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定年退職したSEが異世界へ

 今回はなんと、初回特典として、本日三話公開いたします。


 リアルタイムでの読者様にしか意味がない特典(笑)となっておりますので、早め目にご覧になっていただければ幸いです。


 第一話始まります。


 今が余生だと思い出したのは、精霊語の授業中のことだった。


「いいですか? 精霊語とは精霊に様々なことを命令できる力ある言語です。精霊の力は、便利で人の役に立つものですが、時には人を傷つける事もできる、危険な力でもあります」


 精霊語の先生はそんな言葉で、初めての授業を開始した。


「アルカイト様も日常に使っておられる、明かりの魔導具や水の魔導具にも精霊語が使われています。しかしそればかりではなく、火球(ファイヤーボール)といった攻撃魔法もこの精霊語が使われています。よって私の指示以外で軽々しく使ってはなりません」


 アルカイトとは僕の名前だ。

 先生ではあるが身分的に僕のほうが上であるため様呼びだ。けれど、授業においては圧倒的に先生のほうが立場が上なので、その指示は絶対である。

 予めそれは何度も言い聞かされてきた。


「わかりました、先生」


 だから僕はそう言ってうなずく。

 七歳になってようやく認められた精霊語の授業だ。

 問題を起こせば、お説教では済まない。

 まだ早かったのかと徹底的に再教育がされるであろうし、それも効果なしともなれば貴族籍を抜かれ、教会にでも放り込まれてしまうであろう。


 この先生に不可を言い渡されれば、いつそうなってもおかしくない。

 それどころか魔法を使って人を傷つければ、子供といえ容赦なく犯罪者として裁かれる。

 それほど精霊語とそれに付随する魔法とは危険な代物なのだ。

 七歳になり先生の指示に従えると判断された上での授業開始なのだから、自分でそれを台無しにするつもりはないし人生を終わらせるつもりもない。


「精霊とは力ある存在です。正しい指示を行わなければ、精霊は間違った指示に従い間違った現象を引き起こします。また、正しい指示でもそれが間違った行為であればその力は人を傷つけるでしょう。精霊語を魔法を習うとは強力な武器や兵器を手にすることと同じことなのです。もし私の指示が守れないというのであれば、精霊語の授業はこれで終わりです」


 七歳の子供でも、精霊語によって精霊を使役できる。

 そのため使用には厳しい制限が設けられることとなる。


「アルカイト様、私の指示に従えますか?」

「はい、先生。僕は先生の指示に従い、決して指示以外のことはいたしません」


 僕は殊勝な態度でそう誓う。

 先生より身分の高い子供は、先生より偉いと勘違いして、誓えない者もいるらしいが、もちろん僕はそんなことはしない。

 ここで誓えなければ、誓えるようになるまで再教育だ。

 そして貴族は精霊語を使いこなせなければデビューできない。

 デビューできないまま一般的に成人とされる一五歳になってしまえば貴族籍を抜かれ平民になってしまう。


 貴族に、それも上級貴族に生まれたものが成人とはいえ一五歳で平民になって放り出されたら、まともに生きていけるはずもない。

 先生を敬い指示を聞くことのできない子供はデビューできず人知れず消えていくというわけだ。


 もちろん僕はそんなふうになるつもりはない。


 七歳で精霊語を教えてもいいと判断されるのは異例の早さらしいが、自分を律することくらいはできる。

 僕が誓うと満足そうに先生はうなずいた。

 この最初の誓いで、誓えないのは論外だが、不満そうな態度を出しただけでも不可を言い渡されるらしい。

 僕は最初の試験に合格したようだ。


「よろしい。では、さっそく授業を始めましょう」


 授業は始まったが、いきなり言葉を教えてくれるわけではない。

 まずは精霊語の歴史や成り立ち。

 精霊とはそもそも何なのか、といったところから始まるようだ。


「精霊には、下級精霊、中級精霊、上級精霊と呼ばれる者たちがいます。これはあくまで我々人間がそう呼んでいるだけであり、彼ら自身はそのような区別はしていないようです」


 先生が言うには精霊とは一にして全、全にして一、そんな存在らしい。

 下級精霊は上級精霊の一部であり、また上級精霊は下級精霊の一部である。

 精霊とは大きなひとつの存在であるが、人間が認識できるのは精霊の一つの側面だけであり、その為たくさんの精霊が居るようにしか認識できないとかなんとか。


「精霊とはなんなのか未だに学者の間では議論が分かれていますが、使役する方法はある程度確立されています。その使役する方法が精霊語と言われる言語です。ここまではよろしいですか?」


