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渡り人~異界の魔術師~  作者: 李珠
第1章 ハルシオン
14/42

魔水晶の契約


翌日、いつも通り朝食を摂ってギルドへ向かう。

ドラグーンにきて三週間が経った。


ラウルと一緒に受けるようになってから依頼は、一言で言えば前と変わらない。

畑に現れるゴブリンの討伐、薬草が暫く入ってこなかったせいで今追われに追われているらしい薬の調合の助手、屋台の手伝い、図書館や資料館の整理。

真新しいのはゴブリン討伐くらいのもので、後は以前受けていた内容と変わらない。

面白みもないが、退屈もしない。

そんな、毎日だ。


何故こんなに微妙な依頼ばかりなのか。

仕方のないことだ。

何せ依頼が、ない。

それは、依頼がまだそれほど出てきていないこの季節が理由らしい。

聞いた話によると、街によるがハルシオンで依頼が増えるのは基本的に夏なのだという。

今の冬が開けたばかりという時期が一番依頼が減るのだそうだ。

もう少しすると、祭りがあることに加えて、移動しやすい季節になるため、商人の動きが活発になるらしい。


ハルシオンの気候は北海道に近い。

過ごしやすいのは初夏から秋に掛けてで、初夏に突入するこの頃漸く依頼が増えてきた所だそうだ。

道理で、小さい依頼ばかりな訳だと頷く。

ラウルが細々した依頼を受けているのも、実入りのいい討伐系の依頼を後輩に譲る為なのだろう。


増える依頼が何なのかも聞いてみたが、悠一にはどうも向かなそうだと苦笑する。

増える依頼というのは、案内を兼ねた護衛の依頼だそうだ。

ランクはCからD。

Dランクが豊富なハルシオンでは一番人気の依頼だという。

行く先はハルシオンから近い…と言っても片道三日くらい掛かる鉱山で、ヴェルザスという北の国との境にある。

向かない理由はお分かりだろう。

俺にガイドは務まらない。

知らないからな。


たまに、追加で護衛を雇う商人もいるようだが、これまたハルシオンから出ていきたい冒険者に人気の仕事で、直ぐに埋まってしまうのだそうだ。

夏が来るのが待ち遠しいような気もするが、それまでずっとここにいるのも勿体ない気がしてくる。

何しろファーレンは縦長で、ハルシオンが最北なのだから南下すれば今が見頃な地域が沢山あるということなのだ。

それを見逃すのは惜しい気がする。

いざとなれば、夏に転移して戻ってくればいいのだから。


ラウルは色々話してくれる。

此方が何も話せないのが心苦しいくらい、色々な話を聞かせてくれるのだ。

ハルシオンやドリュス伯爵に多大な恩があること。

迷宮都市に行ってみたいという夢のこと。

少年のような眼差しで夢を語るラウルを見ながら、悠一も思い出す。

そんなもの、俺にもあったな、と。

そして、苦く笑う。

あの頃のように純粋な気持ちで、夢を語ることが二度とないという事実を悠一は知っていた。

三年前、真実と一緒にやって来たのは、明るい未来ではけしてなかった。

夢を諦め、友を諦め、…俺には何が残っているのか。

そう、絶望したことがある。

だから、何となくラウルが眩しい。

迷宮か。

見たことがない、それを思いながら悠一はそっと目を瞑った。


俺は、多分お前みたいにキラキラした思いを持つことが出来ない。


そう、出来ないんだ。

魔法が使えたって出来ないことの方が多いことは確かだ。

でも。


迷宮を征するくらいは、簡単に出来てしまうだろうから。

かつて、夢を諦めた時と同じように。





悠一は依頼を1つこなした後、ラウルと別れて街を彷徨いていた。

一通り伸してやったお陰で、絡んでくる人間はいなくなったらしい。

結構な事だ。

元々、それほど凶悪な人間がいないのとも一因だろうが。

余所の街へ行ったら少し気を付けようと思った。


ラウルは伯爵の知り合いで、鍛練によく混ぜてもらっているせいか腕が良い。

が、それを活かせる討伐系の依頼はあまりない。

本人はBランクに上がるまでは出たくないような事を言っていたが、それは多分無理だろうと思っている。

Bランクに上がるには、ギルドに素質を示さなくてはならないらしい。

遊緋の口振りからすると、ラウルは実力は確かなのだが、圧倒的に実績の面が足りていないせいで上げるに上げられない。

そういうことのようだ。

だったら、ランクに拘らずに旅に出た方がいい。

そう教えてやるべきか、余計なお世話なのか。

悩める所だが、そろそろ移動を考えるのは悠一も同じだった。


ゆっくりこの街で過ごすことが嫌な訳ではない。

宿も綺麗で、食事も美味しい。

文句はないが、面白みがないと感じているのも事実なのだ。

出ていく理由はないが、居座る理由もない。

ならば、旅をする方がいい。


楽しいこと、落ちてるかもしれないからな。


「断られるのを前提にしても、一応声は掛けとくか…」


悠一は思案した結果、そう行き着く。

ラウルがここで埋もれるのは、悠一だって勿体ないと思うからだ。

尤も、

一緒に行こうぜ!というより、おまえも出ろよ、みたいな声の掛け方になるだろうが。


一緒に行く気はないんだよな。

何故か?

