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パフスリーブ  作者: 遠藤 敦子
第3章 対面
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 「なんかもうごめん、私いま緊張してて……」

そよが顔を赤くしながら言うと、ニコラスは「大丈夫だよ、気にしないで」と笑う。緊張してガチガチになっているそよの心を、ニコラスがほぐそうとしているようだ。

 その後、そよとニコラスは他愛もない話をした。そよが「いつから来てるの?」と訊くと、ニコラスは「月曜日の夜から」と言う。

「月・火・水・木……。じゃあ今日は4日目か! ちなみにいつ帰るの?」

そよは指を折りながらニコラスとジャッキーの滞在期間を数える。いつ帰るか気になったので、そのことも聞いてみた。

「今から6時間後には帰るよ」

とニコラスは言う。今が13時なので、帰るのは19時台になる。そよはニコラスの返事に目を丸くした。

 「次はここに行こうと思うんだけど、買い物とかできると思う?」

ニコラスはそよにGoogle Mapを見せる。場所は新世界付近を指していた。天王寺に行けば買い物はできると思うけど、新世界は食べ歩きや遊びがメインになるかも。そよはそう説明したかったのだが、緊張していたのもあり「できると思うよ」と答えてしまったのだ。

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