表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パフスリーブ  作者: 遠藤 敦子
第3章 対面
13/20

13

 「あー、そよ! よろしく。俺はニコラス」

「私はジャッキー。そよ、よろしくね」

ニコラスとジャッキーも口々に自己紹介する。私はニコラスのリスナーで怪しい者じゃないですよ、とそよは2人に伝えた。「大阪でお会いできて嬉しいわ」とも。

 そよは2人と握手するかどうか考える。いざ握手しようとすると緊張して手が震えてしまった。手を出したり引っ込めたりするそよを見かねたのか、ニコラスは自ら手を差し出しそよと握手する。ニコラスの温かい大きな手をそよは握り返した。「そんなに緊張しなくて大丈夫だよ」と、ニコラスがそよに言ってくれたような気がしたのだ。実際には口に出していなかったけれど。

 次にそよはジャッキーと握手した。ジャッキーの場合は相手が女性だったので、そよはスムーズに打ち解けることができたのだ。このときのそよの服装はパフスリーブの水色のブラウスに紺色の総レースマーメイドスカートだったものの、汗でメイクはよれていて前髪も汗で大変なことになっている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