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第46話 共闘 ④

『後悔しない、自信』


私には、無い。

私の今までの、まだ短い人生だけど、後悔しない自信なんか、全く無い。後悔しまくりだし。


暫し瞑目し、深く息を吐き出しながら、何とか答えを絞り出した。


「藤原さん、わかったわ、色々有難うございます。今回は、静観します。」


「ええ、そうしましょう。それと、良かったら友香って呼んでくれるかな?」


「良いわよ、じゃぁ、友香、連絡先交換してくれる?」


ラインのIDと電話番号を交換して、お茶を啜りながら情報交換。

結果、二人で話し合って、もし真成君が朝帰りになったとしても彼に対しては何もしないことを取り決めた。

そして、義妹さんを始めとして、真成君の今までの女性関係をお互い知る限り、これから手に入れる分も含めて情報共有する事も。


まあ、私としては不満満載の取り決めだけど、友香の言い分に納得している自分に気が付いたから受け入れた。

何よりも、今まで私は後ろ向きの考えばかりをしていた事に気が付かせてくれたから。

今回、どんな結果になったとしても、後から結果を覆せるように、後悔しないように、出来ることを出来る範囲でしなければいけないことを教えてくれたから。

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