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狼・告白録  作者: 與部 仁人
2/14

ヨブによる書き出し

 君は何がしたい?

 僕はしたいことがたくさんある。やる気もそれなりにある。必要なら幾らでも金を出す。しかし、僕は肝心なところで怠惰なので、いくら時間があっても足らない。それらを達成することができない。かといって無能者であることを受けいれるわけにはいかない。葛藤しすぎて“脳みそが沸騰しそう”なんだ本当にさ。だから、僕はこうして書き記すことが、僕自身に対する救済なんだということを認めざるをえないわけだ。

僕みたいな人は特段珍しいわけじゃない。これを読んでくれる、そういう仲間がいてくれたら、僕は最大限の感謝を捧げたい。


 されどあやまちを恥ずることなく

 この小さき書を急ぎ仕上げよ。

 世は矛盾に満ち足りて、などて

 わが書に矛盾の許されざるべき?

    「e382b2e383bce38386」


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