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彼女と楽しむ夜

彼女と楽しむ夜



「というわけで、明日の会議には参加できないのでよろしく!」

土曜日22時ごろ、あたしはパソコンを前に欠席連絡を神宮寺会長へ伝えていた。週に一度の情報愛好倶楽部の集まりを無断で休むと会長様からお叱りを受けるので、きちんと言っておくことはとっても大事だ。伝えるのはメンバーの誰でもよかったのだが、ログインするとちょうど会長がいたので通話することになり、そのまま事情を説明して欠席の許可を頂いた。

「いいですわね。『あまみ』の従業員たちと打ち上げですか」

お嬢様口調で神宮寺会長が話すたびに、バラのアイコンが光っては消える。

「へっへっへ、羨ましいでしょう。『姫』とご飯を食べながらいちゃいちゃできるのかと思うとあたしのテンション上がりっぱなしで!!」

「羨ましくはありませんわ。森口さんとご一緒できるなら話は別ですけど。……ああ、そう言えばレグルスさんが普通に『天海くん』と呼んでいましたが、良いのですか? 親しいでしょう?」

情報愛好倶楽部では自分たちに近しい人間の名前は伏せるというルールがある。例えば、最初はみんな気を使ってMくんと森口のことを呼んでいたのだが、あたしと親しいわけではないし(ここ重要)別にいいだろということになり普通に名前で呼ぶようになった。そう、森口とはただのクラスメートなだけで何もない。友人でもない。

「いいんじゃないですか。天海とは親しくないですし」

「あら、下着を見せた仲ではありませんの?」

「なぜそれを!?」

さすが神宮寺会長。誰にも知られていないと思っていたのに、どうして知っているのだ。平和に生きていくためには彼女に逆らってはならないと改めて思い知らされる。

「あら、わたくしが知らないとでも思いましたの? こんなラブコメディみたいで面白い展開を見逃すはずありあませんわ」

「いや、そうですよね。まあ、レグルスとか男性陣じゃなく神宮寺会長で良かったと思っておきます」

神宮寺会長は情報をからかいの材料にはしても悪用はしないので、そこらへんは安心できる。レグルスに知られた日にはバラされたくなければと、会長のいない所で色んなことを持ちかけられそうだ。

「『姫』以外は名前出してくれていいですよ。あたしも学校の奴らには気を付けておきたいし。その代り」

「森口春樹、天海冬馬、大地秋久に関する情報、ですわね。まあ、シュガーさんが釣り合うカードをお持ちならいくらでも差し上げますわ」

ぱちりと神宮寺会長がお気に入りの扇子を閉じる音がした。やっぱり簡単にいかない女だ。注意を促すために情報をたくさんくれるけれど、本当に欲しい情報はこっちも努力しなきゃ手には入らない。


「あら、影虎さんがきていますわね」

情報愛好倶楽部のメンバーの一人が、オンライン状態になっていた。

前回の会議通話には来ていなかった、気ままな女性『影虎』である。何かのアニメキャラらしいツインテール釣り目の美少女アイコンが光り、彼女の存在を知らせていた。

「せっかくですし、呼びます?」

「そうですわね。では会議通話に切り替えましょう」

そして数分もしないうちに、影虎がやってきた。

「どもどもー、神宮寺もシュガーもやっほぅ」

「ごきげんよう、影虎さん」

「やほー、影虎」

高すぎず低すぎない彼女の声からは、年齢がはっきりとわからない。おそらく情報愛好倶楽部の中で一番の年上なのだが、20代でも30代でも40代でも納得できる不思議な人物だ。

