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アイ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

SF初めてです。

機械と難しい話が苦手なんで、ツッコミ所は満載。


AIに哀、愛を教える事は出来るか?

という意味での『アイ』と名付けられた人工知能の話。

私を産んでくれた創造主が死んだ。彼女は人類よりも機構人間が多いこの世界で、元々飛び抜けた機械音痴だったそうだ。故、その体質を克服する為に、機械の勉強を始め、一から作り上げたロボットがこの私だった。

最初の私は他のロボットよりも劣っており、何度も改良を重ねる事によって、他と引けを取らない性能まで向上した。


私は彼女の亡骸を抱えて、生前彼女と中の良い博士の元を訪れた。彼も私と同じ人工知能を有したロボットで、機械音痴な彼女に工学を教えた師匠だった。それこそ最も簡単な基礎の基礎から、改造に至る全ての事まで

生前、創造主は博士の事を『天才』と称した。天才ならば創造主を生まれ変わらせる事が出来るだろう。

「博士、私の創造主を直してください。私と同じように、ゴムや糸で体を作り、中身を機械化して、動けるようにして下さい」

「……アイ……残念ながらそれは出来ない」

博士は眉間に皺を寄せて、苦々しくそう言い放った。ただ冷たくなった創造主を頬をそっと撫でた後、一度姿を眩ませた。後を追うと博士は長い布を一つ持ち、創造主の体に掛ける。

それは何処かプログラミングされていない、別の物が含まれて居るように思えた。

「何故ですか? 博士はあの物凄い機械音痴の創造主を恥ずかしくない程の一人前技師にさせたではありませんか。創造主を直す事など容易いでしょう?」

「アイ、君の主人は人間なんだ。人間は私達機械と違って、死んだらそのまま土に還る。核を移植して、永遠を生きることは出来ないんだよ」

それはおかしい。だってこの世界の人間だって、人体の大部分を機械に替えて、寿命を伸ばしているじゃないか。創造主は改造を嫌がっていたが、技術があれば死んだってきっと戻せる。

「人間は……一度死んでしまったら、もう直せないんだ。人間は生と死を繰り返して発展を続けて来た。私達と違って中身を入れ替えれば済むという話では無いんだよ」

……何故……死んだ人間は改良出来ないのだろう。核を移植して、新しい姿のまま、歩き回る事が出来ないのだろう。

「……博士……もう創造主は戻らないのですか?」

「ああ……」

「何故……創造主は私に『死』という概念を与えなかったのでしょう?」

創造主は『死』に関する概念を私に教えた事はない。調べ様にもノイズがかかって、何時も全うな考えを邪魔しにかかった。その事を相談して、改良を求めても、何時もはぐらかされた。

「……彼奴は何とか高性能AIを作るに至ったが、お前に人の感情全て教える事は出来ないと言っていた。特に悲しみ。これだけはどうにも出来ないと嘆いていた。だから自分の死を持って、お前に『悲しみ』という概念を与えたかったんじゃないか」

「そうですか」

「帰ったら、お前の主人を土に埋めてやれ。人間派皆そうする」

「はい」

それからはずっと、何処かもぬけの殻の様に家に帰った。庭先に一時間かけて穴を掘り、そこに創造主を埋めた。

「……」

巨大ロボが苦手です。

機械が出た途端に話が難しくなるので苦手です。


最近は人工知能が発達しているとの事で、演算で『人類は不要』と思われなかったら、こんな世界ではないかと。

人口は日々衰退してますし、大部分は機械で補ってますし。


そんな観点から、残された人類は技師という職しかありません。AIを作れるのが当たり前な世界です。

(今で言う、パソコンは必須みたいな)


そんな中で、多少欠陥はありながらも生まれたのがアイという人工知能です。

この後の話も思い浮かんだら投げると思います。

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