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狐と八十一の嘘  作者: はんどろん
二章 二人目の客人
9/23

09

「あなたが椿さんかな?」

「え? あ、はい。そうです……けど」

「綺麗な苗字だね。私は日埜と云います……お名前は?」

「……天愛です」

 数ヶ月前にも聞かれた名前を天愛は、少し顔を顰めながらまた名乗った。

 既視感という言葉が一瞬頭を掠めたが、日埜との出会いは実際にあったことで、昨日も日埜はいつものように夜渡蓮にやってきてお茶をしてから帰って行ったのだ。

 天愛は、埃を拭き取ろうと手に持った木箱を慎重に元の場所に戻しながらも、目の前に佇んで穏やかな笑顔でいる老人から目を離さなかった。

 落ち着いたスーツ姿に、帽子といういかにも老紳士らしい風貌。白い髭を蓄えた口元は、優しく笑みのかたちを作っている。どう見ても、日埜その人だ。

 けれど、日埜は、天愛に対して初対面のように振舞っている。苗字だけは知っているようだが、それも天愛の名前なのかどうか確認してきたのだ。

 タイミングが悪いことに、いつもなら助け舟を出してくれる東雲も、今は八十彦に言われた使いで、外に出ている。天愛は、日埜がこんな悪ふざけみたいなことをしない人だと信じていたから、まさかボケてしまったのではないかと不安になって視線を泳がせたあと、結局助けになる人物も見つけ出せずに、日埜に視線を戻した。今日は染野もいないのだ。

「……あの、日埜さんですよね?」

「ええ、そうですが?」

「昨日も、お茶を一緒に飲みましたよね?」

 天愛の様子を少し不思議そうに見ていた日埜も、その言葉で合点がいった様で「ああ、」と声を上げた。

「お嬢さんは聞いていないのかな?」

「え? なにがですか?」

 実はボケているんですよ、と告白されたらどうしようなどと失礼極まりないことを想像した天愛は、内心どきどきしながら首を傾げた。

「日埜は、二人いるんですよ」

「……え? ふたり?」

 全く意味を理解できない天愛は、本気で首を捻った。日埜は、分裂でもするのだろうか。

 時間帯をランダムに行き来する骨董店があるくらいなのだから、分裂する老人がいてもそこまで不思議ではないかもしれない。そこまで考えておいて、天愛は自分の考えの滑稽さにようやく気付き、顔を顰めた。

「ええ。日埜は二人いるんです」

 日埜はもう一度そう言うと、店内をぐるりと見渡した。

「何年経っても、ここは代わり映えしないな」

 まるで何年もこの場所に来ていなかったように日埜が言うものだから、天愛はもう考えることを諦めて、東雲が帰ってくるのを待つことにした。

「物の出入りが少ないみたいなんで……」

「そのようだね。その部分も代わらない。ところでお嬢さん、狐はいるかね?」

「あ、はい。奥の居間に……」

「そうかい。上がらせてもらってもいいかな?」

「はい。どうぞ」

 老人が日埜本人だと疑わない天愛は、何も考えずにいつも通り奥へ入ることを促した。老人は帽子を片手で胸元へ持っていくと、一礼をして靴を脱ぎ、いつもの様に土間を上がって暖簾の向こうへ行ってしまった。居間の方から聞えてきた八十彦の言葉に、天愛はまた首を傾げることになる。

「ああ、お久しぶりです。日埜さん。どうなさったんですか、あなたが此処へ来られるなんて珍しい」

 落ち着いてはいるが八十彦の声色には、わざとなのか、ほんの少しの驚きの響きが混ざっていた。

 それにしても、珍しいとはどういうことなのか、天愛にはやはり全く分からない。日埜は、ここ最近毎日のようにこの夜渡蓮へやってきてはお茶を飲んでいる筈なのだ。八十彦とは、確か一昨日の夕方頃にお茶をしていた。八十彦がいう風に、そんな遠い日ではない筈だ。

「久しぶりだね。どうだい、ここ最近のところは。狐は見つかりそうなのかい?」

「途方もないですね。……けど、最近あの娘がよく現れるようになりました」

 天愛はつい耳を澄まして二人の会話を聞いていたが、急にいきおいよく開いた硝子戸の音に肩を震わせた。静かな店内に、大きく響き渡った硝子戸の音のあとに、更に元気な声が響く。

「ただいまー。東雲、ただいま帰りましたー」

「……東雲さん、もしかして酔ってます?」

 やけに上機嫌な東雲の顔を見て、天愛は眉を顰めて聞いた。外はまだ明るい。それに、東雲は八十彦の使いで常連客の家に行っていた筈だ。それなのに、入ってきた東雲からは、かすかに酒のにおいがする。

