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踏破セヨ輝キノ龍、天ヲ衝ク機王ノ産声 其の七



ハァイ調子いい?種族変更って知ってる?え、知らない?oh……すっごく面白いのに…………なんとなんと、レベル上限を引き上げることが出来るんだぜ?どうせ廃人しか出来ないんだろって?あっうん、確かにレベル上げも必要だがレベリングはパーティーを組めば楽に出来るしこのゲームは親切だからオート攻撃なんかもあるんだ。だから一緒に種族変更しようぜ?レベリングも手伝ってやるから。


そして………


ここから地獄の素材集め&スキル上げだ!!



篝火は死んだ。エナドリの過剰摂取と三日間ぶっ通しのスキル上げに耐えきれなかったのだ…………












ってんなわけあるかい!?


いや、家族旅行までにレベルキャップ解放が間に合わなかっただけだよ死んでねえよ。むしろ親が無人島買って別荘ぶっ建てた事の方がやべぇよなんでプライベートジェットなんて持ってんだよオートパイロットかよ飛行機の中ですら遊び倒す気かよ。


そして何より、


「なんでお隣さんまでいるんだよ!?」


「ありゃ、ダメでしたか?」


いや別にソフィーちゃんの水着姿に興味が無いと言えば嘘になるが、


「なんで島ごと買ったし」


「家族以外にお母さんの水着姿を見せたくなかったので」


野郎のヤンデレとか誰得だよ、いやお母さんはなんか嬉しそうだし需要はあるのか。


「プライベートビーチってなんかリッチな響きだよね」


「マイシスターお前の小遣いじゃ一生かかっても買えねぇから」


「むしろ私がリッチー(アンデッド)になる!?」


「意味分からんし需要ねえよまな板」


掴みかかる明を無視して何故か同行している姫園一家を見やる。両親は慣れてるっぽいがソフィーちゃんはガチガチである。


「あー、大丈夫?」


「駄駄駄駄大丈夫デス」


駄目みたいだ。


「寝てればすぐ………いや寝れないか。トランプでもする?」


「お、お願いします………」


「トランプやる人この指とまれ〜!」


「「「「「「はーい!」」」」」」


ゆ、指折れる!?


「全員参加か……ルールどうしよ」


「ババ抜きでいいんじゃないかしら」


「おっけーお母さん。じゃあシャッフルして配るよ」


「負ける度一枚脱がない?」


馬鹿姉貴!?


「「「誰得だ!?」」」


男性陣の心の叫びであった。


((スッ………))


あっお母さん方かぁ。


「年頃の女子が一名いるのでNGだ姉貴」


「ねえ馬鹿兄貴私年頃の女子にカウントされてないんだけど」


「正当な評価だろ」


「じゃあ着る?」


「熱中症になるからNG」


「クーラーあるし大丈夫でしょ」


「じゃあ一位が脱いでビリが着るで」


おい一位に罰ゲーム必要か?


「もうそれでいいです。」


「それでいいよ」


「私もそれがいいかしら〜」


マジかよ。


その後はイカサマシャッフルで明に毎回ジョーカーを送り付けたことが発覚してぶん殴られたこと以外は特に何も無かった。撃墜されなくて良かった…

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