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第10話

ヌイマンは戦場に帰ると、あらたな戦法を考え出した。


犬を使うのだ。

犬に火薬を持たせて、敵地に向かわせ、爆破させる。


この戦略は当たり、アルトワ国は攻勢に転じた。


そんな犬作戦に高じていた、ある日のこと。

部隊に大きな影が現れると、ドラゴンが下りてきた。

背中には彼女、ドラゴンの少女が乗っていた。

ヌイマンに詰め寄る。

「あなたはなんて人なの!!」

目からは涙が流れていた。

「ワンちゃんを人殺しの道具に使うなんて!!」

ヌイマンはいった。

「しかたがないだろう」

「残酷な人! 彼らを何とも思わないの!」

たしかに残酷かもしれない。

しかし、我々は同時に思う。

そうでなければ人が死ぬ、それは残酷ではないのか、と。

ヌイマンがいった。

「キミがドラゴンと部隊に参加してくれるなら、もうこの作戦はやめよう」

彼女はいった。

「本当ね?」

「もちろん」

彼女のなかでは、犬も人も価値は同じなのだった。


彼女は義勇軍に参加することになった。

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