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34歳のオッサンによるフォルトリア星系戦記  作者: 八鶴ペンギン
第4章:マーク・トゥウェイン要塞攻略戦
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4-12:今日から始める強化策!②

次回から本編?に戻らない(あっ


※お知らせ※

7月1日6時から7時半までの間、本文中の大部分で同一内容が繰り返し描写されておりました。

現在は、訂正が完了しております。ご迷惑をお掛けしました。

訂正にあたり、多少ですが加筆しております。

なお、特に本編への影響はありませんので、ご安心ください。


ご指摘いただきました方々には、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 ドクターとの楽しい悪巧みならぬ、研究開発談義を程々に切り上げ自室へと戻って来た。今日はもう休みたいと思いつつも、今後の為に戦力強化に勤しまねばならないのだよ。司令官、辛す。


 「さて、艦艇と兵器か……」


 端末を開き、開発ツリーへと目をやる。現状では、駆逐艦は第5世代のサムズ・クロス級までアンロックが済んでおり、現在の要塞ではウェクスフォード級を艦隊の主力駆逐艦とし、遊撃戦力としてポートマギー級を活用、最新鋭のサムズ・クロス級は、第1艦隊『ラーズグリーズ』の旗艦直掩艦として実戦配備されている。将来的には、ウェクスフォード級を全てポートマギー級で更新する事になるだろうか?

 要塞において最も艦艇数の多い艦首だけに、世代交代が少しずつしか進まないのが難点か。改アスローン級駆逐艦も、先の戦いがあって漸くお役御免になったばかりだしな。今後も、地道に進めるしか無いか。


 巡洋艦は第3世代のセブン・ヘッズ級までがアンロック済みとなっている。初期艦であるカンターク級の電子戦型は、先の戦いを持って完全に戦列を離れることになった。初期から要塞戦力として戦ってくれた、生え抜きの殊勲艦だったな。

 現在、第2世代のシャニッド級が主力巡洋艦として、電子戦型と防空特化型も含めて大量に配備されている。そして、最新のセブン・ヘッズ級は先のサムズ・クロス級同様に『ラーズグリーズ』への集中配備となっている。


 戦艦は第2世代のバリーフェルター級までアンロック済み。新鋭のバリーフェルター級は、要塞艦隊の総旗艦たる『スレイプニル』を含め『ラーズグリーズ』艦隊へ全艦配備となっている。それ以外の艦隊には、初期戦艦であるクレアモリス級が配備されている。そろそろ、次世代のアンロックも視野に入るか?

 火力面で、既にバリーフェルター級とクレアモリス級には差があるからな。それらを考えると、隻数が増える前に次世代艦ないしバリーフェルター級へと主軸を移すべきか。一先ずは、状況を見つつだな。


 空母は、初期艦であるフォックスフォード級のみアンロックが完了している。とは言え、現状では空母として性能的に他の勢力に劣る事も無い以上は、次世代艦のアンロックは先送りで良いだろうと考えている。先ずは、そもそもの数を増やす事を優先したい。


 「一先ず、次世代艦のアンロックは見送りだな」


 特段、今の艦艇の性能で問題無く戦えている。アンロックされている中で少しずつ後継艦へと更新していくのがベストだろう。無論、ポイントには余裕を持たせているので、敵の動向次第では急遽アンロックする可能性はゼロでは無い。特に戦艦と空母は必要な場合、アンロックからの量産が出来る様にしておきたい。


 合わせて、派生型も確認しておくか。ぶっちゃけ、派生型って電子戦型とか防空特化型の様な他の艦種では代替出来ない物じゃないと、性能面で見るとイマイチな事が多い。勿論、例外もあるけどね。

 シャニッド級の艦載機搭載型は、正にその例外と言って良いだろう。確かに艦隊戦では多くの艦載機を送り出せる空母の方が有効だが、空母を投入する程でも無い様な小規模な戦闘等では十分に役目を果たせる。まぁ、補給には拠点艦が必要になる時点で、それなら空母でもって話にもなりかねないが……。


 「さて、何か新しい……って、こんな事もあるのか」


 全ての艦種の全世代艦に派生型として『ステルス型』が追加されている。説明を見るに、ドクターが開発した光学迷彩とアクティブステルスが揃う事で、初めてアンロック可能となる様だ。でも、普通に開発して搭載出来てたけれども、何が違うんだ?


 「あー、なるほど」


 単純に、必要となる資材の違いだな。必要な備品をそれぞれ生産して搭載するよりも、派生型をアンロックして建造した方がコスト的に低くなる訳だ。勿論、時間って言う違いもあるな。既存艦は仕方が無いが、今後建造する艦は最初からステルス型で建造した方が良いな。僅かな差とは言え、揃える数によってはかなり違ってくる。


 今までの派生型と違って、ステルス型の場合は特に武装面での影響が無いので、火力低下が起こらない。一見するとデメリットらしい、デメリットも無い様だが? 何か、怪しいな。気にし過ぎだとも思うが、これらのシステムを作製したのがあのバカだと考えると疑い深くもなる。


 「……」


 細かい説明まで目を通していくが、特に気になる記述は無い。建造時間や修理時間、必要な資材等。何れも、引っ掛かる様なおかしい表記は無い。マジで、デメリット無しなのか? 一応、後でドクターにも見て貰うか。無いなら無いで、此方としては助かるからな。


 で、ドクターに確認して貰っても特にデメリットは見つからなかった。後、輸送艦の初期艦であるトラリー級の派生型に病院船が出現していた。先のステルス型もそうだが、どうやらドクターの研究開発は派生型にも影響を与える様だ。こちらも要、研究だな。


 「さて……」


 艦艇のチェックは、この位にして次は兵器類のチェックに移ろうか。先の戦いはドクター謹製の試製対艦砲と電磁パルス兵器、そしてミディールが大いに活躍してくれた。今後も見据え、腰を据えたプランニングをしておきたいところ。なお、出来るかは不明。

お読みいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに!

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― 新着の感想 ―
[一言] 「さて、何か新しい……って、こんな事もあるのか」  全ての艦種の全世代艦に派生型として『ステルス型』が追加されている。説明を見るに、ドクターが開発した光学迷彩とアクティブステルスが揃う…
[気になる点] 同じ内容が2度続いてますね 重要な事だから2度言うのはわかるけど^^
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