、急遽外回りで心斎橋界隈に行くことにした。おそらくその辺にいるのではと考えたからだ。

 そよは音楽を聴きながら駅のホームを歩いていたが、同僚の桐生とすれ違う。イヤホンを外し、「お疲れ様です」と挨拶を交わした。桐生も外回りに行こうとしていたようだ。その後は地下鉄に乗り、心斎橋へ向かう。ジャッキーのストーリーズを見たとき「なんで大阪に来てまで回転寿司チェーン店?」とそよは思ったのだけれど、地下鉄に乗ってからはわくわくしていた。あっという間に心斎橋に着き、商店街をうろつく。が、たくさんの人がいて2人らしき姿は見当たらない。あわよくばジャッキーとニコラスに会いたいけど、タイミングが合わなくて会えなかったらもう諦めようかな。そよがそう思ったときのことだった。

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