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パフスリーブ  作者: 遠藤 敦子
第3章 対面
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 それでも、2人は「全然大丈夫だよ! 気にしないで」と快く言ってくれた。そよはくしゃっと笑い、両手を振る。右手にはiPhoneを持ちながら。その後、そよはアパレルショップから出てマクドナルドに向かった。一方、ニコラスとジャッキーはもう少しだけアパレルショップに留まる。

 そよはマクドナルドで遅めの昼食をとった。注文したものを店員が運んで来る前に、日記帳に先ほどの出来事を綴る。ニコラス、ジャッキーと握手しちゃった。もう手は洗えないかも。そんなことを考えていたのだ。ニコラスはそよに「会えて良かった!!!」とTikTok内のダイレクトメールでメッセージを送る。そよはニコラスからのメッセージを見て店内でニヤニヤしていた。

 それからニコラスとジャッキーは新世界付近を観光する。ニコラスもまたそよとの出会いの余韻に浸っていた。これまでニコラスは自身のリスナーと実際に対面したことがなく、全力で笑いかけてくれたひとはそよが初めてだったから。

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