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混血少年が最弱から最強に逆戻る!  作者: 氷月
第一章 出会い編
4/7

第四話 幼馴染

翌日に三人は家庭裁判所に向かい、半日後に帰宅した


三人「ただいまー」


桜花「お帰りなさ~い」


桜花「三人とも、凄い時間がかかったみたいね~?」


桜花「麗奈は眠っちゃったわよ~」


吉秋「ああ、大半は待ち時間だったけどな」


吉秋「俺たち三人、疲れたから、もう寝るよ」


桜花「三人とも」


 桜花は吉秋の肩を強く握った


桜花「晩御飯はちゃんと食べなさ~い」


 桜花は怖い顔しながら言った


三人「は...い」


 三人は晩御飯を食べ終えると、そのまま眠りについた


 それから二週間後、黒羽家の人々にゼンは心を開いていた


リリス「うーん」


 リリスは腕を伸ばしベッドから降りた


 リリスは、隣の部屋で寝ているゼンを起こしに行った


リリス「ゼン、おきなさい」


ゼン「おはよ~う、リリス姉」


桜花「ゼン君、リリスちゃん、朝御飯ができたから、降りてきてね~」


ゼン・リリス「はーい」


 二人は一階に降りた


 一時間後


 朝食を食べリビングでのんびりしていると


麗奈「リリスさん、ゼンさん、私のご友人と一緒に外で遊びませんか?」


リリス「麗奈、いいよ」


麗奈「リリスさん、ありがとうございます」


麗奈「ゼンさん、いかがですの?」


ゼン「えっと」


リリス「ゼン、いくよね?」


ゼン「あっうん」


麗奈「でしたら、今から一時間後に玄関集合ですわ」


 一時間後


麗奈「では、ゼンさん、リリスさん、お家のお庭にご友人の方々が来ているので行きますわ」


 三人は玄関からすぐ右にある庭に向かった


???「麗奈、その二人誰だ?」


???「麗奈、誰なのその二人」


???「うん...誰なの?」


 麗奈は三人にゼンとリリスのことを説明した


龍「俺は炎月龍、よろしくな」


 緑髪の少年が言った


唯「私は...福田唯、よろし....ね」


 茶髪のショートボブヘアの少女が言った


凛「赤城凛、よろしくね」


 赤髪のポニーテールの少女が言った


リリス「よろしくね」


ゼン「よろしく」


 三人と知り合い一週間たったある日


麗奈「今日は、何して遊びますの?」


龍「鬼ごっこでいんじゃない?」


凛「今日はそれでもいんじゃない?」


唯「私も」


リリス「私も」


麗奈「私もですわ」


ゼン「僕もそれで良い」


龍「じゃあ鬼決めはじゃんけんでいいか」


麗奈「良いですわ」


三人「それでいい」


六人「じゃんけんぽん」


 リリス以外全員パーを出し、リリスが鬼になった


リリス「私が鬼ね、五秒数えるね」


リリス「5...4...3...2..1...0、スタート!」


 六人が鬼ごっこ開始し三十分経過


ゼン「僕は疲れたから休む」


 ゼンは疲れてはいないが休憩すると言った


龍「あっ俺も休憩する」


麗奈「なら、一回十分ぐらい休憩しませんか?」


リリス「賛成」


麗奈「なら、休憩開始ですわ」


 麗奈が休憩開始といった直後ゼンは木の影に座った、それを見た龍はゼンの隣に座った


龍「なあ、ゼンお前リリス以外完全に信用してないだろ」


ゼン「えっ、急にどうしたの信用してるよ」


 ゼンは慌てて言った


龍「それ少し嘘だろ、俺はたまあに嘘がわかるんだよ」


ゼン「そう、だったらなんなの」


龍「俺と凛、唯はあって一週間だから仕方ないと思うけど麗奈は三週間もいるんだろ、完全に信用しても

良いんじゃないか?」


ゼン「じゃあさ、龍に分かる?助けた人が原因で村が滅んで、両親が死んだ気持ちが?」


龍「わからないし、俺らが裏切りような人に見えたのかこの一週間?」


ゼン「見えなかった」


龍「なら、もっと仲良くなろうぜ」


ゼン「大切な人を失うのが怖い、もう誰とも仲良くなりたくない!」


 ゼンは最後、少し声を荒げた


龍「人は死ぬぞ、どうあがいてもな」


 龍は声のトーンを下げ言った


龍「俺は寿命以外で死ぬ気はねえぞ、いや俺達か」


ゼン「え...」


 木の後ろ側から麗奈達が出てきた


麗奈「そうですわ、寿命以外で死ぬ気はありませんわ」


三人「そうね」


ゼン「・・・」


 ゼン涙をこぼした


龍「ゼン、泣いてんのか?」


ゼン「違う、勝手に涙が出てきただけ」


 数分後、ゼンの涙は止まった


ゼン「色んなことを考えて、信じられなかったことで何かでお詫びしたい」


