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彼女を敵視する女

彼女を敵視する女





わたしは知っている。





2年生になったばかりのある日の出来事。


クラスメイトの女子が手に何かを摘んでいた。

それはやわらかいオレンジ色の封筒で、上を向いたひまわりの絵が描かれていた。

「これ、どうしよう」

その女子生徒は友人らしき隣の生徒に話しかける。

「え、まさか、これ」

「……うん、ラブレター」

少し嫌そうに、その女子生徒は答えた。

何で嫌そうなんだ、お前を好きだと思っている特異なやつがいるんだぞ。

自分の席で本を読むふりをしながら、わたしはさらに耳をそばだてる。



「だってさ、男子からだよ? それなのに……」

「ああ、キモいね、それ」

確かに言われてみれば、男子生徒がこのオレンジ色の封筒を送ってきたのだとすると変かもしれない。しかも可愛らしいイラスト付きだ。こんな愛らしいものを何故選んだのだろうか。

「中身は読んだ? 実は女子からの手紙とか?」

「ううん。男子から。好きだから付き合ってほしいって、名前もちゃんと書いてあった」

「そっか」

二人してどうしたらいいのか迷っているらしく、複雑な表情で黙りこむ。

そのときだった。



「あなたの好きな花、教えてくれる?」



突然会話に加わったのは、柔らかな髪を揺らしながら微笑む日浅陽菜。

彼女は周囲の者をうっとりさせるような素晴らしいお顔をしていて、この学校じゃ知らない人間はいないほどのとんでもない美少女だ。しかも自分の容姿を鼻にかけることはせず、誰に対しても優しく接する性格まで完璧な美少女である。

男子からも女子からも評判は良いが、わたしは日浅陽菜という女が嫌いだ。

だって、何から何まで完璧な美少女なんているはずがない。心の中でいつだって平凡以下のわたしたちをバカにしているに決まっている。



「好きな、花?」

男子から手紙を受け取ったほうの女子が不思議そうに尋ね返す。

「うん、好きな花。教えてほしいな」

「えーと、……ヒマワリだけど」

「やっぱりね」

「やっぱり?」


日浅陽菜の目線の先にはオレンジ色の封筒、ラブレターだ。

「可愛いレターセットが並ぶ棚で、それを選んでいる間は恥ずかしかったんじゃないかな? きっとレジに持っていくときも。だけど、好きな女の子が好きな花で伝えたかったんだよ、自分の気持ち」

女子生徒は手の上のそれを、今初めて見つけたような顔で何度も瞬きを繰り返した。変な趣味の人が送ってきた手紙から、大切な人が喜ぶことだけを考えた純粋な手紙へ。日浅陽菜の言葉のせいでわたしにもそんな風に見えてしまった。


「素敵だよね、私もこんな風に大切な人に想われたいよ。……なんてね」

ぴくり、と周りにいた男子生徒たちが反応する。

誰もが自分の彼女にしたいであろう日浅陽菜。そんな陽菜様が、恋文をご所望である。

噂は瞬く間に広まり日浅陽菜に告白しようとするバカな男たちは好んで可愛らしい封筒を使うようになった。

良く考えれば、可愛らしいラブレターが欲しいのではなく、好きな奴から貰えたら嬉しいって話なのはすぐわかるのに。





そう、今のわたしは知っている。





日浅陽菜が手紙を受け取りたい相手は、たった一人であるということを。






● ● ● ● ● ●






職員室での用事を終え、日浅陽菜は急いでいた。

早く教室に戻らないとお昼ご飯を食べ損ねてしまう。廊下を走る行為はあまり褒められたものではないが、はっきり言ってしまえばそんなことよりご飯のほうが大事であった。

一緒に住んでいる祖母が作ってくれた愛情たっぷりの弁当を食べないわけにはいかない。甘くないお醤油味の玉子焼きやかつお節とあわさったほうれん草のおひたし。それらを意識するだけで、陽菜の足は自然と速く動いた。


階段を駆け下りて2年の教室を目指す。くるりと柱にそって曲がり、一直線の廊下が見える寸前だった。


「わぷっ!」

「なっ!」


顔面から誰かにぶつかってしまった。少し赤くなってしまったであろう鼻を押さえつつ、陽菜は顔を上げる。

「あ、ごめんなさ――」

「少しは周りを気にしろ、バカ女」

聞き覚えのある台詞。彼に『バカ』と言われたのはこれで何回目だろうか。

不機嫌を隠そうともせずにこちらを睨みつけているのは転校生の天海冬馬だった。


「あ、えと」

何か言わなければ、と必死に陽菜は言葉を探す。会いたくないと思っていた相手だった。しかし会わなくてはいけないとも思う相手だった。少し迷っている間に、天海はこの場を去ろうといている。陽菜は思わずブレザーの端を掴んだ。


