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セーラー襟に蝉の脱け殻  作者: 水岡きよみ
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2011年11月22日火曜日

恋ってなんでしょう。

愛ってなんでしょう。

好きってなんでしょう。

いとおしいってなんでしょう。

そのひとつひとつ。

つなぎ合わせて。

つくりあげた、たいせつな思いは。

たいせつなたいせつな想いは。

太陽の光を浴びたガラスのように。

空に瞬く星のように。

クリスマスのイルミネーションのように。

そして、触れようとすると、消えてしまう。

こわれてしまう。

だから、こわくて。

大切なものがこわれるのがこわくて、

大切なものを失うのがこわくて、

手を伸ばすことすらできないでいた。

あの頃。

あなたの事が好きで好きでしょうがなかったあの頃。

あなたの横顔を近くで見れて嬉しかったあの日。

そして、私の恋が終わった日。

誰もいない部屋で

  一人、泣いたあの夜。

忘 れ な い。

きっと私は、忘れない。

忘れることはないでしょう。

あなたを好きだった事も、

あの優しい笑顔も、

まぶしくてあまり見れなかった横顔も、

紡いだことばの数々も。

ぜんぶぜんぶ。

あなたを好きになれて、よかった。

ありがとう、愛しい人よ。

ありがとう。

世界で一番いとおしいあなたへ。

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