 先生はここで言葉を区切る。


「はい、大丈夫です」


 ここまでは予習の範囲だ。

 精霊との関わり合い。精霊語の存在。そういったものは基礎勉強の段階で終わっている。


「精霊との意思疎通はこの精霊語を通して行いますが、他にも意思疎通する方法があります。アルカイト様はご存知ですか?」

「はい、上級精霊とは人の言葉でも指示が出せますし、精霊語による指示に自分の考えを上乗せすることができます」

「そうですね。精霊語とは上級精霊ほど人語を理解しない中級精霊や下級精霊とも意思疎通できるように上級精霊から教えてもらった言葉です。また、言葉を発しなくても精霊はある程度術者の考えていることを読み取ることができます。そのため精霊に極端に細かな指示を出さずにすんでいるとも言えます」


 イメージが明確であれば精霊への指示は最低限でもいい。

 逆に言えばイメージがあやふやなら、精霊の行動もあやふやとなる。


「さて、この部屋にもある明かりの魔導具について考えてみましょう」


 先生は天井の明かりを指差す。


「この魔導具は人間が光れとイメージして光っているわけではありませんね」

「はい、特定のキーワードや事象で点灯消灯します」


 魔導具を使うときに別のことを考えていようが、明かりは点くし、精霊言語も必要ない。


「こういった魔導具でも、イメージによる補完ができなくはありませんが、誰がどのような状況で使うかわからない道具の場合、精霊語で正確な指示を出す必要があります。魔導書によるほとんどの魔法の発動も同じですね。騎士の使う攻撃用の魔導書や魔導具などは様々な状況に対処できるようにイメージによる補完を積極的に採用しているものもあるのですが、使いこなすにはそれなりの訓練が必要になります」


 魔導具も魔導書も紙に書かれた精霊語の指示に従って精霊が力を行使するものだ。

 違いは魔導具とは特定の魔法を発現するものであるのに対し、魔導書は複数の魔法を発現するものというだけだ。

 汎用か専用かの違いが名前の違いとなっているわけだ。


「精霊語を主に使うのはこのような魔導具や魔導書です。人が直接精霊を使役する場合は、必要ないこともあります」

「簡単な魔法ならイメージだけでも使えるのですよね?」

「その通りです」

「先生は魔法をイメージだけで使えますか?」

「残念ながらできません。先生は精霊語の先生であって魔法の先生ではないので」


 魔法と魔導。


 一見同じ言葉のようだが、ここでは区別される。

 魔法は発現した現象のことをいい、魔導はそのための手段や方法といったところか。

 魔導具とは魔法を発現するための装置であり、文字通り魔を導くものが魔導で、魔の法則が魔法となる。

 正確に言えば精霊魔法や精霊魔導具などと言うべきであるが、精霊魔法以外の魔法はないため精霊という言葉は省略されることが多い。


「魔導具や魔導書は使用者の制限がない限り誰でも使えます。決められた手順、状況、あるいはキーワードに反応するように予め細かな指示がされているからです。それに対し魔法を直接使うには正確なイメージを精霊に伝える必要があるため、専門の訓練が必要になります。

 人間というものはちょっとしたことで気をそらされますからね。眼の前で手を叩かれる、それだけで気を散らされて魔法の発動に失敗するくらいです。長く辛い訓練を重ね、平時ならほぼ一〇〇%の成功率を誇る魔法使いでも非常時、つまり戦闘時などでは三〇%を切ると言われています」


 魔法使いと言われるまで極めた人は極少数居るらしいが僕はまだあったことはない。

 長く辛い訓練を積んでも、実用性に乏しいから、そんなことをする酔狂な人はあまりいないのだ。

 魔導書を使えば魔法は手軽に使えるのだから。


「そのため魔導書を使わない魔法は精霊語とイメージで発動するのが一般的です。精霊語で大まかな発動魔法を指示しイメージで足りないところを補います。この場合成功率を大幅に上げることができますが、精霊語を発するための時間がかかりますから、キーワードだけで発動する魔導書に比べ使い勝手が非常に悪いのです」


「そんなに使いにくいのになんで魔法を使おうとする人がいるのですか?」

「それは上級精霊と意思を通じ合うためですね」

「上級精霊ですか?」

「そうです。普段私達が使役してるのは下級精霊か中級精霊です。上級精霊は自国語や精霊言語だけでは使役できません。上級精霊を使役するには人の意思でねじ伏せるあるいはお願いする必要があると言われています」


 伝言調なのはまだ結果が出ていないからだろう。


「上級精霊と意思を通じ合うことにより、精霊について様々なことを知ることができます。精霊語も上級精霊と通じ合うことができた魔法使いがひとつひとつ聞き出した言葉と言われています」


 上級精霊を使役できれば精霊とお話できるということか。

 そこに人の意思がなぜ必要なのかよくわからないが。

 言葉が理解できるのであれば言葉だけで通じ合うことができそうなものだけれど。

 意思の力でねじ伏せるとも先生が言っていたので、格下扱いされるとお話もしてくれないということであろうか?


