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パフスリーブ  作者: 遠藤 敦子
第2章 そよ
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 それからジャッキーはニコラスと合流し、大阪行きの飛行機への搭乗手続きをする。夕方だったのもあり、2人は機内で仮眠をとった。大阪に到着したのは夜だったので、それぞれ荷物を受け取り、ホテルのある最寄駅に着く電車に乗る。ホテルは最寄駅から徒歩3分の場所にあったので、チェックイン時間にギリギリ間に合った。長旅で疲れていたのもあり、2人とも泥のように眠る。

 翌日、2人は学校の制服のようなファッションでユニバーサル・スタジオ・ジャパンに向かう。ニコラスは白いシャツ・ネクタイ・ハーフパンツ・長めの靴下・スニーカーという服装で、ジャッキーも白いシャツ・ネクタイ・ベージュのミニスカート姿だった。2人ともピカチュウのヘアクリップを頭につけていたのだ。

 ジャッキーと一緒にユニバーサル・スタジオ・ジャパンにいる写真を、ニコラスはInstagramのストーリーズに投稿した。「俺たちどこにいると思う? 当ててみて!」という英語のコメント付きで。そんなニコラスのストーリーを見ていた25歳の派遣社員・飯森(いいもり)そよは、「2人ともユニバにいる。ということは大阪にいるってこと?」と考えた。

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