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サブタイトル失踪事件


2月のレアコレ発売時にろくに買えなかったキチゲを込めて書いたのでだいぶガバガバです。



「ユニークモンスターの情報がここにある」


「500G」


「売った」


「買った!ユニーク行く人この指とーまれ!」


「「「「…………」」」」


「えっ参加者ゼロ人?エクリプスちゃんも?」


「もうガードベントにはなりたく無いので」


「やはりユニークモンスターですか、何時出立します?私も同行しましょう」


「妥協院ジョブ空き……!」


「まだ埋めてないのか(困惑)」


「それで、場所は?」


「別大陸のとある秘境」


「「遠いな!?」」


「ファストトラベルを提供するので私も同行させて欲しい」


「OK!」


「3人なら負ける訳ないでしょう」


「ファストトラベルを使用するから捕まって欲しい」


「レッツゴー!」


「覚悟!」


「ゴーゴーゴー」


「それ以上はいけない(戒め)」





「ここが秘境………」


「自由を奪った状態で殴るなんて……!」


「それは卑怯」


「カレーと一緒に……」


「それはらっきょう」


「国防少女が戦う相手の…」


「それは列強」


「いつまで続けよう?」


「今終わりました」


「というか秘境と言うより密林では?」


「………ユニークモンスターの名前は『護林大帝 シルバーバック』」


「不良在庫押し付けられてますよ」


「ゴリラやん……」


「バナナで釣れる」


「マジでゴリラやん……」


「そんなこともあろうかと」


「何故持っている……?」


「皮だけ」


「皮だけかい!」


「踏めば確定スリップの神アイテムですよ」


「踏めばね」


「実は近づけると足が吸われて確実に転ぶ」


「マジで?」


「マジで」


「行儀が悪いのが難点」


「対人だとそんなこと気にするかなぁ?」


「マジレス警察だ!」


「ミ゜」


「平和は保たれた」


「中身のあるバナナはここにある。呼び出す、えいっ!」


『ウホッ!ウホウホッ!!』


「わぁ!ゴリラってほんとにウホッて鳴くんだ!」


「『緋砲命灼』」


『ゴァァァ!?』


「うーん無慈悲」


「さっさと殺りますよ」


「お慈悲ぃ…あれも、これも、それも、何もかも。世界は私の玩具箱、『玩具支配』『パラライズアロー』『スタンスタンプ』『スリープスラッシュ』!」


「『レジストダウン』『ディフェンスダウン』」


「回復完了……砲撃形態移行……『過剰収束』『過剰収束』『過剰収束』……動きを止めてください」


「了解。『(ひげき)より目を閉じろ───怠惰魔王(ベールフェゴル)』」


「スリープ通った!」


「撃ちます、『魔弾射手』……『七滅魔弾』!!」


「キキキン状態でキンキキンなんて……!(歓喜)」


「なんかバグってますよ」


「無事撃破……協力感謝する」


「MVPは頂きました」


「まあ妥当かなぁ」


「ディーラーへの感謝を忘れてはならない。ありがとう」


「支援なしなら相当面倒でしたので感謝なら不要」


「謝謝茄子」


「汚礼も結構です」


「ドロップはー?」


「素材ですね。毛皮と金属」


「あー、なんかあいつが付けてたアクセサリーか」


「また装備の作成お願いします」


「了解〜」


「では帰りましょう。ファストトラベルは?」


「………リキャストに半日」


「「え?」」


「………ごめん」


「はぁ、仕方ないし探検行こう!」


この後ダンジョンに入って帰還が数日遅れることになるのを俺たちはまだ知らなかった。




護林大帝 シルバーバック


ジェリンドとタイマン張って殴り合えるレベルのクソ強ゴリラ。とはいえ、既に全盛期は終わっている。自身が死亡したい後、自身の力が悪用されることを避けるために戦闘時にはカルマ値判定が行われ、一定値以下になると発狂行動をとる。また、『護林大帝』というユニークモンスターは密林地域に必ず一体湧くように設定されているため、さっさと世代交代しようと考えてはいたが、カンストプレイヤー3人にリンチに遭うとは考えていなかった模様。

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[一言] 更新乙です ゴ、ゴリラさん……
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