「……なんだよ?」

急にぶつかってこられ、その後の動きも邪魔され、彼は今にも怒りだしそうな雰囲気である。早く、言ってしまわなければ。


「ご、ご、ごめんなさい! それと昨日は助けてくれてありがとう!」

今起こってしまったことへの謝罪。そして先日厨房で受け止めてくれたお礼。

この二つは、どうしても陽菜が伝えなければと思っていたことだ。


天海冬馬の失礼な物言いには腹を立てていた。

けれどそれは「ごめんなさい」や「ありがとう」を言わない理由にはならない。どんな相手だとしてもきっちりお礼はしておきなさい、というのは父の教えである。


「お前」

「え?」

「……変なやつだな」


するりと陽菜の横を通り過ぎて行ったため、天海の表情はわからなかった。

だが、どこか声が優しくなったように感じたのは気のだろうか。

まあいいかと思い直し、立ち止まっていた陽菜は午後のゆったりとした時間の中を歩きだす。会いたくないと思っていた相手なのに気分はなぜか良かった。



教室に入って最初に見つけたのは、幸せそうに眠る友人の姿だった。

そっとしておくことにして、陽菜は自分の席に戻る。お弁当を無事食べ終え、午後から使う教科書を取り出す。さあ、あと少し。陽菜は気合いを入れるように軽く頬を両手で叩いた。




「じゃあ、今日はこれぐらいでーおつかれさーん」

ゆるくホームルームを終わらせ、担任教師は教室を出ていった。

あっというまに放課後になる。疲れ切った顔のクラスメイトたちはそれぞれ予定があるようでバラバラと別の方向へ去っていく。

「まゆちゃん……」

声をかけようとして、陽菜は思い出した。

昼休みからずっと眠り続けていた佐藤真由美は、授業が始まってからも起きる気配が無く静かなままだった。そのことに教師が気付かぬはずもなく、授業が終わったあと真由美は寝ぼけた状態で職員室に連れて行かれたのだ。


今日も「あまみ」でのバイトがある。そのことは彼女も知っているはずだし、特に何も言わなくても大丈夫だろう。

クラスメイト達はそれぞれ用事があるのか次々に外へと出ていく。気がつけば教室には陽菜とその前の席にいる森口しか残っていなかった。


「森口くん、また明日」

ニッコリと挨拶をして帰ろうとする。森口と真由美の恋愛騒動にはびっくりしたが、優しい彼ならきっと彼女を大事にしてくれるはずだ。必死に真由美は否定していたが、やはり照れているのだと陽菜は思う。二人の関係について色々と詮索してみたかったがそれは野暮というもので、あっさりとした別れの言葉で陽菜は森口に背を向けた。


「ねぇ、日浅」

いつもとは違う少し低めの声で名を呼ばれた。

振り返ると、午後の陽ざしを背景にして森口がうっすらと笑っていた。その瞳の中で戸惑う自分の姿が見える。すっきりとした彼の雰囲気はどこかに隠れ、森口は優美な獣のような動きで陽菜の方へ一歩近づいた。


「朝のこと、勘違いしてる? オレが好きなのは佐藤だって」

「そうなんだよね? あれ、勘違い?」

一歩、下がる。よくわからないけれど、少し陽菜は焦っていた。

「うん、そうだよ。好きな人は別にいる」

「まゆちゃんは……?」

「ちょっとね相談に乗ってもらったんだ。本当にそれだけだよ」

じりじりと得体が知れないものに追い詰められているような。一歩下がると、距離を埋めるように彼は一歩進んでくる。

「相談?」

「好きな人のことについて、ね」

「好きな人、か。まゆちゃんじゃないなら、それって……だれなのかな?」

話をそらさなければ、と話題を変えようとしたがあまり上手くいかなかった。森口の視線は陽菜からはずれない。二人間の空間もどんどん狭まっていく。


「さあ、誰だろうね」


表情を緩めた森口を見て、いつのまにか止めていた息を陽菜は吐き出した。

しかし、安心するのは早かったらしい。そっと森口の手が陽菜の頬に触れた。


「誰だと……思う?」

「え……」


きっと答えは求められていない。

陽菜の心臓はどくどくと激しく運動していた。普通ではない彼の様子。もう一人の自分が危険だと囁く。どうして? だっていつもの彼とは違う。ただ別れの挨拶をして、それで終わりだと思っていたのに。黙ってしまった陽菜の脳内ではたくさんの言葉が飛び交っていた。混乱して収拾がつかない。冷たい水の中に頭を突っ込んで、冷静になりたかった。

