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故郷

 翌日、北東へ向かって飛びたった。

 

 今はガストール男爵のダートの街を目指している。

 そこまで行ったら、テリーヌ大河川を渡ってクリフロード領に行く。

 ケシャルからダートまで800キロル。

 3、4日あれば着く。そこから故郷のジュダの街まで半日くらいの筈だ。


 高く飛べば、テリーヌ大河川が右手に見えてきた。その川沿いを飛ぶ。

 対岸にジュダーグの森の緑が見える。

 こう見ると、クリフロード領ってものすごく広い領地なのかもしれない。

 王国で見たどの地図にもクリフロード領が乗っていないから今一大きさが分からない。

 けど、はるか南まで続くジュダーグの森も、遥か北にある筈の魔境まで全部クリフロード領だと記憶している。


 これはとんでもない広さだと思う。

 そこに魔物が溢れかえっているって?

 想像ができない。

 どんだけ魔物が出てきたらそんな表現になるんだ?

 1万?10万?

 それを駆逐しないと領土は取り返せない。

 それは無理だ。さすがに無理だよ。


 そんな物思いに耽っていたら、アリアから怒られた。

「コラー!速すぎっ!」

 おっと、ごめん、ごめん。


 ガストール男爵領のダートの街を素通りして野営、翌日テリーヌ大河川を渡った。

 そのまま朝日を浴びながらジュダーグの森の上空を横切ってゆく。

 上空から感じた雰囲気だけで、森には魔物がいっぱいいることが分かった。

 これが通常なのか、溢れた魔物が森に入ったのかは分からない。

 でも、魔境の浅瀬よりは余程多い感じがした。


 そのままジュダーグの森を突っ切って草原へと出た。

 所々に魔物が群れを成している。

 グリーンタイガーの集団がいた。

 ゴブリンとオークの大集落もあった。

 平原なのにマウンテンバッファローも大群で群れている。

 北へ向かう程、魔物のランクが上がっているようだ。

「まるで魔境がそのまま草原になったみたい」

 アリアが呟いた。

 バイコーンにヘルバウンド、アイアンボアも見えた。


 何だ、ここは。まるで魔物の楽園じゃないか?

 一体ここで何が起きた?どうなってやがる。

 アリアの言う通り、魔境の木々を草に変えたらこんな光景が広がっているのかもしれない。

 俺達はあまりな光景に茫然と見入っていた。

 そして油断してまたアリアからお叱りの言葉が飛んできた。

「だから速いって言ってるでしょ!何度も言わせないで!」

 はいはい。ごめんなさい。


 そのままゆっくり北上を続ける。

 上空から見れば魔物の姿が本当に良く見える。

 それぞれが他の魔物と距離を取りつつ、バランス良く生態系を築いているようだ。

 今は視界にヘルグリズリー数体に戦斧大鹿の群れを捉えている。


 やっぱ、こいつら何とか魔境へ追い返せないかな。

 俺は、この領を復活させたい。

 お爺様が治めて父様が領民を魔物から守り続けた領土なんだ。

 時間が掛かっても、全部殺してでもいつか俺がこの土地を人が住めるように奪い返したい。


「ちょっと、キース。さすがにここで野営は無理と思うわ」

 アリアが若干顔を引きつらせている。

「私もそう思う」

 リファもアリアに追従した。

 確かに、こんな恐ろしい魔物が群れる中では野営なんて難しいよな。

 俺だってしたくない。


「一度、屋敷へ行ってみたいんだ。高い壁に囲まれているから多少安心できると思う」

 野営するにしてもできれば少しでも安全を確保したい。

 視界の開けたこんな場所じゃ石壁を築いても油断できないし。

 そのまま飛行を続けて壊滅した街の上空に来た。

 ここはジュダの街。

 クリフロード領の領都だった場所だ。

 今は見る影もなく壊滅している。

 瓦礫と炭になった木材が転がって残骸が広がっている。

 原形を留めている家や建物もあるけど、とても人が住んでいるようには見えない。

 それにあちこちに魔物がうろついている。

 勿論人族の姿は一人も見えない。

 ここは死の街だ。


 その中央に高い石壁に囲まれた屋敷が見えた。

 その屋敷だけは廃墟と化した残骸の中で、毅然と色を持って存在を主張しているように見えた。

「ねぇ、あのお屋敷ってキースの実家?あそこだけまるで無事みたいよ」

「ほんと!これなら期待できるんじゃない?ほら、畑が見える。あ、洗濯物も干してあるわ!」

 見れば、アリアの言う通り確かに生活感がある。

 一見して、石壁は崩れている個所もない。これは誰かが生きているに違いない!

