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よろず屋-土蜘蛛-  作者: 幹藤 あさ
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3話

普段、外食やコンビニが主な食事となっている男二人は、やはり、と言うか当然の様に料理が出来なかった。


何とか、煮込みうどんを作れたが汁を含みすぎた麺は膨らみ、トロトロになっていて、すすれるような物じゃなかった。


狐らは、早くむつの料理が食べたいと文句を言ったがそれに反論は出来ない。


こんな場所で、危険が付き物の仕事をするのだ、食事くらいは美味しい物が食べたい。颯介も祐斗も早く、むつがよくなる事を願っていた。


だが、むつは、消化に良さそうだと笑っていた。


ようやく狐も気が付いたようで、むつと1人前のうどんを分け合い、さらに管狐に手伝って貰いようやく完食した。


「食ったらとっとと寝てくださいよ」


「はいはい」


むつは、颯介の布団で寝ていた狐を自分の布団に入れ、管狐もそこに潜り込みすぐに眠りに付いた。





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