どうにかして、この空気を変えなければ。自分は。



「森口く――――」

「じゃあオレは先に行くよ。引きとめて悪かったね」



森口はあっさりと離れた。何もなかったかのように、すっと陽菜から遠ざかる。

「……助かった」

自分以外の人の気配がしなくなった教室でぽつりと呟く。だが、その言葉に疑問を覚えた。

助かった、その意味するところが陽菜自身にもわからなかったのだ。

優しい微笑みと共に思い出すことのできるあの森口が怖かった? それも少し違う気がする。身が削られるような息苦しい空間の要因はどこにあったのか、どれほど考えてみても今の陽菜にはそれが見つかりそうになかった。






● ● ● ● ● ●






「やっぱり、あの子も排除しなきゃ」

放課後になり人通りが少なくなった廊下を小走りでわたしは進んでいた。常に束ねている黒髪からヘアゴムをはずし、口元には大きなマスクをつけて、目を覆う黒いサングラスで視界は暗め。誰かが現在のわたしを見れば不審者と勘違いしそうだ。制服を着ているから大丈夫だとは思いたいけれど。


それにしても、先程の教室での出来事にはイライラした。わたしの大事な森口くんと他の女が一緒にいるだけで怒りが湧いてくるのだ。話の内容までははっきりと聞こえなかったけれど、2人きりでいるだけで日浅陽菜は敵決定である。


今日罰を与えようとした女は、女子たちによって裁かれるだろうと中途半端に放置したのがいけなかった。誤解は昼休みにいとも簡単に無くなってしまったのだから。

佐藤真由美――……人とあまり話をしようとしない大人しい女だ。誰かが自分に声をかけてきても、その対応は素っ気ない。しかし、日浅陽菜だけは特別のようで、彼女との会話中はテンションが高く、嬉しそうに笑っていることがほとんどだ。

民衆たちから愛される美しき姫日浅陽菜と比べるとその容姿は普通。というか普通以下。中の下といったところか。無造作に伸ばされた黒髪はあまり手入れもしていないらしく、いつもどこかに向かってはねている。

彼女について気になることがあった。それは1人の女子生徒が、わたしたちB組の教室にやってきたときのことだ。その女子生徒は入口近くにいる佐藤真由美をつかまえて、「ねぇねぇ、香乃のこと呼んでくれない?」と手をぱんっと打ち付けて頼んだ。クラスメイト全員と親しくしていたわけでもないわたしは、『香乃』 と聞いても誰のことかさっぱりだったのだが、彼女には一瞬でわかったらしい。「ああ」と、低めの声で返事をしてから「元橋さん、F組の手代木幸那さんが来てるよ」と声をかけさっと席に戻った。この学校は人が多くてクラスの人間の顔と名前を覚えるのさえ大変なのによく他クラスの女子だとわかったな、とわたしは少し驚いた。けれど偶然だとそんなには気にしていなかったのだ。同じようなことに何回も遭遇するまでは。わたしは全く見たことのない男子や女子でも佐藤真由美にとっては違うようで、ぴたりとその名を言い当ててしまう。興味を持ったわたしは一度だけ彼女を試したことがあった。

「あの、佐藤さん」

「何か用?」

日浅陽菜以外を映した瞳は本当に退屈そうで、わたしの心は早くも折れかけていた。いや、だってこの人なんか怖いし。

「保健委員会の副委員長って誰かわかる? 先生に資料を渡すように言われちゃって」

真っ赤なウソである。図書委員であるわたしが先生にそんなことを頼まれる理由もないし、副委員長という微妙な役職にピンポイントに何を持っていくというのだ。とにかく粗だらけのボロボロの質問だった。佐藤真由美は「だからってあたしに聞く意味が分からない」という不快感を隠そうともしない顔をしている。まあ、しかたないよね。うん、ごめんなさいって早めに謝ったほうがいいのかな。逡巡している間に、あからさまな溜め息の音が聞こえた。

「保健委員会の副委員長って、3年でしょ? 安西さんはC組だから次は体育だし、今行っても会えないと思うよ」

「そ、そっかありがとう」

じりじりと後退し、わたしは廊下に出た瞬間駆け出す。詳しすぎる。絶対この女おかしい。どうして上級生の時間割まで把握しているのだ。

残り5分の休み時間を消費して3年C組の前にやってくると、教室は見事に空っぽだった。着替えるために男子も女子も更衣室に向かったのだろう。佐藤真由美の話が真実であるとすれば。

施錠された教室の入り口で、わたしはドアにはめ込まれた窓ガラスにぐっと近寄った。そこから見えるのは緑のボードの上でその白さを主張している時間割表だ。そして、曜日と時間を確認して、愕然とした。