「いや、ちょっとお客さんに飲まされちゃってさー。俺の酒が飲めないのか! って……本当に言う人いるんだねえ」

 東雲は、困った困った、という風に、わざとらしく肩を竦めた。

「お水、飲みます? というか、飲んでください。入れてきますから」

「わるい。ありがと、頼んだー」

 顔色は全く変わらないけれど見た目よりは随分と酔っていたのか、東雲はそう言うと商品の椅子に座り、頭を後ろにぐだっと垂らして目を閉じてしまった。そんな東雲を横目に、天愛は土間を上がる。台所へ行くには、八十彦のいる居間の前を通らないといけないが、今は来客中だから大丈夫だろう。

 急いで台所へ向かう途中、ちらっと居間の方を見てみると八十彦と日埜は何か話し合いをしているようで、その内容がやはり全く理解できない天愛の耳から耳を通り抜けた。染野がいないのだから、自分が二人にお茶を出さないといけないことを思い出した天愛は、慣れた様子で茶器を出すと、お湯を沸かし始めた。

 夜渡蓮にきだしてから、お茶は数え切れない程淹れている。お茶を出しても、あの狐の主人は口にすることはない。少なくとも、八十彦が茶を飲んでいるところを天愛は見たことがなかった。その癖、お茶を淹れろと定期的に言ってくるのだ。

 湯を沸かしている間に、東雲の水を切子硝子のコップに注いで、二人分の湯のみも出した。八十彦の屋敷は、食器までもが大抵骨董だ。それも普通に使っているが、聞いたところどれも大した価値のあるものばかりらしく、天愛はいつも割らないように緊張していた。

 盆に載せた急須に熱した湯を入れると、渡り廊下の方から居間へ向かった。部屋の前で膝を折る。こんなことは此処へくるまでしたことがなかったが、染野を見て覚えた。八十彦を尋ねてくる客はお年寄りが多く、たまに気難しい人もいるのだ。今では天愛も慣れたものだった。

「失礼します」

「どうぞ」

「お茶をお持ちしました」

「ああ、ありがとう」

 八十彦の言葉を合図に、天愛は居間へ入る。いつ入っても、居間は乱雑に置かれた本棚に入りきらない古書で散らかっている。それは客が来た時でも変わらずだ。

 天愛がお茶を炬燵(こたつ)机に置く間、先ほどまで続いていた二人の会話は止んだままだった。居心地が悪くなった天愛が伺うように目線を上げると、まじまじと天愛を眺めていたらしい日埜と目がばっちり合ってしまい、天愛は咄嗟に目を逸らした。

「いや、本当によく似ている」

「そうでしょう。とくに、目元なんかはそっくりでしょう」

 当の本人である天愛を目の前に置いて、二人がそんな会話をしたものだから、天愛は立ち去るにも立ち去れず、けれど益々居心地悪く眉ねに皺を寄せた。

 もしかすると先日、日埜が言っていた、昔この周辺に住んでいたという娘のことだろうか。その娘は、この二人にとって余程重要な人物なのかもしれない。天愛はこの間といい、今といい、感慨深げな二人の様子を見てふとそう思った。

「お嬢さんは、昔この場所にあった村に住んでいた娘さんを知っているかな?」

 日埜に聞かれて、天愛は隠しきれずショックを顔に出してしまう。やはり、日埜はボケてしまったらしい。知っている人がボケることがこんなにショックなことだとは。それは、つい先日日埜本人からされた質問だ。

 天愛がショックで茫然と日埜を眺めていると、八十彦が苦笑混じりに言った。

「日埜さん、それはこの前言いました。彼女は、そのことだけは知っています。絵も見せたんですよ」

「ああ、それは悪かったね。しつこく言ってしまうところだった」

「……あの、忘れちゃったんですか?」

 天愛がぶしつけな言い方かもしれないと心の片隅で思いながらもそう聞くと、八十彦が面の下で目を細めた。その目は、微笑んでいるようにも見えるが、狐面で顔を覆い隠している以上、知ることはできない。面の方は、当たり前だが相変わらず人を馬鹿にしたような不気味な笑みを湛えている。

「日埜さんは、忘れてはいないよ。知らなかっただけだ」

 日埜が何かを言う前に、八十彦がそう言った。

「あの、すみません。よく意味が分からないです……」

「ああ、君は別に意味を知らなくてもいいよ」

 さらりと言われた八十彦の言葉に、天愛は一瞬唖然としたあとすぐに腹が立ってきて、乱暴な仕草で盆を掴むとそのまま東雲の為に用意しておいた水が零れる位の勢いで立ち上がった。失礼します! と叫ぶように、明らかに苛立ちを含んだ声で言って、そのまま居間をあとにし、苛立ち紛れに引き戸を閉めた。トンッと小気味よい音が廊下に響いたが、天愛は腹立たしい気持ちを抑えることができず、ずんずんと店へと向かった。


