ラムネと、風鈴。
ひっきりなしに零れて落ちる 下着を水浸しにしていく
やがて喉がカラカラになるよ ラムネを飲みたいからさ
「おばちゃん、ちょうだい!」 「あいよ~、ほれさ」
小銭を渡してから ラムネといっしょに渡されたのを
なかのビー玉をころがしている 風鈴が揺れています
スイカは庭先で 樽に浸かっている たくさんの氷と
まだ秋は訪れてこない 騒がしく鳴く 蝉と入道雲が
「あ~、たまりませんなぁ!」
喉のおくで炭酸がはじけて カブトムシを眺めています
ひっきりなしに零れて落ちる 下着を水浸しにしていく
やがて喉がカラカラになるよ ラムネを飲みたいからさ
「おばちゃん、ちょうだい!」 「あいよ~、ほれさ」
小銭を渡してから ラムネといっしょに渡されたのを
なかのビー玉をころがしている 風鈴が揺れています
スイカは庭先で 樽に浸かっている たくさんの氷と
まだ秋は訪れてこない 騒がしく鳴く 蝉と入道雲が
「あ~、たまりませんなぁ!」
喉のおくで炭酸がはじけて カブトムシを眺めています
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