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パクリを疑われて執筆辞めさせられました

何が「ここの人達は皆が友達」だよ

私に嘘のアドバイスをして右往左往するのを見て笑っていたの知らないとでも思った?

いい加減にしないとサイトの名前出すぞ

走りつつもカグルマンダーを背後の由加里に向け乱射、そして振り向いて腰だめに構えてから今度は的確に狙い撃つ。

距離を取りつつのけん制と精密射撃。


その姿はまさに女神だった。その背後を黄色の観戦用の魔法球が蛍の群れのように飛び回り、そして撮影した映像を空中に映し始めた。

口汚くお互いを罵るオトミと克政、徳四郎を射殺しようとするみえ…見たくもない光景が割れたガラスの破片が降り注いでくるみたいに視界に飛び込む。


ユカリが明らかに不思議な力を使っているのに、本部が止めに入らないのを不審に思う滝斗


それなのにセージュは動く様子が無い。まさに人型をした単なる装飾、もしくはダミーだ。

実はもうパイロットすら居ないのかも知れない。きっとそうだろう。

おかしな動きだった。このデスゲームはこの施設を使用不可にさせる為に行われている、という推理は案外当たっているのかも知れない。

春太を処刑する時にわざわざセージュで建物もろとも叩き潰したのも今思えばとても非効率的でおかしい。

「俺があのクッソ由加里に襲われているのに誰も助けにきてくれない・・・」

腹が立った。こんな異常事態になっても、本部は「これでもっと施設が破壊される」としか思っていない。

本部の奴等は由加里の変貌をなあなあで済ます気だ。

リレリウムのゲームという残酷な契約を無くせばどうにかなる、というのは甘い考えとわかった。

例え契約が無くなろうと結局はまた別の残虐なゲームが発生するのだ。この契約はこの魔法の国の狂気のしわ寄せだ。

「損をするのはいつも俺・・・」

しわ寄せの影響を今まさに受けている滝斗は呟く。そうなのだ、いつも滝斗だけが酷い目にあっている。

ガミガミガミガミ!

誰かの怒鳴り声が頭に響く。なんで俺だけが。

ガミグァミガアアアミ・・・

他の奴は狙われないのかよ。なんで俺にだけ不幸が来るんだよ!

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