簡単な話…というか、単に俺が臆病なだけなんだけど。


ラウルはいいやつだ。

何せ、一緒にいるのに一線引いたままの悠一に色々教えてくれて、夢まで語るような気のいい男なのだ。

中3の頃の悠一が出会っていれば、親友になれたに違いない。

ということは、だ。

そもそも、俺は人懐っこい方なのだ。

絶対にラウルを信用して、頼るようになるだろう。

確実に俺を置いていく男を。

しかも、結構早い段階で。

魔力を見たから分かる。

ラウルは、寿命を精一杯生き抜いたって地球の人間よりましな位しか生きない。

そして俺は絶望に突き落とされる羽目になるんだ。


その事に気付いたのは随分前だし、その時一通り落ち込んだから今更どうというのはあまりないんだが。

その時に決めた事があるんだ。

俺の仲間は長生きする奴だけにすると。

だから、ラウルとは一緒に行かない。

ガキかって言われてもそう決めているのだ。


…誘っといて何って気がしなくもないけどな。


とりあえずの資金は結構貯まってきている。

初回の依頼料だけで白金貨一枚と金貨七枚、銀貨一枚。

ブラッドタイガーが白金貨二枚、シルバーウルフ五匹で白金貨一枚で売れた上、日々の細々した依頼を合わせると金貨3枚ほどになる。

合わせれば、白金貨五枚と銀貨数枚だ。

白金貨なんて使い道がそうないため、全部金貨に崩して貰った。


「…準備するか」


とりあえず遊緋さんに挨拶しとこう。

聞きたいこともあるからな。







その翌日、悠一は空いた頃を見計らってギルドに赴いていた。


「すみません、遊緋さん。お話し出来ますか」


「ああ、いいよ。すまないが、ここを頼む」


カウンターに座る遊緋に声を掛けると、悠一を連れだって二階に上がった。


「すみません、いきなり」


「別に構わないよ。何時でも来いと言ったのは私だからね」


そう言って元の姿に戻った遊緋は愉しげに悠一を見ながら足を組む。


「そろそろ移動しようと思っています」


「そうか。思ったより遅かったな」


悠一は苦笑した。


「本当は最初の依頼が終わった時から考えていたんですけどね」


「別にいいんじゃないか?私たちの悪いところはなまじ時間があるだけに急いで物事を進めようとしないところだ。だが、お前は違う。まだ若い。何も生き急ぐことはない」


「…そうですね。全然話が変わるんですが、今日はこの事の他に聞きたいことがあってきたんです」


遊緋は無言で話を促す。


悠一は、シルバーウルフを見た時に持った疑問について調べていた。

魔物を使役することは出来るのか、ということだ。

ここ最近そのことを調べていて、悠一は1つの壁にぶち当たった。

この世界の本というのは、地球みたいに何処にでも流通している訳じゃない。

本というのは、その都市に住む人間が書くもの。

つまり、ハルシオンにある本はハルシオンに住む人間が書いている。

他の都市にある本が欲しければ、商人がたまに持ってくるものに期待するか、自分で本巡りをしなくてはならないものらしい。

お分かりだろうが、そのせいで悠一が探すような本はなかったのだ。

ああ、ファンタジー!!

本くらい流通させてくれ…っ!


「魔物を使役することは出来るんでしょうか」


「なんだ、そんなことか。勿論出来るさ。一応やり方は幾つかあるが」


ここ最近悩んだのがアホらしくなるくらい、遊緋の答えは軽かった。


「どうやってやるんですか?」


「お前が何を使役したいかにもよるな。魔物でも高位種で頭がいいやつは叩きのめして服従させるのが手っ取り早い。反対に知能がないほど低レベルな魔物は、とある加工を施した魔水晶を埋め込めば従う。が、お前が思っているような関係性ではないかも知れんがな。先のやり方なら主と僕という関係になるし、後のやり方ならただ意のままに操れるだけの人形と変わらん。パートナーのような関係を築きたいなら、それ相応の相性と努力と運が必要だ」