『体育』

はっきりとした明朝体で、そいつはわたしの心を震えさせたのだ。



「きゃっ」

その短く高い声が、自分から発せられたものだと一瞬気がつかなかった。

佐藤真由美について思い出していたせいで、歩く方向に注意が向いていなかったらしい。

「うあ、すみません!」

誰かにぶつかったのだと、わたしは慌てて頭を下げた。何だかサングラスやマスクで変装した自分を見られたくなくて、そのまま走り出す。とにかく恥ずかしかったのだ。


何もかもあの佐藤真由美のせいに決まっている。

あのおかしな女はわたしをビビらせただけでなく、森口くんと親しそうに会話して、考えているだけでわたしを謝らせる事態に導く、とんでもない女なのだ。2年生になって彼女と同じクラスになってから、どうにもイラつくことが多い。唯一の癒しは窓際の席に座る森口くんを眺めることで、斜め後ろの席になった時はガッツポーズで部屋の中で踊りだし、うるさいと両親に説教されたほどだ。それなのに。


「……いやだ」

佐藤真由美の姿を掻き消して、今のわたしがどうにかしてやりたいと思うのは日浅陽菜だ。放課後、2人きりの教室で、森口くんとあの子は恐ろしいほど絵になっていた。嫉妬しているお前が間違っているのだと、その光景は語っていた。優しく、森口くんは笑っていて、それだけでわたしは泣きそうになる。その目は決してわたしを見ない。それでもいいと思っていたのに、他の誰かに奪われなければ、それでもいいと。


絶対に、日浅陽菜が姑息な手段を使ったのだ。

あの場面を目撃するまでわからないわたしがバカだった。あの子も森口くんに想いを寄せる女子たちと同じだということに。よく考えればあれほど魅力的な森口くんを好きにならない女がいるはずないのだ。日浅陽菜は見た者を騙す姫フェイスと無駄にデカい乳で、森口くんを我がものにしようと企んでいる。もしかしたら佐藤真由美をわざと彼に接触させ、自分が出ていく機会を窺っていたのかもしれない。どっちにしても、あの女2人がムカつくことに変わりはなかった。


「必ず……ぎゃふんと言わせてやるんだから!」


右手の拳を天高く突き上げ、宣言する。

廊下ですれ違った何人かの生徒に笑われて、すぐに下ろしたけど。






● ● ● ● ● ●






疲れた。もうほんと勘弁してほしい。

いや、責任はあたしにあるんだけどね。授業中ずっと寝ちゃってたわけだし。

「…ふくっ」

間抜けな音を出しつつあたしはあくびをかみ殺した。英語教師に無理矢理叩き起こされ今まで説教を聞かされ英語の課題をさせられていたのだが、眠気は去っていない。やっぱり寝不足なのかな。5時に起床する生活にも慣れたと思ってたんだけど。


「きゃっ」

高めの少女の声が割と近くで聞こえ、立ち止まる。

周りのことに意識も向けず廊下を歩いていたら誰かとぶつかったようだ。

「うあ、すみません!」

あたしが何かを言う前に少女が先に謝る。どうやら急いでいたようで、こちらの顔を見ずにパタパタと駆けていってしまった。

「確か……」

彼女の名前は峰織枝みね おりえ

高校2年生。あたしと同じクラスの人間だ。いつも一つに束ねている髪を下ろして、大きなマスクとサングラスのせいで顔が見えにくくなっていたけれど間違いなく彼女だろう。走って行った方向から目的地は生徒玄関だと当たりをつける。


いつもなら陽菜以外の者の行動に興味はないのだが、何故だか胸がざわついた。

追いかけるべきなのかな。その方が良い気がする。よくわからんけど。

彼女の背中が去った廊下へ足を向けかけ、はたとあたしは立ち止まった。


今、何時だ。


携帯を取り出し確認すると、ホームルームの時間はとっくの昔に終わっていた。6時限目は先生が出張で自習になるといっていたから受けなくても問題はない。

え、てことはそれを知っててあたしに英語のプリントをやらせていたのかあの教師。自習といわれてもあたしが勉強なんてしないのはわかりきってるし。

陽菜と、まったりお喋りできたはずの時間を失った。そう思っただけであたしの疲労感は増した。


「陽菜、もうバイトいっちゃったかな」

追いかけるにしても、どうせ生徒玄関に行って靴を履きかえなければならない。

それならば、峰織枝を探してみてもいいんじゃないだろうか。



急いで教室から自分の鞄を持ち出し、あたしは走ってクラスメイトを追うことにした。


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