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よろず屋-土蜘蛛-  作者: 幹藤 あさ
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3話

むつが寝ている間に、颯介と祐斗もシャワーを浴びて着替えた。そして、狐たちと共に炬燵でうたた寝をしていたようで、気付くと外は真っ暗だった。


「むっちゃんに何か食べさせないと。その前に祐ちゃん、様子みてきてくれ」


祐斗がそっと寝室の襖を開けると、むつは布団の上にあぐらをかいて、顎に手をおき座っていた。


「むつさん、起きて大丈夫ですか?」


「ちょうど良かった」


手招きをされ祐斗が、そろそろと寝室に入ると、むつに札を四枚渡された。読めないが、何か書いてあるようだ。


「これを社務所の四隅に埋めてきて。結界になる」


「必要なんですか?」


「念のために。あれば、それなりに、安心は出来る」


むつは、それだけ言うと再び布団に潜っていった。そして、ついでに、と濡れたタオルも返された。


颯介にむつから札を渡された事を言い、祐斗は言われた通りに四隅に札をしっかりと埋めてきた。



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