「前の日曜は会議に参加できなくてごめんね。明日は行くからさ」

「あら、そうですか。楽しみにしておきますわ」

「シュガーは来んの?」

「いや、欠席」

「そっかー残念」

悲しそうな影虎の後ろから、何故だかものすごいテンションの曲が聞こえる。女性が歌っているようだが、歌詞はあまりよくわからない。

「ちょっと、何の音?」

「ああ、さっきまで観てた深夜アニメの。ごめんねうるさくってー」

途端に影虎の声だけがクリアに聞こえるようになった。場の空気を変えるように会長の扇子の音がぱしりと鳴る。その空気を読んで影虎が話題を変えてきた。

「それで、神宮寺とシュガーは何の話をしてたのかな?」

「シュガーさんの最近の恋愛事情についてですわ」

「いや、そんな話してないよね!?」

「うわお! とっても面白そう!」

見えなくてもわかる。いま影虎は瞳を輝かせパソコンの画面に身体を寄せてきたに違いない。見えなくてもわかる。神宮寺会長は扇子で口元を隠しニヤニヤしているに違いない。

「きっとシュガーさんはディスプレイの前で頭を抱えて愉快な顔をしているのでしょうね」

神宮寺桜子恐るべし。

あたしは慌てて顔を上げるとバラアイコンを睨み付けた。監視カメラなんてあるわけないのできっと彼女の想像なのだろうけど、ぴたりと当てられたことがとても悔しかった。

「シュガーの恋ね。まあ好みの女は『姫』だろうけど、男は?」

「誰がいいんですの? 整った顔立ちの方は周りにたくさんいらっしゃるでしょう」

「いやいやいや。誰もよくないの。男と恋なんかする気ないから」

「じゃあ今後はシュガーの名前はガチレズだね。あ、アタシのおすすめ百合雑誌教えてあげるよ。えーと百合プリンセス略してゆりぷりとか……」

「いらないです! なんてもの読んでんの!!」

このまま影虎と神宮寺会長のペースに巻き込まれるのは大変まずい。あたしにとって良いことなんて何一つない。どっちかというと彼女たちが戸惑い恥ずかしがる方が見てみたい。

「そういう影虎は? 好みの男のタイプ教えてよ」

リア充nonokoにふれば恋愛の話はびっくりするほど飛び出すだろうが、影虎はどうだろうか。普段、恋愛トークはあまりしないので、仕返し半分興味半分で聞いてみる。

「康一くんかな」

「……だれ」

「彼と付き合うとしたら、由花子と戦わないといけないんだけど……うーんきついかな」

「え、彼女いる人なの」

「うん。4部の登場人物なんだけどね」

「影虎さん、2次元の話ではなく3次元の殿方のタイプですわ」

「あ、そうなの。3次元なら伊能忠敬かな」

「……もういいよ」

「……もういいですわ」

影虎に聞いたのが間違いだった。おそらく神宮寺会長もあたしと同じくがっかりしているのだろう。なら次に話を移す相手は彼女しかいない。

「えーと、じゃーあ、神宮寺会長の好みの男性は」

「そうですわね。わたくしが誘拐されても身一つで助けに来てくれるような、素敵な殿方が良いですわ」

「映画じゃないんですから」

「では、世界の全てが敵になってもわたくしのために戦ってくれそうな」

「映画じゃないんですから」

「もう、シュガーさんは文句が多いんですから」

「というか会長の好みって森口ですよね。たぶんあいつには無理ですよ」

「あくまで理想ですわ。いいでしょう夢ぐらいみたって」

良かった。会長が現実わかってて。世界の全てが敵って、何する気だって話ですが。

「だからさー、アタシらじゃなくて、シュガーの好みでしょ? 誤魔化さないでさっさと言えばいいのに」

どうして話を戻してきたんだ影虎!!

「もう姫とか姫とか姫とかいいからさー、渇いた人生送ってるアタシに面白い話題提供してよー。名前挙げてくれたら全力で応援するからさー。……全力で」

「いや、全力出さなくていいので」

「あら、影虎さんだけじゃありませんわよ。シュガーさんに本当に好きな人がいるなら、いくらでもお手伝いしますわ。神宮寺桜子の名にかけて」

神宮寺家(仮)の力が怖すぎるので、勘弁してほしいです。桜子姉さん。

恋したことが無いとは言わないけれど、彼女たちに言ってしまうのは恐ろしすぎる。情報愛好倶楽部のメンバーの中で打ち明けてもいいなと思うのは、nonokoとPPだけだ。2人なら「そうなんですかーシュガーさんもそんな経験があるんですね」「いい話聞いたな」とそれで終わりのはずだ。

「さあ、さあ、言っちゃえ」

「ほら、いつまで待たせる気ですの」

お姉さま2人に「さあさあ」「ほらほら」と追い詰められ、あたしの口は少しだけ開いてしまった。

「…………顔だけなら、……ぅ…も」

「も?」

「も?」

「……も、――もういいじゃないですか! あたし寝るから!!」

カチリと通話終了ボタンをクリックする。途端に影虎と神宮寺会長の喧しい声が途切れた。

あたしが通話から離脱したため、2人の会話が文字へと移行する。『ああ! 逃げやがったな! おやすみ!』『最後まで聞けなくて残念ですわ。おやすみなさいませ』アイコンの下にあるチャット画面の所に、黒い文字であたしへのメッセージが打ち込まれた。