私はそんな関係を築いた変わり者は一人しか知らん。

そう言いながら遊緋は息を吐く。


「例えば馬代わりに使うというのは?」


「二つ目は勧めない。言った通り、操り人形と同じだからな。いざ何かあった時に命令がなければ動けないんじゃ意味がないんだろう?」


「三つ目は現実的じゃないってことですよね。1つ目のやり方で従う馬代わりになる魔物ってどんなものがあるんですか?」


遊緋は少し考えて口を開いた。


「…どうだろうな。生憎、私の知る限りではそんな都合のいい魔物はいないが…悠一、どうしても魔物を使役したいならジルクを探せ」


「ジルクさん、ですか?」


「ファミリーの一員で、仕事でドラグーンに来ている。白銀のドラゴンを連れた、腹が立つくらい綺麗な男だ。見れば分かるだろう。彼奴ならお前の疑問に答えてくれる筈だ」


「ジルクさん、か…」


うーん、本探し当てるのとどっちが早いんだろう。

見れば分かると言っていたくらいなので、探そうと思えば探せるんだろう。

そもそもドラゴンを連れている段階でものすごく目立つ筈だ。

しかし。


(移動速度も速そうだよな…)


果たして追い付けるんだろうか。







魔物の使役問題が片付いた後、一通りやることを済ませた悠一はとある店の前に佇んでいた。


奴隷商館。

ハルシオンの奴隷商館はここ一軒だけである。

あれから三週間。

しつこいと思われそうだが、初日に見た少女の件を未だに引きずっての来店である。

いいよ、もう偽善者でも。


来店した理由は1つだけ。

出発を前にして心の靄を晴らしておきたかった。

それだけだ。

買いに来た、という訳でもない。

彼女の様子を見て、望むなら解放してやりたい。

そのくらいのつもりだ。

買うには色々ネックがありすぎるからな。

暫く一人がいいような気もするし。


ただ、何も知らないで去ると後々後悔しそうだった。

それでとりあえず来てみただけなのだ。

意を決して入ろうとした所、見知った声に呼び止められる。


「あれ、悠一?お前こんなとこでなにしてんだよ?」


言わずもがなラウルである。

街に幾分溶け込んだとは言え、悠一が親しく話す人間などそういない。

全くもってタイミングの悪い男である。

何もこんな時に通り掛かることはないだろうに。


「…見ての通り、奴隷商館に入ろうか迷ってるところだけど」


会いに来たのは女の子なんだ。

敢えてそう付け加える悠一に、ラウルは大口を開け顔を真っ赤に染めている。

見た目の割りに初なんだよな、ラウル。

見事に勘違いしてくれる辺りが流石だと思う。


面白いよね。


「…お前、本当に見た目と中身噛み合わねぇよな」


一頻り百面相をした後、項垂れながらラウルはそう言葉を絞り出した。

ラウルとは一線引くつもりで敢えて冷たくしている所があるので、そのせいだろうとぼんやり思う。

高校三年間、似たようなこと言われてた気がする。


「よく言われるよ」


「お前見た感じはストイックそうで、賢そうに見えるんだけどな」


それはアレか。

遠回しに馬鹿だって言ってるのか。


ん…?


