爽秋の候
気持ちが高ぶって早めに書いてしまいましたw
今回もはぷにんぐがあるので楽しみにです。
まず、いまの状況を説明させていただくぞ。
俺には文武両道才色兼備で完璧(仮)の妹がいる。(仮)は極度のブラコンのこともあり残念という意味を込めている。そして、突然やってきた妹(仮)を部屋で事情を聞いていたら偶然リアル妹が部屋にやってきて俺にロリコンと言い部屋にひきこもってしまった。そして、この妹(仮)をリアル妹に新しい妹と言ったところからはじまる。こんな感じでよかったかな。
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「い...いもうと?どういうこと?」
「実は、親戚の片親の母が急死したためさまよっていたこの娘を俺たちの両親が引き取る事になったらしい」
麻里(リアル妹)が汚物を見るような目で俺を睨んでいるからこわいな。もっと優しい顔をしてほしい。
「で、名前はなんていうの?」
「彗というなのです。」
紙に自分の名前をすらすら書いて、麻里に見せた。
「すい?ちゃん?」
「いいえ。これでけいと読むなのです。」
これは俺もわからなかったな。
「そうなんだ。まぁよろしくね」
「よろしくです!」
「で、学校はどうするの?」
「明日、お兄ちゃんと一緒に学校見学に行くです!」
そんなこと一言も聞いてないんだが、あれ?麻里が涙目になってる。どうしたんだろ。
「麻里どうした?」
「なんにもないしばかっ。ほっといて!」
こんなんでやっていけんのか?遅くなったがいま俺の両親はアメリカに旅行に行っている。こんな大変なときになにしてんだか。
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そして、夜ごはんの後に彗に呼び出され、発せられた言葉は想像をはるかに超えていた。
「これから、話しかけないでもらえますか?嫌いなんですよ。男の人が。」
「な、なんでだよ!?」
そのあとに事情を聞いたら自分の父親が浮気して出て行ったらしい。
「そんなことがあったんだな。」
「そうです。なので話しかけないでください。」
明日は編入試験があるらしいがこの調子で大丈夫なのか。
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「おにいちゃ~ん。朝ご飯だよー」
「後でにするから。いでてっ!なにすんだよ!起こそうとするなって!」
今日はやけに俺を起そうとしていておなかの上をジャンプしたり布団をひっぺがしたりして、なにがしたいんだよ。と言おうと思って顔を見たら怖かったので仕方なく起きることにした。
「今日は、慧の編入試験があるから心配だからついて行ってあげて。ついでに、クラスにも顔をだしておけば。」
すごい笑顔で学校へ行かそうとしてるぞ。というか俺って、まだ退学になってなかったのかよ。
「わかったよ。かわいい妹のお願い事なら聞きますよ。」
「すごい棒読みだね~。ま、よろしく」
慧が二階の寝室から起きてきた。
「お、おはよ...う。」
挨拶をしようと思ったらすごい睨まれたのでひるんでしまった。
「あっ、おはよう!慧ちゃん!」
「おはようございます。」
なんだよ、麻里とは普通に話せるのかよ。ハブられた感がすごいな。
「今日の編入試験頑張ってね!」
「できる限り頑張る」
「じゃあ、日直だから先行くねー」
慧と二人になってしまった。話など出来ると思わないので、鍵を慧に渡して俺も先に行くことにした。
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「お、おはよう。東雲だよな?」
「そうだよ。」
普段と違く学校ではコミュニケーションがいっきに取れなくなってしまう。そして、誰とも話さないまま朝のホームルームを迎える。
「おはようございます。今日は転校生を紹介したいと思います。どうぞはいって。」
扉が開いて入ってきた生徒は、銀髪で目が大きくてとてもかわいい人だと思った。
「東雲慧です。みなさんこれからよろしくお願いします。」
まさか、こいつが俺と同じクラスになるとか、今後の学校生活どうなる!?
今回は予定と大幅にずれてしまいましたが、気ままに書いているのでよろしくです。
そして、ツイッターでは随時小説投稿の際にお知らせをしているのでそちらでもよろしくです。
では、次こそは2月の上旬までのしばしの別れ「バイです!」