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竜の神様と契約しますか?  作者: 月嶋のん
竜の神様出現。

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竜の神様、遊園地に備える。


そうして怒涛のようなテスト期間が無事終わり、晴れて夏休みだ。

もう一度言う、夏休みだ〜〜〜〜!!!!



「はぁーー!!!やっと終わった!!嬉しい!最高!!」

「‥お前、最終日は死にそうな顔してたもんな」

「はい!!でも、返却されたテストも、まぁ‥なんとか大丈夫でしたし」

「俺のおかげだな」

「オミさんって、勉学の神様なんですか?」

「は?そんな神がいるのか??」



‥日本にはいますね。

他の外国はちょっと分からないけど。

オミさんは「この国の神様、数が多すぎね?」って言うけど‥、そうですね、ものすごく多いと思います。


葉月さんの所でバイトを終えて、夕飯を食べ‥、ただいままったり中の私とオミさん。クーラー最高である。オミさんの読み込まれた旅の雑誌を見て、


「ところでオミさん、行ってみたい場所ありました?」

「遊園地!!!」

「まさかの遊園地!!まぁ竜の国に一番なさそうな場所だな‥」


と、私とオミさんのスマホに同時にメールが届く。



「あれ??メール?」



私はスマホをタップすると、差出人は蛇神様、内容は



『わしも遊園地へ行く!!!!』



で、あった。

待って??蛇神様、どこから見てた???

オミさんは苦い顔をしてスマホを見て、「あの野郎‥」って呟いているけど、落ち着こうか?


あれから幸いにも嫌な感じの気配は感じてないし、遊園地に行っても大丈夫‥かな?蛇神様もいてくれれば、私も安心だし‥。



「遊園地、皆で行きましょうか?」



オミさんはゲッと嫌そうな顔をした瞬間、オミさんのスマホだけ着信音が鳴った。オミさんはブスッとしつつスマホのメールを確認すると、何やら複雑な顔をして大きな指で操作したかと思うと、はぁ〜〜っと大きなため息を吐き、



「蛇神、もう遊園地の入場券買っておいたって。明日9時に現地集合だそーだ」


「「早い!!しかも券をいつの間に買ったの??!!」」

「ネット??」



オミさんがそう答えたけど、オミさんもどんどん人間界に詳しくなってきたな‥。


「だけど、遊園地かぁ〜〜。私、こっちに来て初めてなんで楽しみだな〜」

「前に住んでた場所にはなかったのか?」

「田舎ですから‥。田んぼとかせいぜいコンビニくらいしかなくて」


ふーんと、オミさんはそれを聞いて雑誌を広げる。

もうこの話題飽きたんか‥。



「もう早く寝て明日に備えておこうかな」

「んじゃ、こっち寝ておけ」

「‥いや、なんでナチュラルに自分のベッドの横をあける」

「寝るんだろ?」

「寝袋で寝ます」

「毎回ベッドに置くの面倒なんだが?」

「「しなくていいから!!!」」



ジロッとオミさんを見るとニヤニヤしてる。

ベッドに寝かせるの、気を利かせて‥とかじゃなくて完全に嫌がらせなんじゃないか?寝袋を広げて、私はその中に入る。スマホのアラームを設定していると、オミさんが私の体を寝袋ごと抱き上げる。



「‥オミさーーん、私の意見も聞いて‥」

「明日、体バキバキで遊べるか?」

「‥遊びます」

「お前、万全の体調って大事なんだぞ?」



なんか可哀想な子を見るような目をやめい。

ドサっと一緒にベッドに寝転ぶとオミさんは、「おら寝ろ」って言うけど‥。こんなんすぐに寝られると思うのか?ドキドキしてそれどころじゃないんだが?



‥そう思ってたんですけどね、寝ちゃいました。爆睡ですよ。

朝目が覚めたけど、普通に爆睡してたね。

毎回思うけど、私の心臓とメンタルはどうなっているんだろう。オミさんのあのあったかい腕が全面的に悪いんだろう。



アラームの音で起こされた私はそう思う事にして、オミさんの腕の中から起き上がろうとする。今朝も相変わらずぶっとい腕が私の腰に回されている。‥筋肉すごいなぁ〜。腕をペチペチ叩いて、



「オミさん、朝です。万全の体調なんで起きましょう」

「‥まだ眠い」

「じゃあ、蛇神様と遊園地楽しんで来ますね。行ってきます!」



そう言ったら、ようやくオミさんも起きてきた。

最近寝ぼすけだな。ぽやっとした顔で私を見上げると、オミさんは私の前に腕を差し出すので、引っ張って欲しいってことか?



オミさんの腕を引っ張って体を起こそうとすると、ギュッと反対に引っ張られてまたオミさんの腕の中に戻った。違うそうじゃない。脇腹をくすぐったら、赤い顔をしてものすごい勢いで起きたので今後はこれでいこうと固く誓った。




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