表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/549

9

…翌日。



いつも通り雑用の依頼を受けて金を稼いでいると柴田からの着信が。



なんでも『急いで来い!』と言われたので指定された場所へとのんびり向かう。



「おい、海。斉藤が魔獣にさらわれたらしいぜ!」



着くや否や藤原が駆け寄って来て問題が発生したかのような事を言う。



「斉藤?」


「クラスメイトの女子だよ!女子!」


「へー、で、さらわれたってのは?」


「魔獣が斉藤を捕まえて連れてったんだと」


「マジで?」



魔獣が人を誘拐する…なんて聞いた事ないので俺は半信半疑で確認する。



「マジだって!」



…ココで急に制服姿の女子が会話に乱入してきた。



「だから誰でも良いから早く斉藤を助けに行ってよ!」


「…コイツ誰だっけ?」


「住吉だって」


「あー、そういやそんな名前の女子が居たな」



結構な男勝り…もといボーイッシュな女子の焦ったようなお願いを聞いて俺はまず初めに名前を確認する事に。



「海原がこいつらのリーダーなんでしょ?お願い!」


「マジで?俺がリーダーでいいの?」


「良くない」

「良いわけあるか!」



住吉の発言に俺が二人に確認を取るも即否定的に返され却下された。



「まあお前がリーダーかどうかはさて置き…どうする?」


「どうする、ったってなぁ?クラスメイトを見殺しにするわけにもいかんし」


「じゃあ行くか」


「俺らが行ってどうにかなるもんなのか?」



そこら辺のパーティに任せた方が良くね?と、藤原はちょっと弱気な発言をする。



「んなもん行ってみねーと分からねぇだろ。なあ?」


「そだな」


「…じゃあ行くか」



柴田の確認に俺が頷くと藤原は不安そうにしつつも先頭に立って歩き出した。



「ん?そういや斉藤が居る場所とか分かんのか?」



馬車で町から離れて少ししたところで俺は疑問に思ったので二人に聞いてみる。



「海が来る前に住吉から聞いた。近くの洞窟のダンジョンだと」


「ダンジョン?ただの洞窟だろ?」



藤原の返答に俺は新たな疑問が浮かんできた。



「魔獣が居たらそれだけでダンジョン呼びになるらしいぜ」


「へー」


「海、お前もしかしてパーティに入った事ないのか?」



柴田の説明に俺が適当な感じで返すと若干驚いたように聞いてきた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