 そう期待させるだけの根拠がいくつもある。

 屋敷の広い敷地内に、小麦か何かが青々と風に揺られている。綺麗に列をなす畑も見える。

 まだ人影は見えないけど、絶対に人がいる。


 俺は嬉しくなって、速度を上げた。

 屋敷上空から見下ろせば、その期待は確信に変わった。

 人族の小さな子供が二人、芝生の上を駆けまわって遊んでいる姿が見えた。


 俺達はその芝生の上にゆっくりと驚かさない様に降り立った。

 そこは屋敷正面の庭だった場所だ。

 かつて、パーティーが開かれて大勢の人でにぎわっていた場所。


 その子供は俺達を見ると、びっくりして動きを止めた。

 お兄ちゃんと妹だろうか。かつての自分とジュリアの姿を見ているようだ。


「何だ!お前!」

 男の子は女の子を自分の背に隠して俺に怒鳴った。

「キース、この子って・・」

「何の種族?私こんな人族見たことない」

「うん、人間族じゃない」

 その子は俺達と同じ種族ではなかった。

 エルフでもドワーフでもない。見たことも無い種族だ。

 皮膚が薄く青味がかっている。黒髪、黒目。耳がエルフの様に長いけど少し上を向いている。

 爪も黒い。何より額に黒い角が二つある。


 この種族は何だ?

「なんだお前!ここに何しに来た!」

 戸惑う俺達を、子共らしい幼い声で威嚇してくる。

「アギト、どうしたの?」

 屋敷から、大人の女性が出てきた。

 俺達を見ると、びっくりして固まって、すぐにアギトと呼ばれた子供を背に庇った。

 その移動は驚くほど速くて、明らかに驚異の身体能力を有していると分かる。

 その彼女の額にも角が生えていた。


「おまえ達はどこから来た!何をしに来た!」

 母親らしき女が牙を見せて俺を睨む。

 黒い爪が伸びて、まるで魔物の爪の様に鋭く尖った。

「アギト、カリンを連れて屋敷に入ってなさい。急いでお父さんを呼んできて!」

 アギト少年は母親らしき女性を心配そうに見た後、幼い少女の手を引いて屋敷の中へ駈け込んで行った。


「お前達はここへ何をしに来た!」

 もう一度女性が問う。

 足を広げて腰を落として、いまにも飛びかかって来そうな姿勢だ。


「それはこっちのセリフだ!お前達は誰だ!なぜ俺の屋敷にいる!ここにいた人たちはどうした!お前が殺したのか!」

 ここに、お爺様とお婆様と、屋敷の皆と街の住民が大勢立て籠っていたはずだ。

 その姿が一人も見えない。

 いるのはこの青い種族と周囲の魔物だ。

 普通に考えれば、魔物をけしかけたのはこいつらで、皆を殺したのもこいつらだ。

 膨れ上がっていた期待が、今はどん底の絶望に変わってしまった。


「この地に魔物をけしかけたのはあんた達!?」

 アリアが怒鳴った。

「大勢殺して、あんた達の目的は何!絶対に許さない!」

 リファの身体に魔力が溢れて揺らめきだした。

 リファがここまで怒るのは珍しい。

 俺も絶望している場合じゃなかった。

 リファに触発されて俺も段々怒りが込上げて来た。

 いつでも戦えるように全身に身体強化を掛ける。


「くっ、私は知らない。私達が来たときはこの街は既に滅んでいた」

「嘘をつくな!お前達が魔物を操って襲わせたんだろう!」

「違う!私達じゃない!」


 そう叫んだ女はいきなり攻撃を仕掛けてきた。

 10メトルはあった距離をほんの一瞬で詰め寄ると、長く鋭い爪を俺の首を狙って突き出してきた。

 速い!

 シールド2枚を張るのが精いっぱいだった。

 それも一瞬で砕かれて首を捻って辛うじて躱す。

 俺が反撃に転じた時にはもう距離を取られていた。

 格闘術ではリファもアリアも分が悪い。

 アリアが空へ飛び立とうとして、何か黒いムチの様な影に払われて吹き飛んだ。

「今のなに?」

 リファが慌てる。

 アリアは大きく飛ばされて気絶したのか動かない。


 リファも茨蔦を作って女に放ったけど、爪で軽々引き裂かれた。

「強い!キース油断しないで」

 その黒いムチが俺を襲ってきた。

 父様の剣を引き抜いて弾き返す。

 一撃が重くて、強化魔法を剣に施しても斬ることができない。

 どうなってんだ?

 一撃が5本に見える。

 速い!多い!見えにくい!

 こいつ強い!もう一本ムチを出した。

 両手を振るってビシバシ叩いてくる。


 バシバシバシバシバシバシバシバシ

 奇麗な芝生があっという間に捲れあがって地肌が露出してしまった。

「ロックパイル!」

 足から魔力を流して石杭を打ち出すと女は大きく飛び下がって避けてしまう。

 大きく後退したくせに何故かムチは長く伸びて攻撃の手は止まらない。

 これは闇魔法か?だとしたら未知なだけに厄介だ。

 俺に魔法を打ち出す暇も与えず、向こうはやりたい放題に打ち据えてくる。


 防戦一方だ。

 リファが風刃を放った。

 女は腕をひと振り、鞭がしなり風刃をはたき落とした。

 そして返すしなりでリファを襲った。

 旋風弾!