『明日打ち上げが終わっても、まだ会議やってたら参加するよ。おやすみ』

これ以上恋愛話を続ける気はもちろん無かったので、そう書いて通話画面を閉じた。


「……はぁー。危なかった」

壁に貼られた陽菜の写真を見つめながら、あたしは椅子の上で脱力した。






そして打ち上げ当日。

「まゆちゃーん!」

チョコレートよりもキャンディよりもずっとずぅーっと甘い笑みで手を振っているのが、2年B組の女神、日浅陽菜である。

「……さ、佐藤」

そして隣で居心地悪そうにもぞもぞしているのが峰織枝だ。

森口のことでミミズまで持ち出して陽菜に嫌がらせしようとしたのはそんなに過去のことではない。織枝にとってこの2人っきりはなかなか大変なものだろう。


織枝の私服は、白のシャツに花柄のスカート。暗めのベルトのおかげか、あまり派手には感じない。いつも織枝は長い髪を一つに結んでいるのだが、今日は真っ直ぐな黒髪が胸のあたりまでおろされていた。まあ可愛いのは可愛いのだが、それよりもはんぱないのが陽菜の私服だ。

肩の辺りがレースになっているコバルトグリーンのチュニックにデニムのショートパンツ。これが本日のお姫様の姿である。やってきた夏のせいでじっとりとした暑さがあるが、陽菜が存在している場所だけとんでもない清涼感だ。そして、ショートパンツからの、舐めまわしたくなるほど綺麗な生足!

で、あたしはというと、たいした手入れをしていない黒髪にTシャツ&ジーンズ。おしゃれする気なんてちっともないだらけた格好だ。

「ごめんね、遅れちゃって」

「そんなことないよ、時間ぴったり! でもいつもまゆちゃんの方が先なのに珍しいね」

「ああ、ちょっとね」

あたしが早く着けなかったのにはわけがある。今日は出かけると言ってあったのであたしの分の晩御飯は用意されていなかったのだが、何と母が作っていたのはポテトサラダであった。じゃがいも好きのあたしとしては見逃せないメニューである。どうか娘の分も作っておいてくださいお願いしますと、頭を下げまくっていたら予定より家を出るのが遅くなってしまったのだ。

「もう3人そろったしさ、お店行こうよ。日浅が場所知ってるんでしょ?」

あたしたちと少し距離を空けて、織枝がちょいちょいと手招きした。

「そうだね、じゃあ行こうか。まゆちゃん、織枝ちゃん」

「……うん」

陽菜のきらめく私服のせいで、気を抜くと変態行為をしそうだ。少しだけ視線をずらして会話するしかなかった。


あたしたちが待ち合わせしていたのは駅前の噴水辺りだ。

そこから南に向かっていくと飲み屋街が続いている。健全な高校生であるあたしとは縁もゆかりも無い場所だ。派手な服装のお兄さんやお姉さんたちと同じ方向へ陽菜、織枝と共に歩いていく。

現在の時刻は19時30分。かおるさんに指定された時間ちょうどだ。今日の打ち上げのために、ケーキ屋『あまみ』は普段より1時間ほど閉店時間を早めたらしい。

予約してある店の前で見覚えのある小柄な人影を発見し、何故だかほっとした。

「こっちよー! 3人とも来てくれてありがとう!」

普段ふりふりのスカートとエプロン姿が印象的なかおるさんは、紺の落ち着いたワンピース姿だった。まあ結局、美人は何着ても似合うんだよね。

「まだ来てないメンバーもいるから、先に中に入ってて。ほら、トウマくん、お座敷までの案内よろしく!」

うお、看板かと思ったら天海だった。

かおるさんの後ろに突っ立っていた天海の私服は、青っぽいTシャツにベージュのカーゴパンツである。まあ結局、美形は何着ても似合うんだよね。いらつく。

「こっち」

暖簾をくぐって行った天海に続いて、陽菜、あたし、織枝と順に店へと入っていく。入り口近くのカウンターにはすでに顔を赤くしたカップルさんがグラスを傾けて談笑していた。「いらっしゃいませー」という店員の声に見送られ、カウンター横にある階段を上っていくと目の前に障子で仕切られた部屋が二つほどあった。「右の方だから」と指差し、天海は階段を下りてかおるさんの元へと戻って行く。

「お、陽菜ちゃんじゃん!」

「3人とも待ってたよー!」

「前はありがとねー」

「ひなちゃーん! 俺の隣座れよ!!」

座敷に入っていくとすでに到着していた『あまみ』のメンバーに出迎えられる。まだアルコールは入っていないはずだが、始まる前から大盛り上がりだ。あたしたちは入り口近くのテーブルに3人並んで座って、全員が揃うのを待つことにした。ちなみに陽菜を隣に座らそうとした男の隣にあたしが座ってやった。必殺、聞こえないふりである。


