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女王の護刀  作者: 枕さん
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怪しい動き

引っ越しやなにやらで更新がかなりおくれました。

長くはないし、大きな動きもありませんが。


日が傾きだし、多くのものがその日の作業に区切りをつけ、一息をつくころ、酒場は喧噪や笑い声であふれる。

ここ、「森の眠り亭」もその一つである。ある程度の広さなのだが机や椅子が所狭しと並んでいるため、少し狭く感じてしまう。


この日は夜警の当番にあたっていないハーミルとパルテスタは、この店に訪れエールの3杯目を飲んでいた。


「なぁ、ハーミル。今日の女なんだかきにならないか?」

「なんだい、コプレトスみたいなことをいって。君のタイプだとは思わなかったよ。」

「一緒にするなよ、さすがに怒るぞ。」

「ははは。冗談さ。でも。確かに奇妙だな。レッドアイウルフのことを変な名前で呼んでいたな。他国民だったとしても魔獣の名前は同じように呼ぶはずだ。それに、あの服装・・・・見覚えがないな。」

「あんなとこで、ひとりで武器を持たずにいるなんて自殺志願者くらいだぜ?」

「自殺しようとしてるようには見えなかったけどね。まぁ、予測だけで話をしても仕方ないさ。関所の役人たちがしっかり調べてくれるさ。それに、他国の間者のようにもみえなかったしね。」


話は十番騎士団の愚痴に移り始めたころ体格の良い男たちの話し声が耳に入ってきた。


「バルムス帝国との国交がうまくいってないらしぜ。」

「げっ、よりにもよってバルムスかよ。あそこの兵はかなりつよいってきくぞ。それに帝国の英雄、黒玉集6人の噂ときたら・・・」


バルムス帝国はヴェリエルタ王国とエミル大森林を挟んで隣に位置する国で絶対王政のもとに成り立っている。ヴェリエルタ王国と同じほどの国土を保有しているが、領土拡大、果ては、大陸全土の支配をもくろんでいる。そのため兵力増強に力を注いでおり、その強さは大陸全土で噂されるほどである。それに加え黒玉集と呼ばれる六人の英雄がおり、その強さは護刀に勝るとも劣らないとゆう。


「俺はあの王政国家はいけすかなかったから仕方ないとは思うぜ。俺たちの国の護刀十刀が負けるとは思わんしな。だが、魔族のが何考えてるかわからん今、戦争が起きるとつらいだろ。」


魔族とは人間、エルフ、獣祖族が部類される人間族に敵対しているものたいであり、魔獣が強大な知恵をつけた姿である。獣祖族と獣人族は祖先が一緒であるが、魔族と人間族に分かれており、祖先の特徴を色濃く受け継いでいるのが獣人族であり、人間に近いほうが獣祖族である。


「なんにしても、戦争は歓迎できないな。」


男たちは先の不安を忘れるため話題をかえ、談笑している。


「パルテスタ、どう思う?国交の不和は聞いていたけど、戦争の危惧はあると思うか?どちらにも不利益しか生まないと思うが」

男たちの話を聞いていたハーミルがパルテスタに問いかけた。

「あると思うぜ。バルムス皇帝は戦争好きに思えて仕方ないんだよな、俺は。」

「なるほど、仕事が大変になるわけだな。」

二人はため息とともに会計を済まし店を後にした。


まわりはすっかり暗くなり、通りは人気が少なく、酔っ払いがちょこちょこ歩いているくらいだ。


「明日は国辺警備かぁ。最近、魔獣の出現率あがってないか?」

夜道を兵舎に向かって歩いている途中、パルテスタはつぶやいた。

「どこもかしこもきな臭いな。気を引き締めないとな。」

あくびを噛み殺しながら、二人は歩いて行った。

かなり大まかな話は作ってるんですが、いざ書くとなると話がつながらなくなったり、短すぎて没になったりと難しいですね。不明な点がでましたら指摘してください。


久しぶりで名前を全忘れしてましたw

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