表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/105

踏破セヨ輝キノ龍、天ヲ衝ク機王ノ産声 其の八

無いよォ!!執筆時間無いよォ!!!?



無いよォ!!素材無いよォ!!!?(絶望)


いや上限解放が間に合わななさそうだったから装備に全部突っ込んだだけだが。


バカンス?日焼け止め塗り忘れて地獄を見た。ソフィーちゃんの水着姿は可愛かった。あと八人でゲーム大会してた。ソフィーちゃん思ったよりゲーム上手かった。以上。


なんでこんな箇条書きなのかって?トカゲに三度轢き殺されたからだよ。蜥蜴畜生のAIが強化された。ドヤ顔ダブルツルハシ二天一流はナーフを免れたが連中連携して退路を塞ぎにかかるようになった。お陰様で息切れした瞬間に噛み殺される。


「ロストギア、スキルレベルが9から上がりません」


そう、レベリングは完了したがスキル上げが終わらなかった。


「しばし待て、管理権限レベル4、プレイヤー『ファケリー ヴァイス』の行動ログを参照。対象、スキル『機動砲術』の熟練度上昇……………」


ちょっと待て、なんかこのポンコツがポンコツしてない。


「ふむ。原因が分かったぞ」


「何が原因だったのですか?」


「そもそも機人種の戦闘職、その区分である『機動』『機重』が持つジョブのスキルは、複合区分なのだ」


「続けてください」


「貴様の機動砲術の場合、装備による砲撃と移動の両方が熟練度上昇のトリガーだ。そしてスキルレベル自体は両方の熟練度の合計値を参照する。しかしカンストの際は、両方の熟練度が一定値まで達する必要がある」


「………つまり?」


「貴様、ブースト等の移動系スキルを一切使わず基本的に高いAGIに任せて回避しているだろう。そのせいで移動区分の熟練度が一向に上昇しておらん」


オーマイガ。


「………留意して置きます。それでは当機は素材の回収に向かいます」


「承知した。こちらでも移動系のスキルが付与されるアクセサリーを優先的に制作しておこう。」


「感謝致します」







「………『ブースト』」


スキル『ブースト』は直線移動のスキルであり、使用MPは10となかなか重い。


何より途中で方向転換が出来ず、貧弱なVITでは壁にぶつかった瞬間に死ぬ。


「『スプレッド』!」


加速中に蜥蜴の頭を踏み跳躍、距離を稼ぎつつ拡散射撃でスタンを狙う。残り弾数5、現在敵三体スタン二体。


そろそろくたばれクソ蜥蜴っ!


近くの壁を足場に再度跳躍、未スタンの一体の頭に鶴橋を振り下ろし殴り砕く。


そしてスタンした二体の頭も粉砕し戦闘終了。


ドロップを回収。相変わらずの高純度ばかりである。


『Gryruru!!』


大型っ!


「『ブースト』!」


速攻で肉薄しその勢いのまま跳躍。背中にしがみつく。そして一心不乱発動。ツルハシ二天一流で背中を削る。あとこの時に落し物が出ることは確認済みである。


オラオラオラァ!


『GRaaaa!!?』


悶えて転がった大型。潰されないように退避しつつ距離を取り鶴橋を仕舞う。


指で銃の形を作り大型の頭に向ける。


「『スパイラル』!」



ふぅ。戦闘終了。ドロップを回収しスキルを確認。


っおっしゃァァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!スキル上がり切った!


お゛わ゛っ゛だよ゛ぉ゛やっと解放されるよぉお!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