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厄介な人に気に入られたっぽい

作者: みりぐらむ

 生まれた時から、生まれる前の記憶があった。たぶんこれって転生ってやつだ。

 前世での罪を償い終わったから、新しい生を受けたってことかな。

 それとも前世でいきなり死んだから、やり直しのごとく新しい生を受けたのかな。

 考え方は色々あるけど、私は新しい命として、前世のことは忘れて生きることにした。

 そう、生まれてすぐに前世の記憶を記憶の彼方に追いやったのだ。


 周りの子供と変わりなく、すくすくと育った。

 考え方も年相応のものだったし、特に変わった扱いも受けなかった。


 15歳の成人を迎えてすぐ、領主様のお屋敷でメイドとして働き始めた。

 貴族のご令嬢たちは仕事につけないんだって、どうやって時間つぶしてるんだろう。

 私は平民として生まれたから、仕事してお金も稼げる。ホントよかった。


 領主様のお屋敷では、何を言われても文句も言わずにテキパキとこなした。

 だからかな、いつも領主様の代理だっていう筆頭執事のアーロンさんに褒められた。


「リリが有能ですごく助かりますよ」

「お褒めに預かり光栄です」


 これが、いつものやりとり。今日はそれだけじゃないみたい。


「今度、領主様が大事な客人を招くそうです。その時にリリに客人の世話係をしてほしいとのこと」

「はい?」


 一瞬何を言ってるのか理解できなくて、口をぽかんと開けてしまった。

 アーロンさんはその言葉を肯定と受け取ったようで、伝えておきますねと言って去っていった。

 大抜擢すぎて、開いた口が塞がらなかった。


 それから3日後の夕方、客人の前に私は1対1で立っていた。

 お客様は艶やかな黒い髪に黒い瞳をした長身の男性で、黒い服を着ていた。

 不機嫌な顔をまったく隠そうともせず、私の体を上から下へと見た後、ぼそりと言った。


「なんだ、ガキか」


 身長も胸も足りないって思ってるけど、初対面でいきなりそんなこと言うなんてひどくない!?

 ムッとして、口を尖らせていたら、男性の顔が一瞬緩んだ。

 すぐにまた不機嫌な顔に戻ったけど、見間違いではないはず。


「俺の名前はディーデリックだ」

「ディーデリック様のお世話を申し付かりましたリリです。何なりとお申し付けくださいませ」


 口が悪くても、領主様のお客様だし………丁寧に挨拶を述べ、深々と頭を下げた。

頭を上げたら、ディーデリック様は訝しげな表情で言ってきた。


「お前は俺のことが怖くないのか?」

「怖くないですよ?」


 いきなりの質問だったので、少しだけ素で返事をしてしまった。

 だって、黒目黒髪なんて見慣れているし……あれ、どこで見慣れたんだっけ。

 とにかく、怖いって感情はなかった。むしろ、懐かしいような感じ。

 ディーデリック様は私の顔をじーっと見た後、顎に手を当てて深く考え込んでいるようだ。

 何も言わないけど、お茶をお出しした方がいいだろう。

 その場で小さく頭を下げて、部屋を出てすぐにお茶の用意をカートに乗せて戻るとディーデリック様は目をパチパチとさせていた。

 すぐに紅茶を入れ、クッキーを添えてテーブルに置いた。


「お前も」

「リリです」

「………リリも座れ」


 ディーデリック様は向かいの席を指差して言った。

 メイドに座れって無理な話でしょう。

 首を横に振ると、ディーデリック様が不機嫌になった。


「何度も言わせるな、座れ」

「メイドが座ってるとこ見られたら、怒られます!」


 怒られてクビにでもなったらどうするんだ!

 イラっとしながら言ってみると、またディーデリック様は目をパチパチとさせていた。

 ああこれ、驚いてるってことか。

 何にそんなに驚いているんだろうか。


「じゃあ、向かいじゃなくて横に座れ」


 ディーデリック様はそう言って、3人掛けソファーの自分の隣をぽんぽんと叩いた。


「もっと無理ですってば!」

「このクッキー食べないか?」

「いただきます」


 コロッと態度を変えて、すぐにディーデリック様の隣に座った。

 平民にとって甘いものは滅多に食べることのできない嗜好品!態度変えても仕方ないじゃない。

 ディーデリック様は無表情だったけど、紅茶の横に添えてあるクッキーをとり、半分に割って、私の口元に直接持ってきた。

 手を伸ばしてそれを受取ろうとしたら、すっと避けられた。何度か繰り返したけど、クッキーを受け取らせてもらえず、ムッとすると、またも私の口元へ直接持ってきた。

 あーんって食べろってことか!