何処かでしたやりとりだな。


「見た目で決めつけるのは良くないよ、ラウル。逆に聞くけど、ラウルは買おうと思ったことないの?」


何となくそう聞くと、ラウルはおかしな顔をしている。

少しの逡巡の後、顎を掻きながら口を開いた。


「わり、あんま考えたことねえや」


「ああ、そう」


聞いて納得な回答だ。

寧ろ、あると言われたらなんと答えていいのか分からなかったかも知れない。


「じゃあ、俺行くから」


「おう、頑張れよ」


「…」


よく分からないラウルの声援に応える義務などないだろう。

そう判断した悠一は、ひらひらと手を振って商館に足を踏み入れた。







「いらっしゃいませ。本日はお越し頂きましてありがとうございます。担当のロイヤンと申します」


きっちり七三分けされた黒髪にスーツのような服を着た男が出迎えた。

外見も立派な石造りの三階建ての建物だったが、中もすごい。

赤い絨毯が敷き詰められた廊下を歩いて、部屋に通される。

通された部屋は上品だが、大仰な圧力を受けない感じの良い調度品が置かれていた。


「噂の冒険者さまに来ていただけるなんて光栄です。して、今日はどんな者をお探しで?」


顔が売れてから来るのは色々な意味で辛いものがあるな、と悠一は内心で呟く。

悠一はこの世界の人間とは顔の造りが違うので、初対面でも顔が割れやすいのだ。

何となく既に手ぶらで帰りづらい雰囲気だ。


「そうですね。とりあえず全員見せてもらえますか?」


全員見れば分かるだろう。

軽くそう考えてそのまま伝える。

一瞬、彼は困ったように笑ったので、何かやらかしたかと不安になる。


「…畏まりました。では、失礼ですが一緒に各部屋を回っていただけますか?」


そう言われて、悠一は頷いた。





彼の戸惑いは尤もだった。


あれから順繰り各部屋を回ったが、部屋は全部で12部屋に上り、更には各部屋20人もの奴隷が収容されていたのだ。

全部で240人。

こんなにいると知っていたなら、もう少し考えて連れてきてもらったのに。

一応一人一人観察はしたが、最後らへんはあまり記憶がない。


そして、件の少女はいなかった。

多分。

疲れすぎて、見落としがないとは言えない。

しかし、違う問題が勃発していた。

見始めた頃は違うことで悩んでいたんだ。

こんなに迷惑掛けといてやっぱり買いませんとか言えないよな、と。

何せ、俺はノーと言えない日本人だ。

ごりごり接客されたら、買わずにいられないだろう。

なんて考えていたのだが、杞憂に終わった。


ここの奴隷はヤバイ。

何故か。

皆軒並み魔力が高いのだ。

え?奴隷って魔力高くないとなれないの?っていうくらい。

なので、直ぐに予定変更する。

奴隷、買おう。

こないだのはやはりセンチになっていただけだろう。

だって、今はものすごく欲しくなってきた!

郷に入っては郷に入るぞ、日本人!


…多分、ここの奴隷が丁寧に扱われてたから印象が変わったっていうのも否めない。





見て回った後、悠一が気になった奴隷と、アピールしたい人がいればその人も、と言って一人一人面接を行った。


悠一が声を掛けたのは四人、追加で来たのが二人。

全員亜人である。

最初はどうせなら可愛い女の子がいいなー、なんて思っていたのだが、結局下心を入れずに実力を重視したような結果になった。

声を掛けたのは、狼牙族の男性、黒豹族の男性、飛族の男性、それと魔族の少女。

追加で来たのがエルフの男とヴィーラの女性だ。


最初の二人は完全アタッカーだ。

戦い方も似ていて得物を使うなら槍だと言っていた。

気になってるのはレグルスの方。

変な意味じゃないけど、見た目が好みだ。

それに、強い。

店員に金を握らせて戦わせて貰ったのだが、彼は強かった。

俺、何回回復魔法使ったかな。

身体強化も使ったし。

黒豹も強かったけど、魔法を使うほどじゃなかった。


飛族とエルフの男は言わずもがな後方だ。

飛族の男が弓、エルフの男が魔法をそれぞれ使えるようだ。

飛族の彼は素手でも結構強かった。

レグルスよりは落ちるけど。

気になっていたんだが、どうにも眠そうなのが気になる。

エルフの男も性格が合わなそうだ。


残る女性陣は迷っていた。

魔族の少女は、間違いなく長生きする。

是非側にいて頂きたい。

対してヴィーラの彼女は…測定不能。

よく分からない。

見ようとすると魔力の塊みたいに見えるのだ。

美人だし、魔力も高いし、申し分ない筈だったんだけど。

首に填まった犯罪奴隷の証である黒い首輪のせいで忌避したのだ。

うん、犯罪者が隣にいるのは流石に怖いだろ?

そもそも、目があった時から何だか様子がおかしかったし。

序盤から買って買ってオーラが半端なかった。

なんで?

そんなに気に入られるようなことをした記憶がない…。


結局、迷った挙げ句に狼牙族の男レグルスと魔族の少女スピカ、ヴィーラの女性メリエルの三人を購入することにした。

因みにレグルスは敗戦奴隷、スピカは借金奴隷である。

レグルスが白金貨一枚、スピカが白金貨一枚と金貨五枚、メリエルは問題児で売れずに困っていたらしくかなりサービスしてくれて三人で白金貨三枚だった。


メリエルお前本当に何をしたの…。


しかも、二人とも処女だから楽しんで下さいと生暖かい目で言われた。

一瞬、吹きそうになった。


そっか、そういうのも含めて奴隷なのか。

盲点だった。

思わず顔が赤くなるのが分かる。


無理強いなんてしないから!!


契約は魔水晶によるものだった。

フェアリーの鱗粉のインクで書かれた契約内容を魔水晶に取り込み、そこに悠一の魔力を流す。

三人がそれぞれ飲み込み、契約は終了した。


帰って、クリフィーネさんに部屋が空いているか聞くと、大丈夫だというので、追加で三部屋取る。

いやー眠い。

早くご飯食べて寝ようと誘ったら、レグルスとスピカが挙動不審になった。

仕舞いには、外で寝ると言い始める。


この世界の奴隷の立場が分からない…。

なんで?

ご飯も食べないの?

そんなわけないだろ…?


とりあえず適当に言い含めて、食事を摂らせて部屋に入らせる。


うん、もう眠い。


その夜、思わぬ敵襲を食らうまで、悠一は懇々と眠り続けた。









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