由加里は喧嘩を止めた
お知らせ
あるクソ有名作品が私の小説に非常に酷似した場面を放映したので完全にやる気がなくなりました
私はあるサイトにリメイク前の物を全話掲載していたのでそれをまるごと奴に盗まれたのだと思います
とにかくあのクソ作品のせいでラストシーンの展開や伏線が全て台無しになりました
憎たらしくて許せないので酷似した最終回を掲載していかに似ているかを見せつけてやりたい!私は踏みつけにされた!
特に長谷川と太田垣!バカにしやがって!
「今はこんな風に言い合っている時間じゃないわ」
妙に落ち着いた声だった。戦争を止めにきた聖女のような凛とした雰囲気に二人は一瞬言葉を失った。
だが感動したからではない。
皆で協力してこのゲームから逃げる時間なのよ~なんて陳腐な言葉が飛び出すんだろうな…と、二人の頭の中は由加里に対する見下ししかなかった。
由加里は表情を変えずに何かを投げた。それはオトミと克政の間の床に落ちると、一度大きく跳ねて転がっていく。
オトミが悲鳴をあげる。
「こっこれは国藤みえの首!」
「今は殺し合いをする時間よ」ギョーン…
由加里の眼球が不気味に赤く輝いて、キチガイのようにグルグルーッと高速で回り始める。
みえの頭部は切断され、更には蹴りが入れられていた。由加里は彼女の首をサッカーボールのように何度も蹴飛ばしたのだ。
蹴りをまともに受けた歯は殆どがへし折れ、右の眼球も潰されていた。
苦痛の表情の頭部にオトミはしりもちをつきそうになった…がなんとか倒れずにすんだ。
二人はすぐ落ち着きを取り戻すと由加里の左右に回り込むように走り、克政は調理に使った包丁を掴みオトミはバタフライナイフを展開していた。
由加里も剣を構えた。円柱に刃を刺して鍔にしたような形状の剣だ。
ラストリゾートメイカー、それが由加里の剣の名前だった。直線を多く使用した現代的なデザインをしており、切っ先は綺麗な半円だ。
「私はこのグループを皆殺しにする…なぜなら殺し合う時間だから…」
由加里は二人に急迫した。