「ああ、ありがとー」

 戻ってきた天愛を見てか気配を察してか、天愛が台所へ向かう前と同じ体制のまま、東雲は間延びした声で礼を言ったあと、のろのろと体を起こして天愛が机に置いた盆の上を覗き込んだ。切子硝子の中にあった筈の水は、天愛が乱暴に扱った為に、今は殆どお盆の上で、薄い水の膜を作っている。コップの中には、一口ほどの水しか残っていない。

 東雲は先ほどの天愛の起こり具合を耳にしていたのか、微妙な笑い方をしたけれど何も言わずにそれを一気に飲み乾した。

「すみません、本当はもうちょっと入ってたんですけど……お水。いれなおして来ますね」

「いや、調度いいよ。ありがとう。腹、たっぷんたっぷんだしさ。ところで、またなんか八十彦さんに言われたの? つか、誰かお客さん来てるよね」

 東雲が黒い革靴を指差しながら言うものだから、天愛は何度も頷いた。

「あの、日埜さんが変なんです! 昨日会ったのに、私のことを知らないような感じで、最初に会った時と同じ風に、名前を聞いてきたんです! 昨日も一緒にお茶を飲みましたね、って聞いたら、日埜は二人いるんですよって! あの。もしかしたら日埜さん ……こんなこと言うの失礼って分かっているんですけど、あの……少しボケてきたんじゃないかって思って……」

 一気にまくし立てる様に、最後は少しいいにくそうに天愛は言った。

 東雲は天愛が言い終えると同時に、堪えていた笑いを盛大に吹き出した。酔っているからか、余程天愛がおかしなことを言ったのか、東雲はそのまま文字通り、腹を抱えて笑う。

「は、はら痛い……!」

「笑いごとじゃないです!」

「ちょっ待って! ……そんな真剣そうに……!」

「真剣なことなんです!」

 天愛が言いたいことが伝わらない悔しさからか、目を潤ませて必死に言うと、東雲は益々笑いだし、待てというように手のひらを天愛に向けた。

「彩織さんは、日埜さんは忘れてた訳じゃなくって知らなかっただけだって言うし、意味が分からないって言ったら、私には関係ないからみたいなこと言ってきたんです! 一体どういうことなんですか!」

「最初に、答えは出てるだろ」

 東雲は今だ止まない笑いを堪えながら、泣きそうないきおいで問い詰めてきた天愛にそう答えた。

「双子、だよ」

「え……?」

「八十彦さんも人が悪いなあ。それに日埜さんも。はっきりと言えばいいのにねえ。見ただけじゃ、どっちがどっちかなんて判らないくらいそっくりなんだから。日埜さんは、二人いる。血を分け合った、兄弟。双子のじいさんだよ」

 天愛は声も出せずに、脱力した。

「本当ですか? おじいさんの双子なんて見たことないです。それに、あそこまでそっくりな双子がいるんですか?」

「いるんだなーそれが。それに、おじいさんの双子も、おばあさんの双子もそりゃいるよ。まあ、日埜さんの場合は見事としか言いようがないけど。実際二人並べて見ても、どっちがどっちかなんてさっぱりだよ。性格は……どうなんだろう。穏やかそうな雰囲気とかは一緒だけど、どっちもよく分からない人だからなあ」

 東雲は言うと、まだ残っている酔いの為か額を手のひらで擦った。

「いつも来ている人の方が、お兄さんだよ。確か。まあ、それも実は曖昧ではっきりとは分からないんだけど。弟さんが来るのは珍しいなあ。何か言ってた?」

「いつも来られてる日埜さんと、全く同じ質問をされました。昔村に住んでいた娘によく似ているって。親戚とかですかね?」

「親戚だったら親戚って言うんじゃない? 初恋の相手とかかもよ」

 東雲は最後にからかうように言うと、にやっと笑った。けれど東雲が言うことも可能性としてはないわけではないので、天愛は腹を立てることもなくただ首を傾げるだけだった。

 暫くそうやって二人で日埜や八十彦についての憶測を出していったけれど、東雲に関しては殆どふざけた馬鹿馬鹿しいものばかりだった。その間客は全くこなく、奥からは八十彦と日埜の声が時々聞えてきた。

「あれ」

 天愛は赤く染まっていく外の景色を眺めながら、小さく首を傾げた。何かいつもと違うことに違和感を感じていたのだが、その原因が何か分かったのだ。

 今日は、鈴の音を聞いていない。

 天愛にとってはいいことなのだけれど、このところ毎日のように耳にしていたものだから、なければないで違和感を感じてしまう。それに、赤い着物の少女の姿も目にしていない。