数分後、かおるさんと天海、アルバイトのお姉さん2人が一緒にやってきて、無事に打ち上げはスタートした。

「あまみ五周年おめでたい&これからもずーとケーキ焼いて生きていけますように! というわけで、かんぱーい!!!」

ウーロン茶を持ち上げたかおるさんに合わせて、他の人たちも口々に「乾杯!」とグラスを合わせる。居酒屋で打ち上げと聞いていたので、大人たちは飲むのかと思っていたら1次会は飲まないらしい。あたしたちが帰った後の2次会から飲むらしく、かおるさんや従業員の手にはウーロン茶やらオレンジジュースのグラスが握られていた。「絶対にアルコールはダメだからね! お店の人にも言ってあるから!」と未成年組に向かってかおるさんから注意があったので、あたしはジンジャーエールをぐびぐび飲んでいる。その隣で陽菜トマトサラダを食べ、織枝はから揚げにレモンをかけていた。

「ほらほら、好きなだけお食べ。ここのね、だし巻きがおいしいのよ。これをぜひ食べてもらいたくて、この居酒屋にしたの」

上座の辺りからあたしの向かいまで移動してきたかおるさんが、濃い緑色の四角い皿を差し出してきた。そこには少しだけ焼き色のついた綺麗なだし巻き卵がちょこんと乗っている。

「ふぁ、おいひー。うむぐ。すごくトロトロしてますね! おいしいです」

最初に箸を伸ばしたのは織枝だった。大根おろしと醤油をちょっとだけつけて食べる様子に、食欲をそそられる。あたしと陽菜もだし巻きを口へと運ぶとそのおいしさにうっとりした。

「おいしいねぇ。まゆちゃん」

ふにゃんと幸せそうにする陽菜にこちらも幸せな気分になる。ああ、今日は本当に来てよかった。

それからあたしたちは学校の話や『あまみ』でのケーキの話をしながら打ち上げを過ごした。他の従業員さんやアルバイトの人には「また仕事しに来てね」や「いつでも甘い物食べに来てね」と声をかけられた。

2時間ほど語らい楽しんだ後、あたしたち未成年組は帰宅することになった。先にお会計を済ませて外に出ていたかおるさんにお金を渡そうとすると、「1次会はみんな店長の奢りなの。その代わり、これからも『あまみ』をよろしくね!」とウインクされてしまった。

なんという太っ腹。なんという商売上手。あたしたちはしっかりとお礼を言ってから帰ることにした。

帰宅組は、陽菜、あたし、織枝、天海という天海がハーレム状態のメンバーだ。4人で駅まで向かい、織枝と陽菜は電車で帰って行った。あたしはここから10分ぐらい歩いたところに自宅があるので、2人とはここでお別れだ。天海はケーキ屋『あまみ』に戻るので、あたしとは逆方向だなと思い「じゃあ」と手を振ってやる。

「おい」

「ん?」

背を向けたあたしの横になぜか天海が並んで歩き出した。

「いやいや、あんたこっちじゃないでしょ」

「送ってく」

「………………は?」

予想外の応えに、思わずあたしは立ち止まってしまった。

もしかして、心配してくれてんの? このあたしを?

それとも1人で帰らせて何かあったら気分悪いから?

「ほっといてよ。大丈夫だから」

送って行くと言われても、あたしは天海とあまり関わり合いたくない。こいつと一緒に帰っても無言時間が苦痛だから嫌だし、誰かに2人で歩いているところを見られても嫌だ。もうあんなことにはなりたくないと、少し前に森口との写真を教室に貼られたことを思い出す。元凶は今こちら側にいるけれど、第二第三の織枝が現れるかもしれない。それって超怖いじゃないか。


「大丈夫じゃないかもしれないだろ」

「平気だから。慣れた道だし」

「そういうのが危ないんだよ。いいから送らせろ」

天海はなかなか引こうとしない。いつも教室では他人に無関心って態度とってるくせに、どうしてこんなに積極的なんだ。意外と紳士だったのかこいつは。

「じゃあ、『お願いします。真由美さま』っていうなら――」

「お願いします。真由美さま」

嫌がると思った。しかし、奴はあたしが喋り終わる前にその言葉を言いやがった。

驚いたあたしは周りを気にしていなくて、前からやって来た若い兄ちゃんとぶつかりそうになる――ならなかったのは、天海があたしの腕を掴んで引き寄せたからだ。

あたしは割と近い距離で、端正な顔立ちを見上げていた。


「もういいだろ。帰るぞ真由美さま」


どうした天海。……いつもと違って超怖いじゃないか。




(次回予告)

「だからあんたと帰るのは嫌だったのよ!」

血まみれのナイフを手に叫ぶあたし。


「……日浅、オレ試合頑張るから」

グラウンドで手を差し出す森口。そして背後には織枝。


「早く、銃持って逃げろ! 俺は後から追う!」

手を伸ばす死体ゾンビに石を投げる天海。


次回、彼女の隣は渡さない!

12話『帰宅しようとしたらイケメンがついてきて実はそいつが俺の妹の彼氏だった件』


かおる「読んでくれたらサービスしちゃうぞ! みてね!」


※この次回予告はほぼ嘘です


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