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二話 中ボス

やっぱり戦闘シーンとか難しい

その後、二人はパティ―を組み店を出た。店は先払い


「さて、森の中を進むぞ」


歩いて門に向かう途中今後の予定を話す


「はい。肉はどうしますか?」

「多少取って残りは放置だ。そこらの獣が処理するだろう?」

「怪しいですね。一週間後であれば、血の匂いに釣られそうですが・・・」


それを聞き、少し悩みながらも答えを出した。


「ならば、倒して放置する。これなら他のプレイヤーが解体するだろからな」

「分かりました。」


こうして、敵を倒すだけで、解体をしなかったため、後から来たプレイヤー達は戸惑った。

掲示板にも上げられたのだった。このゲームは倒した人物またはパティ―がその場を去って10分経ったら所有権が無くなる。なので、倒されて放置されいたモンスター達は何人ものプレイヤー達によって解体されていた。

二人は、出てくるモンスター達を狩りながら先に進んで行くと、通路の先に他の狼より大きく、色や毛並みが

凛々しいボスクラスが居た。


「これが、中ボスか、アナウンスで倒された中ボスは」

「そうだと思います。掲示板を見ましたが、まだ情報が殆ど乗って居ませんでした。

 情報としては、狼で、群れのボスだろうと言う事だけでした」


彼女がそう報告する。


「ご苦労、この程度情報を出す価値も無いという事なのだろう。ならばその程度の適当だけの話だ」


彼は、何の躊躇いも無く言い、狼達に向かって歩き出した。

彼女は、彼に合わせ、一歩下がり斜めの位置で歩き始める。

すると、狼は一定の距離になると、遠吠えをした。これにより、後ろには戻れなくなり、

ボス狼は背を低くし何時でも飛び出せる準備をした。


「さて、どの程度なのか試させてもらうぞ」

そう言い、彼は武器を抜くと同時に抑えていたオーラが溢れ出す。

彼女も一緒に武器を抜き臨時体制を取った。主である彼のオーラに耐える為と彼の動きに合わせる為である

ちなみに、戦闘は彼に合わせる形で戦っている。

それと同時に狼は襲ってくるがそれを蹴散らして居ると、ボス狼が勢いよくジグザグに移動しながら、

こちらに迫って来た。それを蹴散らした狼を挙げ飛ばすが、避けられ当たらなかった。

こちらに向かって、ボス狼は右足を上げ攻撃してくるがそれを避け、急所に入ると、ボス狼は回転し、

その際距離を取らせることにより、攻撃を回避した。


「中々だな。さて、反撃と行こう」


彼がそう言うと、一瞬でボス狼の急所に入り込んで居た。彼女には、先ほどまでここに居て、

その姿がブレたと思ったらボスの急所に入り込んで居たのだった。

だが、狼は噛みつこうと攻撃するが、剣により阻まれ、そのまま切られてしまう。

狼は、口から血が少し垂れているが、遠吠えをし全身から赤いオーラを放つようになった。

それにより、先ほどより狼の全てが上がっていた。まず大きさが先ほどよりも大きくなり、

それに伴って、全体能力が上がっていた。


「訂正しよう。我を楽しませる道具と成れ、狼よ」

彼は目を大きく開き言った。それと同時に狼が一瞬止まったのだ。

それを見逃すことなく、狼の腹に剣を突き刺し、そこから振りかぶり傷を入れる。

狼はそれにより、体制が崩れ、ラッシュを入れ込み倒した。ボスは光って弾けた。

それにより、ボス素材が手に入った。どうやら、ボスは特殊で死体が残らない様だ。

二人は、アイテム確認終え、息を整えた。


「進むのですか?」

彼は、何も言わずに進み始めた。つまりは、このままいくという事だ。

彼女は何も言わず付いて行くと、


「この先、戦闘している様だな」


止まって耳を澄ませて聞くと、微かにモンスターと戦っている音が微かに聞こえた。

「少し速度を上げて覗いて見るか」

「分かりました。戦闘を仕掛けるのですか?」

「それは、気分次第だ」


それだけ言って、彼は歩き始めた。着くと、猪と戦っていた。

猪は牙が鋭く尖っており、突進を食らいそのまま、壁に当たればタダでは済まないと思った。

そう思って居ると、彼らは、武器と防具を変え、男の方が突進してくる猪に向かって拳を構えた。

そして、猪に当て動きが止まった猪を刀を持った女性が倒した。気になり、喋り掛けてみる事にした。


「迫力があった」

そう言うと、二人はこちらに向いた。

「そうか、要は何だ?」

男がそう訪ねてきた。それはそうだう、戦闘が終わって急に話しかけられればそうなる。

「興味が出てな、さっきまで大剣とハンマーを使って居たのに変えたからな」

彼は、なんだそんな事かという感じで話してくれた。

「本気を出しただけだ」

「そうか」

剣を振るったが、止められ腹に一撃を食らった。

「すまない、試したくなった」

「PK狙いでは無いと分かっていたから一撃だけにした」

ちなみに、彼の合い方は、刀を彼女の首元に当てて動けないようにして居た。

「パティ―を組まないか?」

そう言う、彼らは、構えを解いた。

「普通は警戒するだろうが、お前達はそんな事をするとは、思わないからいいぞ」


こうして、四人パティ―になり、一度街に戻る事にした。






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