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転生しちゃったからダンジョン造ります

 プロローグ


「どうしてこうなった・・・」

 異世界に転生した俺は、呆然とした感じでステータス画面を見ていた。


種族:冥皇竜(めいおうりゅう)

状態:正常

レベル:999/999(MAX)

HP :99,999,999(MAX)

MP :99,999,999(MAX)

攻撃力:99,999,999(MAX)

防御力:99,999,999(MAX)

魔法力:99,999,999(MAX)

素早さ:99,999,999(MAX)

固有スキル

『竜の鱗:Lv--』『竜の爪:Lv--』『竜の羽:Lv:--』『言語理解:Lv--』『多言語念話:Lv--』『飛行:Lv--』『闇属性魔法:Lv--』『炎属性魔法:Lv--』『水属性魔法:Lv--』『木属性魔法:Lv--』『風属性魔法:Lv--』『HP自動回復:Lv--』『MP自動回復:Lv--』『気配察知:Lv--』『ダンジョンクリエイト:Lv--』

耐性スキル

『物理耐性:Lv--』『魔法耐性:Lv--』『状態異常耐性:Lv--』『属性魔法耐性:Lv--』『落下耐性:Lv--』『恐怖耐性:Lv--』『孤独耐性:Lv--』

通常スキル

『ドラゴンブレス:Lv--』『ステータス閲覧:Lv--』『ドラゴンパンチ:Lv--』『ドラゴンテイル:Lv--』『冥王の爪:Lv--』『冥王の息:Lv--』『咆哮:Lv--』『変身術:Lv--』

称号

『最終進化者:Lv--』『冥王の竜:Lv--』『悪の道:Lv--』『災害:Lv--』『救護精神:Lv--』『勇者:Lv--』『破道の王:Lv--』『ど根性:Lv--』『死者の王:Lv--』『魔族の王:Lv--』


 いやホント、どうしてこうなったし。ステータスはカンストしている上、今持っているスキルや称号もレベルが上限に達しているのか表示してない。しかも『最終進化者』という事は、これ以上進化する事はないって事だよな。つまらん。

 しかも、完全にヌルゲーとかしてやがる。ステータスがオール10億とか、数値のインフレがしていなければここまで達してるやつなんていないだろ、普通。今までの異世界転生の夢を返せ。

「こうなったら、住処作ってグータラしよう」

 ヤケクソになった俺は、固有スキルのダンジョンクリエイトを使ってダンジョンを作ることにした。

 幸い、周囲は最低でも100km向こうまで森林が広がっているし、多少の住処を作ってもバレないはずだ。という事で、ダンジョン作りの開始である。

 ダンジョンを作るにあたって、どうしても必要なのがダンジョンコアである。これの有無で大きく変わって、あれば自由に増築でき、無いと増築に限界が来る。

 ダンジョンコアが何処かにあれば便利だったが、無いからMPを1000万消費して作る。本来だったら、ダンジョンコアなんてコストが掛かりすぎて人為的に作れるものじゃないが、今の俺なら1%ほどで作れる。

 つまり、MPをすべて使うことで同時に100個のダンジョンコアを作ることができる。流石にそれだけあると、管理しきれないので1個だけにするけどな。

 そんな訳で、できたダンジョンコアのステータスを見ると、


ダンジョンステータス

名称:冥皇の聖域

属性:闇、炎、水、木、風、死

階層:0

魔力値:0


 こんな感じになった。

 まぁ、出来たてだから階層や魔力値が0なのは理解できるが、属性のところに地味にあるのが“死”ってどういうことだ?と、疑問に思った。だが冥府というのは死者が行く所だ、と考えついたので特に気にしなくていいと思う。不都合なことが起きればその都度、訂正していこう。

 という訳で、魔力値を10万残して全部ダンジョンコアに入れよう。幸い、MP自動回復のレベルがマックスなのですぐに回復できるだろう。現に、1000万使ったのにその半分以上はもう回復できてるし。


 さて、ダンジョンコアに魔力を注入したはいいが、ダンジョン自体の大きさをどうするか、だ。ドラゴン、と言ってもかなり大きい部類に入るだろう。目測ではあるが、体高は四つん這いの状態で20mぐらいある。今のまま作っても、大きすぎて人間が攻略できない上、目立って仕方ない。

 今の目標は、なるべく目立たずにのんびりと暮らすことだ。

 幸い、変身術のレベルがマックスなので、かなり完成度の高いものに変身できるだろう。魔力に関してはかなり多いため、気にすることはない。

 という事で、人間に変身してまずは地上10階層分を建ててみた。すると、10億近くあった魔力値の内、100万を使ってできた。つまり、1階層分に必要な魔力は10万、ということか。て事は、やっぱり自分ってチートの塊なんだなー、と思ったりする。まぁ、今更死ぬつもりはないしな。


 それはともかく、自分の気の済むまでダンジョンの拡張をやっていくよー。

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