 俺は、左手から慌てて放った。

 風の渦が高速でムチを側面から吹き飛ばしてそのまま御者の待機所だった建物を抉った。

 ガラガラガラガラドッシャーン

 派手な音を立てて石造りの建物が崩れ落ちた。土煙が派手に舞う。


「リファ!アリアを見てやって!」

 埃を風で流しながら俺は場所を移動してリファとアリアを背後に庇った。

 こいつは強い。だから手加減なんてしない。

 俺は鞭をはじきながら魔力を体中に巡らせる。それだけで魔力が体中に(みなぎ)った。

 女は俺の魔力が膨れ上がったことに気付いたのか、攻撃がさらに苛烈になった。

 俺は鞭を払いながら魔力を左手に一転集中させる。


 これをぶっ放せば背後の屋敷は大きく崩れるかもしれない。

 俺の生まれた屋敷だ。懐かしい思い出も詰まってる。

 でも、仲間の、俺達の命には代えられない。

 雷に変換しなくても魔力が勝手に放電現象を起こしてバチバチと音を立てる。

 隙さえあればいつでも放てる。

 鞭を振るう女の表情に焦りが見えた。

 俺は右手一本で鞭を払いつつ、その隙を待った。


 俺は数歩前進した。

 すると女が数歩後退さった。

 そして背後の屋敷を気にして踏みとどまった。

 そこに隙が生まれた。

 中にいる子供を気にしているのか?

 だけど俺は容赦しない。敵対する者には絶対に容赦しない。

 左手を前に突き出した時だった。


「待て!待て!待ってくれ!」

 そこに太い声が聞こえて大柄な男が飛び込んできた。

 こいつも青い。細マッチョで立派な角が生えている。

 俺は警戒してそっちに掌を向ける。

 今なら即座に最大火力で魔法を放てる。


 その男は女の傍に駆け寄り、「攻撃を止めなさい」と女を制した。

「落ち着いてくれ。君達と落ち着いて話がしたい」

 その男は努めて穏やかに、敵対心がないと証明するかのように笑みを浮かべた。

 その顔が引き吊ってはいるけど。


「お互い誤解があるようだ。君達の事情を聞かせてくれ。こちらのこともきちんと話す。僕達に戦う意思はない。だから、その物騒な魔力を引っ込めてくれないか。頼む、話せば分かり合える筈なんだ。キトリ、君もその爪を引っ込めなさい!」

 まさか、今更話をしたい言う奴が出てくるとは。

 見た目だけで脅威度のずば抜けて高い種族と判断していたから意外だった。

 デビルオーガの様な超好戦的な戦闘種族かと思った。

 この女、いきなり襲いかかって来たし。


 突然待ったを掛けられても、油断できないし俺の怒りは収まらない。

「話し合う余地などない!こっちの質問に答えろ。答えなければ問答無用で殺す!」

 俺は構えを解かず、魔力もため込んだまま睨みつけた。

「わ、わかった。それでいい」

 男は両手をこちらに見せて武器がないと示しつつ、何度も頷いた。

 今のところ男の方に敵意は見えない。

 その後ろで女は牙を剥いているけど。


「お前達は何者だ?どこから来た。何しにきた。仲間は他にいるのか?それをまず話せ」

「仲間はいない。ここにいる僕の家族だけだ。妻と子供二人だけだ。僕は魔人族だ。遥か西の地に魔人族の住む国がある。そこから逃げてきたんだ。ここへは5年前に来た」

 男が応えた。

「魔人族?って本当にいたんだ」

 アリアがボソッと呟く声が聞こえた。

 何時の間にかアリアが目を覚ましていたようだ。


「あんた達が魔物を操ってこの地を壊滅させたんでしょ!この屋敷にいた人たちはどうしたの?あんたが殺したんじゃないの!?」

 リファが尖った声で聞いた。

「ちがう!信じてくれ!僕たちがここに辿り着いた時はもう魔物だらけだったんだ。この屋敷も随分と荒れ果てていた。大勢の人間の骨が転がっていた。それを片付けて、埋葬して、修理してここに住み始めたんだ」