 まあ意思云々は実際に上級精霊に会ってみないことには、どうしようもないのでおいておくとして、まず精霊語を覚える必要があるわけだが。

 精霊語を覚え、さらにイメージを精霊に伝える訓練をしなければならないわけだから魔法使いが少ないのも無理からぬところか。


「今でも新しい精霊語が判明していますが、中には意味不明な語もたくさんあり人間にはない概念の言葉と言われています」


 精霊は人と通じ合えるが、人ではない存在だ。

 彼らに善悪の概念があるかもわからないし、愛や憎しみ、嫉妬といった感情があるかもわからない。


「人間と精霊の共通認識を見つけ、それを表現する精霊の言葉を聞き出すのは並大抵のことではありません。魔法使いとは魔法を使うだけではなく研究者でもあります。アルカイト様がどのような道に進むかわかりませんが、もし魔法使いになりたいのであれば、精霊語のエキスパートとなる必要がありますし、既存の魔法を発動させるだけなら、魔導書を使えば実のところ精霊語を勉強する必要ありません」


 魔導具だって精霊語を知らなくても使えるのだ。

 魔導書だって使える。

 しかし貴族に精霊語の習得は必須。

 汎用の魔導書は最大公約数的な魔法が収められているため、人によっては微妙に使い勝手が悪い。

 貴族は自分なりにカスタマイズして使うのが普通で、それができないと貴族としての能力が低くなってしまうのだ。


 とはいえ精霊語を勉強しない貴族の子息はいる。

 一代貴族の子息はもちろん、世襲貴族でも三男坊にもなれば、家を継ぐ可能性は低い。

 優秀な者であれば叙爵される可能性もあるし、褒美として爵位を与えられることもないわけではない。

 しかし教育とはとにかく金がかかるので、家庭教師を雇う余裕のない下級貴族だと十分な教育がされず、そのまま平民となる者がほとんどだ。


 なので財産の蓄えのない一代貴族はほぼ一代で消えていく。

 僅かな例外は実家に力と金があり、多大な援助があるか、叙爵してくれるほどの権力を持っている場合くらいだろうか。

 世襲貴族は先祖からの蓄えがあるので次男坊や三男坊でも家庭教師を雇う余裕がある場合が多く、消えた貴族の代わりに一代貴族となる。


 僕の家は特殊で、公爵家ではあるが一代貴族だ。

 公爵というのは基本的に王の子供に与えられる地位で、さらにその子供には適用されない。

 そうでもしないと公爵家が際限なく増えていく。

 かといって一般の貴族と同じように、最下級の一代貴族の位を与えるとなれば、王族から一気に最下級となるわけで、贅沢な暮らしになれた王族にはきついものがある。


 生活面だけではなく大きな不満を持てば、兄に成り代わってと考えるものも出てくるし、万が一王の身になにかあり、跡継ぎがいない場合は、王の兄弟が跡を継ぐ可能性もある。

 王の予備としての公爵家であるため、王に跡継ぎができ、予備が増える頃に古い公爵家は消え、新たなる公爵家が誕生するというわけだ。


 その公爵家生まれのため、長男でも跡は継げないし僕は三男坊であり、出来が悪ければまともな教育を受けさせてもらえない可能性だってある。 

 公爵家とはいえ予算が有り余るくらいあるわけではなく、平民になるための準備期間とも言えるので、逆に予算はどんどん絞られていく。


 優秀ならば金をかけて教育しても、一代貴族として仕官できればそれなりに採算は合うし、王族の血縁を求める他の貴族家に婿養子として迎えられる可能性もある。

 しかし無能であれば金を食うだけであるし、いくら血筋が良くても無能を当主に迎えれば家が傾く可能性すらある。

 そんな者を婿養子に迎える家などあるはずもない。


 だから僕は常に優秀さを見せつけねばならないし、今のところそれば成功していると言える。

 兄弟の中で七歳で精霊語の家庭教師がついたのは僕だけだし、他の貴族家や王族でもこの歳でとなるとほとんど前例がないらしい。

 もっと前でも良かったのではないかという声もあるほどだが、流石に七歳未満は前例がないとのことで、教師たちも絶対に大丈夫と太鼓判を押すのはためらわれたらしい。

 生徒の不始末は教師の責任でもあるし、子供というのは何がきっかけで爆発するかわからないため、七歳の誕生日まで慎重に見極めることとしたようだ。


「僕は精霊語を勉強したいです。魔法使いにはなれなくてもせめて精霊語のエキスパートになりたいのです」


