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圧力をかけられたんでもうダイジェストで終わらす

凄く不快な気持ちにされたのでもうどうでもいい

ゴミ虫に私の小説が理解できるわけないと気づいたから

オトミと克政がユカリに殺される


ユカリと滝斗が遭遇する


滝斗はユカリが血まみれなのに驚く


ユカリは滝斗に「本当はお笑い芸人にはなりたくなくて美容師になりたかった。夢のためにお前らは全員死なす」と言い放つ


ユカリは変身し、羽を生やした女神になる


「本当はグループを作る気なんて無かった!それをお前が徳四郎に捕まるから!私まで巻き込まれて!」

今までの笑顔は全て嘘だったのだろうか?滝斗は信じられなかった。

あんなに朗らかでお笑いの才能に長けた彼女が嫌々うどん旅団に関わっていたなんて。

なんで今になってから言うのだろう?それなら早く言ってくれれば心のダメージは少なかったのに・・・。

滝斗は、楽しそうに笑っていた日々が否定されたような気分に陥った。

実際そうである、克政はモデルの理香との不倫の事で頭がいっぱいで、オトミは克政やみえからいかに金をせびるかばかり考えていた。

徳四郎は不穏分子である克政とオトミをいかに自然に消し去るかばかりを思案していて、みえは自分の借金の事で頭がいっぱいだ。

自分以外誰一人お笑い芸人としての活動を楽しいなんて思ってなかったのだ。カメラの前でも皆別々の方向を向いていた。まともにお笑いに取り組んでいたのは滝斗だけ。

その突出した例が目の前に居る由加里なのだ。つまり彼女は糞な思い出そのもの。

そんな彼女から心の内を言い放たれたものだから、滝斗はうどん旅団の全てを察してしまった。

片鱗は見えていたのに意図的に見えないふりをして過ごしていたのだから当然である。

思い出が黒く塗り潰されていく。ぐぎぎぎぎ・・・ぎえぼー。

台本を見せ合った事もコントに使う小道具を協力して作った事も全部が汚いおぞましい不快な思い出に変わっていく。ヌギャアア

皆皆、作り笑いに上の空の芸。ブ・・・

よく考えてみれば、自分ばかりが雑用していた。押し付けられていたのだ。ムアア、ギエエ

嫌々お笑いに関わっている女に自分は才能で負けたのだ。本当に惨めになった。それから激しい怒り。

自分のお笑い芸人人生はなんだったのか。あの楽しかった日々は?

もう戻ってこない、皆うどん旅団の中で変わってしまったのだ。おかしくなったのだ。

もしかしたら、そもそもそんなものは始めから無かったのかも知れない。タレントスクールに来た時からずっと。

引き返せない、滝斗は思った。たとえ今すぐこのプログラムが中断しても、彼女はうどん旅団には戻らない。

全てが自分から離れて行った。自分は誰からも見捨てられた。

滝斗は決心した、もう説得も和解も無理だ。完全に決裂した、うどん旅団は解散!

なら、今すぐ殺害。彼女とはわかりあえない。甘い考えではこっちがやられる。

「人間がここまで醜いとは思わなかった・・・」と言いながらカグルマンダーを構えた。

先制攻撃をすればこっちのもんだと

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