「口を開けろ」

「はぁ?」


 って言ったら、開いた口に無理矢理クッキーを入れられた。

 口に入れただけで、甘さが広がる。……もぐもぐごっくん。ああやっぱり甘いものは最高だぁ!


 幸せに浸っていたら、ディーデリック様の小さなため息が聞こえてきた。

 ため息つかれるようなことしたかな。


 じっとディーデリック様の顔を見つめていたら、残り半分のクッキーが口元まで運ばれてきた。


「催促したわけじゃな」


 いんですよーって言い終わらないうちに口の中にクッキーを入れられる。

 やっぱり甘くて美味しい……もぐもぐごっくん。

 丸々1枚食べれるなんて、今日はなんてついてる日なんだ!

 またしても幸せに浸っていたら、横で小さくため息をされた。

 何か悪いことしたかなぁ。やっぱりクッキー食べちゃまずかったかな。

 なんてことを考えつつ、ソファーから立ち上がろうとしたら、手首を掴まれてもう一度座らされた。


「気に入った」


 一言そう言うと、口に手を当て思案にふけるような顔をした。



 ディーデリック様は着替えの手伝いもお風呂の準備も何もかも一人で行っていて、私が手伝う隙はなかった。

 やることといったら、ベッドメイキングと紅茶を運ぶだけ。

 なんて楽な仕事なんだろう。

 これだけでお給金もらってたら、罰が当たる気がする。


 ディーデリック様がきた翌日、領主様に直接呼ばれた。


「本日付けてリリはディーデリック様付きのメイドとなる」

「はい?」


 それって今もそうだと思うんだけど、何が違うんだろう。


「旦那様、それだとリリさんにうまく伝わっておりません」

「そ、それもそうか。はっきりと言おう」

「はい」

「ディーデリック様がリリのことを気に入ったそうでね。本日付けで解雇、明日からはディーデリック様に雇用されるということだ」

「はぁ!?」


 驚くのもしかたないでしょ。大きい声でちゃうのもしかたないでしょ!?

 そもそも、本人に確認もせずにそういうのって非常識じゃない!?

 と思っても相手はお貴族様だから、大きな声では言えず………。


「ディーデリック様の機嫌を損ねないように気を付けて頑張るように」


 そう言われて、部屋から追い出された。

 なんでそんなに気を使わなきゃいけないのかさっぱりわからない。

 そもそもディーデリック様って何者なんだろう。


 今夜までは領主様のお屋敷のお部屋で寝泊まりしてもいいそうだ。

 明日、ディーデリック様が帰られるときに一緒についていけるように旅支度をしておけと。

 もともとそんなに私物はないから、旅支度はすぐにできた。

 ちょっと抜け出して、両親に明日から領主様のお客様のメイドになったことを伝えた。

 平民の娘に選ぶ権利はない。仕方ないって両親はお通夜のような顔をしていた。

 そんなに悪い人じゃなさそうだし大丈夫ーとは言ったけど、心配そうだった。



 翌日、ディーデリック様の馬車に乗せてもらって、王都へ向かった。

 初めての馬車に驚きつつも景色を見ながらの旅は楽しかった。

 途中の街で寄り道して、たくさんお菓子を買ってもらった。

 お菓子は必ず、ディーデリック様の手から食べさせられるのが、ちょっと不満。

 私の手が汚れてしまうからダメだって言われて。

 餌付けされてるなって自覚はあるけれど、お菓子なんて高級なもの食べられるなら、甘んじて受けます!


 ディーデリック様の馬車は夕方すぎに王都へ到着した。そのまま、お屋敷に行くのかと思ったら、馬車はどんどん進んでいき、王城へと進んでいった。

 なんで、王城なの!?

 途中で馬車を降りて、ひたすら歩いた。

 お城の中心からは外れたたぶん離宮ってやつの建物1つがディーデリック様のお家なんだって。

 つまり、ディーデリック様って王族ってこと?