麗奈「なら、リリスさんみたいに呼んでほしいですわ」


唯「私も」


凛「私も」


ゼン「麗奈姉、唯姉、凛姉って呼べばいいの...」


 ゼンは少し顔を赤くして言った


龍「俺にも兄ってつけてくれよ」


ゼン「やだ」


龍「なんでっ!?」


ゼン「なんか龍は兄より親友の方が良いから」


龍「なら、それでも良いか...?」


龍「じゃ、リリスそろそろ再開しようぜ」


リリス「いいわよ、じゃあ四人とも逃げて」


凛「おっけー」


唯「わかった」


麗奈「わかりましたわ」


ゼン「は~い」


 それから三日後


吉秋「ゼン君は魔力検査はもうやってるか?」


ゼン「なんですか...その魔力検査って」


吉秋「知らないのか?簡単に言えば、能力と魔力量を調べる検査だ」


吉秋「小学校に行くためにもやらないとからな、明日に行くぞ」


ゼン「小学校?」


吉秋「知らないのか?」


ゼン「うん」


吉秋「簡単に言うと、勉強するところだ」


ゼン「なら、麗奈姉達も行ってるの?」


吉秋「行ってるぞ」


ゼン「僕がこの家に来てから、一回も行ってるところを見ないのはなんで?」


吉秋「今夏休みだからな」


ゼン「夏休み?」


吉秋「夏にある長い休みだ」


ゼン「そうなんだ」


ゼン「じゃあ、リリス姉はどうなるの学校?」


吉秋「転校手続きしねえとな」


ゼン「転校って何?」


吉秋「通う学校を変えること」


ゼン「そうですか」


吉秋「じゃ、俺はリリスちゃんと転校のことを話してくるから、ゼン君はテレビでも見てて」


ゼン「は~い」


 吉秋は二階に上がって行きリリスの部屋のドアをノックした


吉秋「リリスちゃん入って良いか?」


リリス「いいですよ」


 ドアを開け吉秋が入った


吉秋「リリスちゃんは前の学校はどうするんだ?」


リリス「私がベルクリアに住んでたことは?」


吉秋「覚えてるぞ、後見人の手続きで聞いたからな」


リリス「ベルクリアは義務教育が無いので今頃退学させられると思います」


吉秋「なら、夏休みが終わったら麗奈が行ってる学校に入れるか、聞きに行くから」


リリス「ありがとうございます」


吉秋「お礼はいいよ」


翌日


吉秋「行くぞ、国立能力・魔力機構(NAMO)」


ゼン「はい」


 一時間半後


吉秋「ゼン君着いたから降りるぞ」


ゼン「わかりました」


 吉秋が車を停め二人は降り、NAMOに入った


 自動ドアが「ウィーン」と開く音がした


受付嬢「いらっしゃいませ、国立能力・魔力機構。NAMOへようこそ本日はどのようなご用件でしょうか?」


吉秋「予約をした黒羽です」


受付嬢「黒羽様ですね、魔力検査でのご予約ですね」


受付嬢「では、ご案内しますね」


 受付嬢が二人を案内をした


受付嬢「では、こちらでお待ちください」


吉秋「了解です」


ゼン「わかりました」


 一分後


検査員「検査対象者のみご入室ください」


 ゼンは扉を開き入った


検査員「まずはこの紙に名前を書いてくれ」


 ゼンは言われるまま名前を書いた


ゼン「あっ、はい」


 検査員はゼンから紙を受け取り機械の中に入れた


検査員「じゃこの水晶に手を触れて」


ゼン「はい」


ゼンが水晶に触れると淡く灰色に光った


検査員「少し、待ってくれ」


 特殊な機械音が鳴っていた


ゼン「あの少し、聞いて良いですか」


検査員「いいぞ」


ゼン「"最強"に成れるには、どうすれば良いんですか?」


検査員「最強ね...魔王に成るとかじゃねえ。のかでも魔王に成る方法は聞いたことはないがな、結果が出たぞ」


 検査員がボタンを押すと結果を機械音声が読み上げた


機械音声「名前氷月ゼン 能力 概念型能力  空間壁(くうかんへき) 魔力量1000」


ゼン「空間壁(くうかんへき).....?」


検査員「空間を固めて半透明の壁を作り出し自由に動かす能力だな」


 ゼンは頭に?を浮かばせた


検査員「この紙を持っていけ」


ゼン「あっはい」


 ゼンは検査室から出てきた


吉秋「終わったか、なら帰るぞ」


ゼン「はい」


それから数か月後、ゼンは小学校に入学した。


入学までの間に行った予習によって、小学三年生までの範囲を習得したことから、ゼンは飛び級を果たすこととなった。


面白いと思っていただければ。感想をお願いします。誤字脱字や文章の違和感があればツイッター(X)で報告お願いします。

https://x.com/hyougetuzen

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