「・・その埋葬した場所はどこだ?」

「屋敷の裏手だ。人間族の墓とは違うかもしれんが、埋めて花畑で囲っている。見ればわかる。もし、僕が殺したというならば、そんな手間を掛けた埋葬なんてしない筈だろ!」

「それなら、案内しろ」


 魔人族の男と女を先頭に歩かせて屋敷の裏手に回った。

 裏には、騎士が鍛える広場があったはずだ。

 幼い俺が母様に魔法の稽古をつけてもらった場所もある。

 その奥の一角にこんもりとした山が築かれ、小山を花が覆い咲き乱れていた。

「毎日花の世話をしているんだ。僕の家族に住処を与えてくれた先人に敬意を払っているつもりなんだ」

 男の目元が優しく緩んだ。慈しみを持った眼差しのような気がする

 確かに、これは立派な墓と呼べるかもしれない。


「キース。話くらい聞いてあげてもいいかも」

「・・・・」

「キース。なんだか悪い感じはしないわ。ちょっとだけなら信用してもいいんじゃない?」

 信用ならしてる。この墓を見た瞬間に感謝した。

 ただ、誰も生きていないと分かったショックが強すぎて立ち直れない。

 それに、あんな激しい戦闘の直後だ。まだ気を緩めるわけにはいかない。


「キースってば!」

 リファに急かされた。

「・・分かった。話をしよう」

「おぉ。良かった。殺し合いなんてお互いの不幸でしかないからな」

 男は嬉しそうな顔をして屋敷の中へ俺達を案内した。


 連れて来られたのは屋敷の居間だった場所。

 継ぎはぎで見栄え良く縫い合わせられたソファーに座った。

 女が何か香りのいいお茶を俺達の前に置いた。

 男は子供たちも傍に呼んだ。

 敵意がないことを精一杯アピールしているみたいだ。

 ただ、男の子からすごく睨みつけられている。その表情が可愛らしい。


 俺が男の子に気を取られてる間に、アリアがお茶に手を伸ばしていた。

 おい!毒入りかもって少しは疑えよ!警戒しろよ!子供かよ!

「わっ、おいしい!何このお茶。甘くてさわやかでいい香り!」

「ほんと?」リファまで啜り出した。

「あー!ほんとだ!凄くいい香りで美味しい!」


「ははは、気に入ったかい?これは七つ草とかいう花から作ったお茶だよ。花の蜜がとても癖になる風味でいい香りなんだ」

「七つ草って雑草じゃない。それがこんなおいしいお茶になるなんて驚いた」

 植物に詳しいリファがスンスンと匂いを嗅いでる。

「ほんと、驚きよね。他にもお茶にしたら美味しい雑草があるかもしれないわね」

 アリアが乗っかると、魔人族の女性までが入って来た。

「あら、まだ他にもあるわよ。私色々研究したから。9年草の花とか、マリリン花とか」

「えー!私それも飲んでみたい!」

「いいわよ!いつかお客さんに私の作ったお茶を出してみたいって思ってたのよ」

「自分で研究して作ったの?すごーい!」


 ・・・・

 なんだ、この緊張感のかけらもない空気は。

 さっきの死闘は何だったんだ?気にしてるのは俺だけなのか?


「アリア!リファも女子会じゃないんだから。そう言う話は後にして」

 どうしたらこの状況で気を許せるかな。

 女って不思議だよ。

 いや、アリアだからか?きっとアリアが真っ先にお茶を啜ったせいだ。

「何よ!もう疑ってないんでしょ?ならいいじゃない」

 アリアがブーたれた。さっき気絶させられたくせに・・


「ところで、自己紹介をしよう」

 空気を読んだらしい男が話を進めてくれた。

「僕はサイガ。妻はキトリ。息子はアギトで娘はカリンだ。さっきも言ったように、僕とキトリは魔人族の国から逃げて5年前にここへ来た。そして、ここで二人の子をもうけた」


 アギトは4歳。カリンは2歳ってところか。

 スタンピードは6年以上前だ。サイガの言う事は今のところ辻褄はあっている。


「俺は、キース。この土地の領主の一族だ。この屋敷は俺の生まれた家だ。こっちはリファーヌ、それにアリア。6年と少し前、この領地に魔物が大量に押し寄せてきた。そして大勢が死に街は滅びた。それはサイガ達が起したことではないと、それに嘘はないな?」

「あぁ。嘘ではない。この地に魔物が溢れている理由については心当たりがある。まずはそれを話そう」


 そこから語られたサイガの話は、驚くべき内容だった。

 あの日に起きた真実を知った俺はやるせない思いで胸が震えた。


 その話が本当だとしたら、どうしようもなかったじゃないか!

 さっき見たばかりの瓦礫の街を思い出した。

 どうしようもない力に翻弄され、泡沫がはじけるように命を散らした大勢の領民達と守れなかった父様やお爺様。


 皆の無念を思うと俺の胸は痛んでならなかった。


ここまでお読み頂きありがとうございます。

もし宜しければ、☆評価、或いはブックマーク登録をお願いしたいと思います。


この後も新たな展開が続きます。

どうぞ、お楽しみください。

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