「ディーデリック様って王族だったんですか……」


 震える声で尋ねてみると思ったのと違う答えが返ってきた。


「いや、俺は王族じゃない。筆頭宮廷魔導士なんだ」


 あれ、それってどこかで聞いたことある。

たしか、我が国の筆頭宮廷魔導士は、世界最高峰の実力を持っているって。

 その魔力は世界一の量を誇り、魔力の多さから髪も目も真っ黒で恐れられているって。

 でもでも、最高峰の実力を持っているから、災害も食い止められるし、天候もいじれるから平和の象徴だってー……。


「え?ディーデリック様、魔導士だったんですか!」


 全く知らずに接していたよ。知っていたとしても変わらなかったかもしれないけど。

 お菓子くれるいい人だなぁとしか思ってなかったなぁ。


 ディーデリック様専用の離宮はそこそこ広くて、掃除も行き届いていてすごくきれいだった。

 私以外に専属の使用人はいないそうだ。みんな怖がって専属にはなりたがらないみたい。

 王城のメイドたちが交代で部屋の掃除などはしにきてくれるらしい。

 料理は運んでもらえるし、ディーデリック様の魔法で離宮を守ってるから警備の人もいらないんだって。

 つまり、こーんな広い離宮に一人で住んでるってこと。


「リリには、俺がよく使っている部屋の掃除をしてもらうか」


 そう言って、ディーデリック様の部屋の中を見たら、ものすっごく散らかってた。

 本棚の本は出しっぱなしだし、書類はばらばら、埃もたまってるみたい。

 さすがに怒ったよね。


「掃除しますけど、本くらい自分で本棚に戻してくださいよ!」


 そんな私の発言にディーデリック様は目をパチパチして驚き、魔法を使って本棚に本を戻していった。


「掃除も魔法使えばすぐ済むんじゃ……」


 私がぽつりとこぼした言葉が聞こえたのだろう。あっという間に部屋がきれいに片付いた。

 部屋が片付いたら、私の仕事がなくなるじゃない……。どうしよう。

 手持無沙汰でウロウロしていたら、ディーデリック様が私の手を引いて、ソファーに座らせた。


「早く仕事が終わったから、別の仕事を言い渡すとしよう」


 ディーデリック様はそう言うと、私の頭を撫で始めた。

 私の髪は銀色で見方によっては白髪に見える。瞳の色は緑色。よぼよぼなフリでもすればおばあさんだ。

 そんな私の頭を撫でながら、ディーデリック様は微笑んでいた。


 えええ! この数日間で初めて笑ってるところ見たんだけど!

 あまりのことに驚いて、長いことディーデリック様のなすがままになっていた。

 途中でハッと気がついて、次の仕事について聞いた。


「あの、次の仕事~?」

「俺の好きにさせること……だな」


 頭なでなでから、手で髪を梳き始めた。途中でひっかかったりするのもほどいて、さらさらに……。

 さらさらになった髪をすくって、そこにキスをした。


「な、なにを、してるんですか!?」

「リリは俺専属のメイドだろう?髪の一本からすべて俺のものにしようかと思って」


 そう言ってまた、髪にキスをした。

 驚いて、ソファーから立ち上がろうとしたら、手首をつかまれてまた座らされた。


「どうして逃げるんだ?」

「普通、メイドにそんなことしません!」

「俺専属のメイドなんだから、それくらい我慢しろ」


 一体どういう理屈なんだ!って突っ込みを入れたかったけど、ディーデリック様の機嫌を損ねないようにっていう領主様の言葉を思い出してやめた。

 そうか、ディーデリック様が機嫌を損ねて暴走したら、国が亡くなる可能性もあるのか。

 ヤバイ可能性に気が付いて、なすがままになることにした。



 その翌日からディーデリック様は暇さえあれば、私をソファーに座らせて、頭を撫で髪を梳き、時々耳や肩にも触れてきた。触れるのに飽きると、今度は私の頭の中が真っ白になりそうな言葉をいっぱい言ってきた。


「全部、俺のものだからな」


 そう言われると専属メイドとは別の意味で受け取りそうになって、つい顔が赤くなる。

 そして赤い顔を見ると、必ずと言っていいほどくすくすと笑うのだ。

 からかわれているってわかっていても、ドキドキしてしまうんだから仕方ない。


 日に日にディーデリック様の行動はエスカレートしていった。

 三か月ほどたった最近では、頬を撫でまわされて、目を閉じさせられて、耳元で囁かれる。

 背中がぞくっとなって、そのあとに変な汗がでるからやめてほしい。


「一生俺のそばにいろよ」


 そのすべてを耐えているとディーデリック様は、とろけるような笑みを浮かべるようになった。

 時々、ヤバイくらいの色気を出して、なんかこう狼に食べられてしまいそうな気がしてくる。


 たぶん、きのせいじゃない。

 もっと早めに拒否って逃げていればよかったのかなって思ったりもするけど、機嫌を損ねちゃいけないし。ううん、それだけじゃない。ディーデリック様のことは嫌いじゃないし……むしろ外見は好みだしで、ずるずるとそのままにしていた。



 そしてちょうど半年がたったころ、庭を掃き掃除していたら見知らぬ人に連れ去られそうになった。なんとか逃げ切って離宮へ逃げ込めば、その人は入ってくることができなかった。

