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大和田銀次郎の異世界冒険記  作者: メノクマ
第二章 ハラパン王国
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解説 基礎魔法とか初級魔法とか

今回はアウロフィディアで使われている魔法の中でも

基礎となる部分を解説します。要は設定厨向けです。

初級魔法には2つのパターンがあります。

①マテリアルを顕現する基礎魔法+行動プログラムの基礎魔法

②既存のマテリアル+行動プログラムの基礎魔法


例えばストーンバレットという初級魔法があります。


①の場合ストーン+バレットという組み合わせ。

ストーンの部分がマテリアルを顕現する基礎魔法で、

バレットの部分が行動プログラムの基礎魔法になります。


②の場合既存の石+バレットという組み合わせ。

バレットの部分が行動プログラムの基礎魔法です。

マテリアルを顕現する工程がない分消費魔力が少ないですが、

使用する石の数や質などよって効力が変化します。


マテリアルを顕現するだけではそこに留まるだけなので用途は少なく、

行動プログラムだけあってもマテリアルがなければ意味がありません。

①のストーンバレット=ストーン+バレット=石を顕現+射出

②のストーンバレット=既存の石+バレット=既存の石+射出



マテリアルを顕現する基礎魔法の種類


ファイア    火を顕現

ウォーター   水を顕現

エア      風を顕現

ストーン    石を顕現

ヒール    再生を顕現

グラビティ  重力を顕現



行動プログラムの基礎魔法の種類


バレット   射出する

ボッチ    空間に設置する

ニードル   針状にする

ウォール   壁状にする

ライジング  上昇する

フォール   下降する



また行動プログラムの基礎魔法を重ねがけすることによって、

初級魔法にバリエーションを持たせることもできます。

これを初級応用魔法と呼びます。ただし扱うには特別な才能が必要です。


例えばストーンニードルウォールバレットという魔法があったとします。

これは石を顕現+針状+壁状+射出という組み合わせになり、

順々に処理をして魔法という形で顕現されます。

まず石が顕現され針状になったものが壁状に重なり射出される魔法です。


威力はありますが魔力を大量に消費するので使える人間も状況も限られます。

状況にあった組み合わせを臨機応変に選択するのも大事な技量といえますね。


以上で基礎部分は大体説明できたはずです。

これで基礎魔法と初級魔法の解説は終わりとなります。





以下蛇足が続きますが読んでやるぞという方はどうぞ。


この作品のファンの方 (いない)で、ある疑問を抱いた人がいると思います。

プラシーボってどんな魔法?本編の文章だけじゃ意味分からん←コレです。


プラシーボは感覚を操作する感覚魔法と呼ばれるものの一種で、

正確には「○○という感覚を対象者にもたらす」魔法です。

この○○の部分に指向性を持たせることによって様々な効果をもたらします。


ただし効果は永続ではなく熟練度にもよりますが最大でも1時間が限界で、

汎用性はありますが万能ではなく、度が過ぎるものは再現できなかったり、

対象者の意思に反することを強制させることも不可能です。



次に実例を見ていきましょう。

銀次郎がスクロールを使用したときに発動されたプラシーボですが、

これには「魔力を知覚できる感覚を対象にもたらす」効果と

「プラシーボに必要な感覚を対象にもたらす」効果の2つがありました。


受けた本人からすれば「なんとなく」分かったという感覚ですが、

これを体で覚えたことによって銀次郎は魔法が使えるようになったわけです。


また効果が2つあったのは神だからであって普通は1回につき1つまで。

魔力消費も激しいため、初期銀次郎では1日2回が限界となっております。


読者殿はプラシーボがどういう魔法か「なんとなく」理解できましたよね。

そう!読者殿も私のプラシーボにかかっていたのですよ! 嘘だけども!

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