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四元の斬獲者 黄金巨獣

連日投稿は今日で最後ですかね………(ストック枯渇)

『Guraaaaaaaaaaaa!!!』


うるせぇ!!


「少し黙れ!『刻弦舞踏』『一閃』!!」


現在のフィールドは鶏野郎と交戦した森から少し離れた岩場。眼前には熊公、『黄金巨獣 ベアゴルド』。


コイツは逃げも隠れもしないし仲間も呼ばないある意味真っ当なレイドボスである。


でも…


『Guriuooaaaaaaa!!』


「かったぁ……!?」


刀が弾かれた。金ピカの毛皮が異常に硬い。


金って武器には向かないそんなに硬くない金属のはずだが?


バックステップで退避するが、


『Buguruuaaaaaaaa!!!』


速いんだよなコイツ。


セオリー通りに動くなら口の中や眼球を狙って削るべきなんだろうが速いし動きに隙が少ない。


ってこの軌道は……?


『Guruaaaaaa!!!』


蹴りかよ!?地面を転がりながら回避。


心眼の赤いライン的に次の攻撃は熊パンチ。


「くっ、『天絶星断』!」


首の皮一枚掠めつつ腕に単品斬撃に限れば最大火力の『天絶星断』を叩き込む。……が、


「『真界超越』!少し毛皮を削っただけとか硬すぎません!?」


『GAAAAAAAAAAAAA!!!』


次の攻撃はジェリンドとやり合ってる時に見たことあるタイプの軌道。恐らくストーンエッジ的なやつ!


「『全壊死動』『ハイジャンプ』!!」


『居合切り』を打つために納刀しながら跳躍。ピンポイントに出せるし魔法職きつくないか?


刀で削るとなると攻撃を重ねるごとに威力の上がる『相生連斬』だが、下手に使おうものなら刀が壊れかねん。


『Gaaaaaa!』


不味った。心眼で見る感じ迎え撃つ気満々だあの熊。真上に跳躍すると飛行ユニットなしじゃ落下の軌道を変えられない。周りに人がいるならもう死ぬのもやぶさかではないが。さっき見回した感じだれも居ない。でも使ったら負けな気がする。


迎え撃つ…吹っ飛ばされる気が大いにするがやらんよりはやった方がいいか。


「くっ、『居合g「██流奥義伍の型─『金剛』!」


誰!?


『ソレ』は恐らく業物であろう刀にオーラを纏わせて振るい熊公を吹っ飛ばした。同時に俺は腕から落ちて左腕が逝った。動揺してショックコンバート使うの忘れちゃった……(ガバ)


声はノイズがかかっており外套を被っているため身長以外の情報は読み取れない。


「魔剣士!?」


「剣聖だよ!?どう見ても侍系統のスキルでしょうが!!!」


ちょっと待て俺の中の侍のイメージが壊れる音がするんだが?いや、縮地って地脈云々が絡むって解釈もあるから正しいのか?


とりあえず俺も反撃…………左腕無いから鞘から刀が抜けないじゃないか(呆れ)。


「……キミ、異界人(プレイヤー)だよな?なんで刀持ってるのに侍のスキル見分けられないんだい?」


「……生憎情報弱者でしてね。剣聖になりにヤマトに来たはいいものの全然見当がつかなかったので」


『G、Gaaaaaaaaa!!』


「とりあえず逃げるよ!」


「え、ええ。でもあの熊が……」


同時に外套の不審者が煙玉をあの熊に投げつけた。


とりあえずコイツについて行くか……

※作中では既に深夜3時を回っており翌日も普通に学校あります。3戦ぶっ続けなのでファケリーもだいぶ判断がガバガバです。


感想が作者のパゥワーになると思います。

評価を入れていただければ更にパワーが倍プッシュになるかもしれません。

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