 そのことをディーデリック様に報告したら、その日から離宮から一歩も出ないように言われた。

 それどころかそれどころか、特定の部屋から出してもらえない。

 その特定の部屋っていうのはディーデリック様の部屋だったりする……。


「何があっても離さないからな」


 そんなことを言い出して、すがるように私の腰を抱きしめてくるようになった。

 なんかよくわからないけど、嫌なことでもあったかな?と思って、ディーデリック様の背中をとんとんと叩いてあげるとそのまま眠ってしまった。


 そうやって眠っちゃった翌日なんかは、贈り物をくれるようになった。

 謝罪の意味を込めて贈られてくる宝石やドレスにちょっと眩暈がしたけど、拒否ったら謝罪を受け入れていないみたいに思われるだろうし、悩みつつも受け取った。


 だんだんと抱きしめてくる頻度も上がっていき、ついにディーデリック様の膝の上に座らされるようになった。

 もうね、ディーデリック様の気持ちは理解してるんだよね。

 わかった上で拒まないんだから、私の気持ちも決まっている。



 そんな状態でさらに一か月たったある日、大きな音を立てて部屋のドアが開いた。

 驚いてソファーから立ち上がるとすごく不機嫌なディーデリック様が少し乱暴に抱きしめてきた。

 それを拒まずにされるがままにしていると、意地悪そうな声で突然こんなことを言い出した。


「どこまで耐えられるか試してみようか」


 ひょいっと私を抱え上げるとベッドのふちに座らされた。

 そして、いつものように優しく頭を撫で髪を梳き、こぼれた髪を耳にかけた。


「目を閉じろ」


 私は言われるがまま、目を閉じた。

 耳を指でなぞられれば、背中に電気が走るような衝撃がきて、変な汗が出始める。

 次に頬に触れられ鼻の頭、唇となぞられた。心臓の音が大きく感じて聞こえていそうで恥ずかしくなった。


「リリは本当に俺を拒まないな」

「拒む理由がないので」


 もう一度、耳をなぞられたのだが先ほどよりももっと温かくてやわらかい感触のものでなぞられて、身をよじってしまった。

 耳元でディーデリック様が囁く。


「嫌なら拒否してかまない」


 唇に温かいものが触れた。指ではないとすぐわかって、驚いて目を開けると鼻がくっつきそうな距離にディーデリック様の顔があった。

 恥ずかしくて顔がどんどん赤くなって、息がうまくできなくなってパタリと意識を失った。



 目が覚めたら、心配そうな顔をしたディーデリック様がいた。


「つい調子に乗った。すまない」


 ディーデリック様は頭を下げて謝ってきた。お貴族様が頭を下げちゃダメなんじゃないの!?

 でも、ここでいいえ大丈夫ですって答えるの? それもおかしくない!?

 混乱して何も言えないでいるとだんだんとディーデリック様の顔が悲しみに……そして、絶望したような顔に変わり、最後に悪人のような笑顔になった。


「許せなくとも、俺は絶対にリリを手放さない。諦めて、ずっとここにいろ」


 起き上がって、その言葉に小さく頷いたら、目を見開いてパチパチと瞬きをされた。すごく驚いてるみたい。


「……俺のことを嫌いになったのではないのか?」


 戸惑うような声でディーデリック様は確認してきた。


「嫌いだと思ったことはありません」


 むしろ好きだとさえ思っているけど、私からは言ったらダメだろうなぁ。


「そ、それならば、俺のことはどう思っているんだ?」

「ディーデリック様こそ、私のことどう思っているんですか?」


 質問に質問で返せば、少しだけ渋い顔をされたがすぐに真面目な顔になった。


「俺は、リリにそばにいてほしいと思っている」

「専属メイドですので、そばにおりますよ」


 ディーデリック様が言いたいことは違う意味だろうってことはわかってる。けど、そんな曖昧な言い方じゃ、平民の私の気持ちは伝えられない。


「いや、そうではなく……生涯を共にしてほしいんだ」

「死ぬまでお世話をしてほしいんですね。メイドとして頑張りたいと思います」

「違うんだ。俺は、リリのことをあ、愛してるんだ。だから、伴侶として生涯を共にしてほしいんだ!」


 おーついにはっきりと言ってもらえた!はっきりどころかこれってプロポーズじゃない!?

 ここまで言われたら、私の気持ちを伝えてもいいよね。


「……私もディーデリック様をお慕いしています」


 ディーデリック様は嬉し泣きでもしそうな顔になって、私のことを抱きしめた。


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― 新着の感想 ―
[一言] 久しぶりに読んで、幸せな気分になりました。不器用な2人が、可愛いですね。
[良い点]  2人が可愛くて素敵な物語でした。 [一言]  初めまして、本羽香那と申します。  今回、この作品にレビューさせていただきました。
[一言] はじめまして、こんにちは! この短編を拝読させていただくのはもう何回目になるでしょうか、多分そろそろ二桁いくと思うんですけど。 そして読み返すほどに続きが読みたくなってしまったので、こうして…
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