「なに、なんかあった?」

「いや……今日は、鈴の音を聞いていないんです。それに、女の子も見ていません」

 暇そうにしていた東雲が、少しばかり目を輝かせて聞いてきたので、天愛は少しばかり迷ったあと正直に話してしまった。天愛も同じく暇を持て余していたものだから、話しのネタにもいいとぼんやりと考えたのだ。

 東雲は首を傾げる。

「なに、最近は毎日聞いたり見たりしてたの?」

「……はい、実は」

「ふうん。てかさ、天愛ちゃん、その女の子の正体とか考えたことある?」

「そりゃあ、見る度そのあとで考えるんですけど、全く分からないです」

「八十彦さんなら知ってるのかなあ。もともとこの店に居たっぽいしね。もしかしたら、染野さんとかもなんか知ってるかも」

 思いのほか東雲が真面目に答えてくれたことに少し驚きながらも、八十彦には元々聞くつもりがなかった天愛は染野の名前が出たところで深く頷いた。染野にも聞いて、返ってきた答えがもし天愛の思っていた以上に不気味なものだったら嫌なのだけれど、最近の出現率を考えると聞いてみた方がいいのかもしれない。どのみち一人で考えていても、答えはきっと出てこないだろう。

「東雲さんは、考えたことがあるんですか? 女の子の正体」

「うん。実はさ、俺も見たことがあるんだ。天愛ちゃんが来るよりも前……中学くらいん時に。このくらいの背のさ、赤い着物に山吹色の帯の女の子だろ?」

 東雲が言いながら手で少女の身長を表す姿を、天愛は茫然と眺めた。東雲が手のひらを動かしているのは、調度、いつも見る少女の背丈位だ。確かに合っている。

「本当ですか?」

「うん。本当」

 うんうん、と頷きながら言う東雲を凝視しながら、天愛はあからさまに眉を顰める。

「どうして、言ってくれなかったんですか? ていうか、嘘ついてたんですか?」

「ごめんね。あんまりにもいちいちおもしろい反応だったからさ。それに俺、今は見えないもん。見える天愛ちゃんがちょっと羨ましくって」

「羨ましくなんかないですよ! すんごい怖いんですよ!」

 まるで八十彦のような物言いをする東雲に、天愛は詰め寄った。

 けらけらと笑う東雲に苛立ちを募らせた天愛は、自身を落ち着かせる為に深呼吸して制服のスカートを握る。相手はただの酔っ払いだ。それにしても悪ふざけが過ぎるとは思うけれど、此処では怒った者が負けなのだ。

「……で、東雲さんはどんな風に考えたんですか? 女の子が誰なのか」

「うん? 座敷童子とか?」

「ふざけないで下さい」

 天愛もそう考えたことがあったけれど、東雲からははぐらかそうとしている気持ちが見えたので、その意見を叩き落した。

 冷静になって考えてみれば、こんな話しを真剣に話し合うのもおかしなことなのだけれど、場所が場所だ。それに、天愛もこの件に関して真剣なのだ。

 手の届きそうなところにあるのに掴めない答えほど、気になるものはない。

「ふざけてないふざけてない。この家の守り神みたいなもんじゃない? それかただの幽霊か。ほら、見たとおり古い家だからさ。あ、あと、あの女の子がこの店の不思議と関係してるのかなあって考えたことはあるよ」

 そんなことを考えもしなかった天愛は、その意見に妙に感心してしまう。天愛の中では、それぞれ別件として考えられていたのだ。天愛にとって、幽霊のことはもはや疑いようのない真実で、時間交差の話しの方はまだまだ半信半疑の状態だ。同じ場所の出来事なのに、分けていた。

 けれど、繋げるというのも突飛な話しかもしれない。それぞれのことに何か意味があるのなら、もしかしたらその意味でそれらは繋がるのかもしれない。

 真剣に考える天愛の横で、東雲は文机に頬杖をつき、大きな欠伸をした。

「……ああ、そういえば多分そろそろだねえ。お客さんが来るの。今回は、目を凝らして見てるといいよ。何か分かるかも」

「え。まさか、あの希少なお客というやつですか? いつごろ……?」

「あと、二、三日ってとこかな」

「どうして分かるんですか。前に、鼻が利くとかなんとか言ってましたけど」

「ただの勘だよ。けど、どうしてか外れたことがないんだなーこれが。次はどんなお客さんだろうねえ」

 気の抜けた笑みを浮かべながら、東雲はどこか楽しそうに言った。






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