 何故か僕は魔導書に魅せられていた。

 初めて魔導書が発する魔法を見たとき、言いようのない感動を覚えたのだ。

 こんなのテレビかゲームでしか見たことないと。

 それが現実に使えるのだ。

 興奮しないわけがない。

 この世界にテレビもゲームもないのに、僕はそんなことすら考えつかないほど興奮していた。

 そして今、その憧れを手にするための授業を受けることができるようになった。

 自分から諦めるようなことができるはずがない。


「よろしい。では、早速ですが精霊語の基本的な構造に関してお話します。精霊語とはいえ人間が理解することができるわけですから、その構成は人間語とほぼ同じ構造が含まれていると言っていいでしょう。

 もちろん精霊ですから人間が理解できない表現や構造があるかもしれません。それらの言葉は人間には理解不能であるため、精霊語の研究者以外には無縁の言葉となっています」


 先生は僕が理解しているか確認しながら言葉をつなぐ。


「主語述語、目的語修飾語など、これまでアルカイト様が習ってきた自国語と同じ基本構造が存在しています。また自国語と同じS(主語)O(目的語)V(動詞・述語)型を基本としますので、我が国の言葉は精霊語と親和性が高いと言えます」

「それは精霊語に合わせて、我が国の言葉が変化したのでしょうか? それとも単なる偶然でしょうか?」


「おそらく偶然でしょう。精霊語の歴史は人類の歴史に比べれば比較的浅く、せいぜい辿れるのは数百年と言われています。それに対しこの国に残されている古文書は千年を超えているものもあるとか。言葉はだいぶ変化していますが基本構造に大きな変化はないようです。ここから遠く離れた国ではSVO型の言語を使うところもあるようですし、ある程度精霊語に影響を受けることはあっても、言語の基本構造まで変化するということはないと思われます」


「なるほど。偶然とはいえ我が国の言葉がSOV型であることで、SVOが型の他国より有利な立場にあるということですね」

「その通りです。SOV型の自国と比べ、SVO型の国は意味を考えるとき語順を並べ替える必要がありますがこの国ではそのまま翻訳が可能です。まあ、この周辺で知られている国ではすべてがSOV型ですので、よほど遠くにでも行かない限り有利たり得ないでしょうけれど」


「精霊語はなぜSOVなのでしょう? 研究はされてはいるのですか?」


「自国語でも何故と説明できる人はいません。自然発生的にそうなったとしか言えないのです。ですが、Vが最後にあることにより、すべての情報が揃った後で精霊が行動できるためそうなっているという学説が有力です。例えば発火の魔法ですと【魔力を火に変換せよ】の意である精霊語が最小となります。これが【魔力を変換せよ火に】の順番だと、精霊は変換せよで行動を始めてしまいます。しかし変換せよでは何に変換するかわからず、【火に】は次の動詞への主語あるいは目的語とみなされ結局無意味な言葉となり、魔法は発動しません。魔法使いであればイメージで補完することができるかもしれませんが」


 つまり全部のデータが揃ってから命令を実行する。

 精霊にはそんな性質があるらしい。


「また精霊語には宣言文といわれるものがあり、これを利用して魔導書や魔導具を起動します。例えば先程の発火の魔法を起動するためのキーワードとして【発火を起動キーワードとする】【魔力を火に変換せよ】【起動キーワードを待て】の三文を魔導書に記載しておけば、【発火】のキーワードを唱えるたびに発火の魔法が起動されます。この並びをシーケンスといい、魔導書はこのシーケンスをたくさん並べたものになります」


 シーケンスか。なんかプログラムっぽいな。

 僕がそう思った途端、すべてが繋がった。


「……今って余生だった」



 個人授業というと皆様は何を思い浮かべますでしょうか?

 自分はもちろんフィンガー5です(笑)

 エッチなことを思い浮かべた方、あなたはエッチですw

 まあ、フィンガー5の歌っていた個人授業も、今思えば結構やばい歌詞を小学生に歌わせるという、ある意味羞恥プレイw

 今だとPTAかネットで叩かれそうですね。


 続けて第二話行きます。


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